冬ADI報告 written by 浜田(^^)/
こんにちはー!りこにゃんです!(気に入ってきました)
今日はUTDSのエース!浜田源ちゃんの冬ADI感想文です!この名前のかっこよさヤバいですよね(。-_-。)
さぁUTDSからの唯一の参加者となったみなちゃんはどんな経験をしたのでしょう~~???
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こんにちは、浜田みなです。
2月12日から22日まで、韓国のChung Ang Universityで開かれたAsian Debate Institute略して冬ADIに参加してきました。帰国後すぐにりこからLINEがあってテンションが上がったのですが、ブログに載せる体験談のお願いでした(ー
ー;)まあでも、まるりこのお願いとあらば書かないわけにはいきませんね。
実は、わたしの今回のADIへの参加は去年の夏からずっと決めていたものでした。夏にもADIがあり、わたしは当初参加する予定だったのですが、2015年の夏に韓国で流行ったMERSに恐れをなして参加をlast minuteでキャンセルしてしまったのです。しかしUTDSのみんなは「ゆーて大丈夫っしょ!」と韓国に旅立ってしまい、帰省を終え東京に戻ったわたしを待ち受けていたのはFacebookに連日アップされるADI参加組のウェイウェイした写真や美味しそうな食べ物、レクチャーを受けたみんなのディベート意識の高い投稿、そして帰ってきてからの満足げな思い出話など……。正直めちゃくちゃ羨ましかったです。(ちなみにMERSはとっくにおさまっていたようです。)わたしは行かなかったことを激しく後悔し、冬のADIには必ずや参加しよう!と決めました。(冬ADIへの参加を可能にしてくれたHMD氏、感謝永遠にです。)
こんな経緯があって行ってきたわけですが、結果からいうと、行ってよかったと思っています。理由は挙げるときりがありませんが、中国・韓国の優秀なディベーターたちと出会い、同じクラスでディベートの練習ができたこと。アジアでも屈指のディベーターたちのレクチャーを聴けたこと。海外ディベーターとともに試合に放り込まれることで、国ごとのディベートの教え方の微妙な差異を感じられたこと。どれもわたしにとっては、ずっと国内にいたらあと一年かけても得られなかったであろう体験です。
今までわたしは、ディベートは試合に入ってからその時のひらめきでプレパして、即興で話せばいいや!と思っていて、それを楽しんでいた節がありました。もちろん即興ディベートならではの楽しさはそこからきてるのかな?と今も思いますが、やはり今回ADIで本当に思考スピードも知識量も圧倒的に上のディベーターたちの話を聞いて思ったことは、ある程度準備があったほうが限られた時間内で深い議論ができるし、その楽しさもあるということです。ディベーターたちがマターファイルをつくるのはこのためだったのだなあ、と今になってやっとわかりました。悟るのがちょっと遅かった感がありますが、これから少しずつ、知識面を補充していこうと決めました。
また、今回UTDSからの参加者がわたし一人ということに加え、言語が全くわからない国に行くのはこれが初めてということもあって当初少なからず不安だったのですが、以前参加したことのある同期のみんなや先輩方にいろいろと教えてもらい、他大の友だちが勇気付けてくれたおかげで参加することを決められました。感謝しています。
(あ、ちなみに。来年の一年生のために金銭面の話をすると、今回は参加費2万円のほか、航空券・生活費合わせて10万円くらいでした。航空券、ショッピングなどで工夫すればあと4〜5万削れます。行く価値ありありです。)
わたしの反省点はこれくらいにして、写真を交えてADIを振り返ってみたいと思います。
阿鼻叫喚でした。 |
次の日は開会式のようなことがあって、早めにゲストハウスに帰りました。
三日目はいよいろAssessment Debateです。ランダムに振り分けられた三人組で試合に入り、そこでのパフォーマンスをみて四日目からレベル別の Labに分けられ、授業が始まります。ここでは組む人を選べないのでかなりの確率で中国人・韓国人と組むことになり、初めての英語プレパに戸惑う声が後を絶ちませんでした。(わたしのチームが中国語でプレパをしたのは秘密。)
四日目、わたしは早稲田・慶応・一橋の友人たちとともにOmega Labに振り分けられました。
このメンバーで四日間レクチャーを受け、ADI最後の三日間はADI Tournamentという、習った成果を発揮しよう!という趣旨の大会があります。
わたしのLabの先生は Chanel ChanとJesus Falcisでした。Chanelは最初彼女が口を開いたのを聞いた時、(こんなにもFierceなディベーターは初めて出会った!この人がレクチャラーだったらこわいなあ)と思っていましたが、普段厳しいからこそたま〜に褒められるとめちゃくちゃ嬉しいという、アメと鞭の使い手でした。レクチャーも絶対眠くならないし、もっと知りたいと思わされます。さらに、彼女はファッショニスタなんです。毎日リップの色が微妙に違っていて、わたしは毎朝感嘆していました。もう一人のJesusはその名に似合わず(笑)、無神論者です。物腰が穏やかなのでChanelといいバランスを保っていて、でもたまにLGBTや宗教について語り出すと、きわどい発言を連発する面白い人です。二人とも本当に真剣に教えてくれました。(Omega Lab担当の使命感から、レクチャー期間の飲み会は一次会で切り上げていたそうです。後に自慢していました。)
ADITには、わたしはKDSの夏目かえとHit-Uの駒場くんとContrADIctionsというチーム名で参戦しました。ADITでは予選の4ラウンドのうち3勝すればブレイクが確実となります。1日目は二戦とも気持ち良く勝つことができて三人とも意気揚々だったのですが、二日目の1戦目で負けてしまい、ブレイクが危うい状態に。悶々としながらお昼ご飯を食べていたところ、次の対戦相手が会場にいないため、Swingとしてワールズ出場者が代打をするとの情報が入ってきて、三人とも戦意喪失一歩手前でした…囧rz 結局4戦目はTHW allow the buying and selling of citizenships. というmotionで大会convenerのJisu Leeたちとあたったのですが、必要性をアピールしまくりなんとか勝つことができてほっとしました。
ブレイクナイトはサムギョプサル(ハサミで切る焼肉)を食べたり、他のLabの人たちと喋ったりできて楽しかったです。Labの友だちや日本勢がどんどんブレイクしていたのもわたしとしては嬉しかったです。ContrADIctionsは全体で4番目?のブレイクを果たし、3勝だったものの、チームのスコアが高かったので非常に満足でした。チームの当初の目標がブレイクすることだったので。
すっかりうれしくなったわたしたちはブレイクラウンドで少なくとも一勝することを新たな目標にしたのですが、ブレイクラウンドはやはりそんなに易しくなく、Octoで敗退することとなりました。いけたかな?と思っていたら負けだったという前日の一戦目を彷彿とさせる負け方で、相手チームの話をきちんと聞いていなかったな、無意識の驕りがあったな、と気づいて恥ずかしくなりました。motion選びも間違えており、もっとチームメイトの言うことを聞いていれば…と申し訳ない気持ちでいっぱいでした。そのあと三人でお葬式ムードでサムゲタンを食べ、Semiから会場に戻りました。
それ以降は同じOmega LabのチームであるThree Tokyoites walk into a bar...をもっぱら応援していました。彼らは見事グランドファイナルまで行ったのですが、そこでもう一つのOmegaチームであるInvisible Pink Unicornに優勝を取られてしまいました。どちらのチームもtight proposalやPOIの投げ方など同じLabで四日間学んできたことを存分に発揮していて、見ていてとても爽快な気分でした。
ADIの振り返りはこのくらいです。LabやADITについて主に書きましたが、実際は毎日授業が終わってからみんなでソウル市内のレストランやお菓子屋さんに行ったり、韓国コスメや洋服を買ったりと旅行としてもソウルを満喫できました。結論としては、ADIはディベーターとして学ぶことが多い上に楽しい思い出がたくさんできる神イベントです。気軽に行ける距離ですし、来年の1年生にも全力でおすすめします。
最後に、お礼の言葉を少しだけ。
韓国に行く前から現地に着いてからも、UTDSのわたしを仲間に入れてくれたHit-Uの皆さん、ありがとうございました。おかげで心細さを感じることなくADIを楽しめました。他にもゲストハウスで仲良くしてくれたWAD,KDS,Sophiaの皆さんや、ADITに誘ってくれた駒場くんとかえにも本当に感謝しています。
青春写真ーーーー!!!(byりこにゃん) |
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