ADI 感想文 written by 塘内さん!

”さぁ今週もはじまりました。
同期マネに振られたショックで朝起きたら髪色変わっておりましたテンイチヲグラがお届けする、ogu10ナイトニッポン”

テーテレッレ♪テッテレレ テッテレ♪テッテレレ テッテレ テテッテレ テレッ♪

”早速コーナーの方参りましょう、『ぼくのわたしのADI』。
こちら韓国におけるディベート合宿・通称ADIのもろもろの感想を投稿してもらうコーナーとなっております。
さ、今日もお便りどしどしいただいておりまーす。まずはラジオネーム『ピッピボブ』さんのお便り。”
「ogu10さん、こんばんは」
”こんばんは”
「初投稿になりますが、せっかくの機会!感想文を書いてみました」
”ありがとうございまーす。
いやー懐かしいですよね。僕もはじめてお話させていただいたのがこの感想文のコーナーだったんですよ。それもこのADIのタイミングで。
おおっと、少し脱線してしまいましたねー。
それではさっそくお届けしましょう。『ピッピボブ』さんの作で、ADIの冒険奇譚です。どうぞ。”


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ご相伴に預かりました、1年の塘内です。さちこと呼ばれています。ピッピボブでもいいです。「ブレイクにすら手の届かなかった私が、感想文なんて書いていいのだろうかしかし、発言の場を頂けたのも、あるやうこそは」という心境で書きました。他の方々の名文には敵いませんが、私の率直な感想を徒然なるままに記します。帰省中により、レクチャーノートが手元にないため、私の頼りない記憶を駆使して書きます。いいかげんな部分もあると思いますが、ご了承ください(´-`

1 開始前
 ADIが始まる前日の午前中に韓国へ。仲の良い(と私は思っている)武さゆみ氏と観光。景福宮という有名な場所でチマチョゴリを着ました。ちんちくりんな私とは対照的に、さゆみ氏は韓流スターと見まごうほどの似合いっぷり
 こんな感じで、楽しくADI前夜を過ごしました。しかし、内心は自分の英語力への不安でいっぱいでした。

すげえ!着れるとこあるんだ。

2 ADI開始後(ディベートについて)
 初日はBPのレクチャーを3コマ受講しました。自分の好きなレクチャーを選べたので、私はPOIについてのレクチャーなどを受けました。少なくとも、私が行ったところのレクチャラーはわかりやすく喋ってくれたので、助かりました。しかし、途中で強烈な睡魔に奇襲されました。あろうことか、その奇襲に屈してしまい、3つめのレクチャーの記憶が一部ありません。
 2日目はラボ分け。京都大学のウッディ(日本人)とペアを組みました。美女コンテストと公務員のストライキのモーションでした。結果はα1。スピーチがMessyすぎてラボにすら入れてもらえないのでは(ラボに入れないとかは絶対ないです。ただの杞憂です。)と思っていたので、特段落ち込むことなく、むしろ、基礎から学ぶぞオと気持ちを新たにしました。
 レクチャラー、ラーとガブの下、いよいよラボ開始。海外の人はたった3人で、他は全員日本人でした。Opening, Closingでやるべきこと、POIの重要性についてだけでなく、モーション分析に役立つような、education, feminism, criminal justiceなどの説明もかなり詳細にしてくれました。たいていは一日の終わりにラウンド練がありました。レクチャーで学んだことをどれくらい活かせているか確認できました。レクチャー聞いている時は。「ふんふん、なるほどね。」と思っていても、実際やってみるとなると、なんと難しいことか。やってみらんとわからんもんだなぁと反省。
 ラボが終盤に差し掛かる頃、私はそわそわし始めました。周りのみんながトーナメントのペアを決め始めていたのです。このままでは皿の端っこに横たわるパセリのようにとり残されてしまうのではないか。焦燥に駆られた夜、ゲストハウスでしほちゃんとジミーに相談しました。相談の結果、ある人に声をかけてみたのですが、帰国するから大会に出られないと断られてしまいました。ベッドの上で「どうしよぉぉぉ」と悶絶する私をしほちゃん、ジミーが慰めて(からかって)くれました。その晩、床に入った私は、せっかく韓国まで来たのだから、海外の人と組むのも面白いかもしれないと思い直し、Vickyという同じラボの女性を心に決めました。Vickyshyだけど、話してみたらおもしろそうだなぁと思っていたのも一因です。ラボ最終日、Vickyに「Would you be my partner?」とプロポーズしました。Vickyは快くプロポーズを受けてくれました。そして、めでたく運命のパートナーが見つかったのです。

分かる。分かるよその困難。
やはり国境を越えてこそのADI。

 スリリングな(長くてごめんなさい)パートナー探しもつかの間、次の日からトーナメントが開幕。私の隙だらけのスピーチ、拙い英語のせいで、Vickyの足を引っ張ってしまいました。そんな時もVickyは「It’s okay」と慰めてくれたし、自分たちのスピーチのどこが足りなかったのか、一緒に考えてくれました。結果はダメダメでした。精一杯やったから悔いはなしと言いたいところですが、どうしてもっといいスピーチができなかったのかという気持ちの方が大きくて、モヤモヤしています。お互いに上手くなってまた会おうというVickyとの約束を次の目標にして、このモヤモヤを少しでも晴らせたらいいなと思います。
二年後に、Chung-ang Universityで!ドンッ!!


3 その他
 韓国ではとにかくたくさん食べました。ほぼ毎日赤い食べものでした。ご飯に行く中で、UTのみならず、他大の人とも仲良くなれたのは大きな収穫でした。夜中にジミーと「デブ活だ」と言いながら食べたカップラーメンや、ジミー・しほちゃんと深夜12時まで話し込みながら食べたかき氷(ソルビン)、美味しかったなぁ。ゲストハウスの7人で女子会をして、みんなの恋愛模様を聞けたのも興味深かったです。(提供できるネタあんまなくて申し訳なかった)最後のとどめで帰りの飛行機に乗り遅れたことも強烈な思い出。

陰ながら数々のエピソードに絡むジミー。
彼女はいったい何者なのか。


4 最後に

ADIでは、自分が目を背けたがっていた自分のスピーチの欠点を改めて突きつけられました。だから、楽しかった反面、悶々とした気持ちもあります。これを原動力にして上達へと踏み出す美しい理想的な言葉ですが、言うは易し。行うは難し。さちこの前には様々な困難が待ち構えています。どうぞ暖かく(時には厳しく!)見守ってください。

最後にラボメンツ。
道のりは長い。がんばれ、さちこ。まけるな、さちこ。


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”いやー、お送りしましたのは『ピッピボブ』さんによる軽妙洒脱なADI感想文。こちらもリスナーからの好評間違いないでしょうね。

まだまだ続きますテンイチヲグラのogu10ナイトニッポン。
CMのあとは次のお便り参りましょう......”

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