銀杏杯感想②



今回は銀杏杯のベストスピーカー平澤さんの記事です!

 
こんにちはー。川口君に続いて銀杏杯の感想を書かせていただくことになりましたUTDS1年の平澤です。8月中にアップする約束だったのですが、期限ぎりぎりまで残してしまったレポートを必死でやっているうちに9月に入ってしまいました。ダメ人間ですね汗。すみません。

 私は今回戸塚くんとペアを組み、チームとしては1位ブレイクOct-finalist、個人としてはBest Speaker賞を受賞することができました!1位ブレイクとBest Speakerという結果を聞いた時は本当に嬉しくて飛び上がって喜びました!
 
1位ブレイクを果たした、ピラニアをとっつかまえる愉快な仲間たち!
GHQで評判になるほどの圧倒的な強さを見せていました!
 
自分としては大大大満足、いや満足なんてものではなく夢なんじゃないかと思わず疑ってしまうような結果でした。しかし、嬉しい気持ちと同じくらい悔しい気持ちがあるのもまた事実です。私にとって今大会最後の試合となった、Oct-finalのラウンドがどうしても忘れられません。なぜなら、チープな言い方になってしまいますが、自分がいかに未熟か、そしてこれまでいかに独りよがりなスピーチをしてきたのか痛感させられるラウンドとなったからです。THW ban the advertisement of junk foodというmotionだったのですが、ban系、特にjunk food に関するお題は何回かやったことがあったのでpreparationは比較的スムーズに進みました。スピーチも、自分としては出来がいいと思えるものでした。今回は実力の120%の力を出せたんじゃないか、これだけたくさんmatterを出したんだからvoteを貰えるはずだ、そんなことを考えながらORに戻りました。しかし、結果は私たちの負け。自分たちの名前が画面から消えていくのを茫然と見届けながら、「なんで?」という言葉だけが私の頭に浮かんできます。Rebuttalもうまくいったのに。Argumentも立っていたのに。なぜ?

ジャッジの方にリフレクを頂いて、納得したと同時に猛烈に反省しました。結局のところ、ラウンドが終わった後「うまくいった」「勝ったはずだ」などと思っていたあの傲慢な思考、それこそが最大の敗因だったのだということに気付かされたのです。というのも、私はこれまでの練習から導き出したanalysisに捕われすぎて、相手のargumentのコアな部分にengageしそびれてしまったからです。私はプレパの間、これまでやってきたラウンドを思い出しながら相手のargumentを予測し、それに対するプレリバやrebuttalを考えていました。そこまでは良かったのですが、相手が実際に出してきたargumentを勝手に自分の予測した枠組みに当てはめて考えてしまったのが一番の問題でした。デイベートは相手あってこそのもの。特に、memberは相手サイドのargumentに臨機応変に対応しなければなりません。それなのに、私は、予め考えたrebuttalを得意げに披露し、独りよがりなスピーチをして自己完結していました。
 
Oct-finalのことばかり書いてしまいましたが、予選ラウンドでも反省する点は多々ありました。まず、知識のなさ。予選の第三ラウンドは公務員のストライキに関するmotionや第四ラウンドのマニフェストに関するmotionでは、具体例を知らなさすぎてrealisticimpactが考えられなかったり浅いSQ分析しかできなかったりと苦労しました。また、他のチームのラウンドを見ていて、effectiveな具体例をまじえたスピーチは非常に説得力があるということに気付き、知識の大事さを思い知らされました。次に、立論力です。私はいつもプレパでパートナーの戸塚くんに頼りっきりで、本当に申し訳なかったです。コンスト力不足が、全般的にあまりいいreconstructionができなかった要因になっていたのではないかなと。ただ、若葉杯の頃reconstruction12分しかかけられなかったことを思うと、銀杏杯に向けた練習を通じてリーダーの足りないところを補おうと努力することはできるようになったのではないかと思います。
 
銀杏杯での反省を長々と書いてきましたが、これらの反省点を通じて一つ言えるのがただがむしゃらにデイベートしてるだけではダメなんだな、ということです。自分のダメなところとしっかり向き合ってそれを改善していくような練習をしていくことがこれからは必要なんだということを感じました。

 最後に、このような素晴らしい成長の機会を与えて下さったコミ・ジャッジの先輩方、どうもありがとうございました!そして、銀杏杯に向けた自主練にも何度も付き合っていただいて、本当にありがとうございました!今大会で学んだことを生かして、これからよりいっそう練習を頑張っていきたいと思います!

 

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