はじめまして、2021年度部長・ブログ更新担当に就任しました澤崎です。
UTDSブログの更新を心待ちにしてくださった読者の皆さま、半年以上新しい投稿をストップしてしまい申し訳ございません。ようやくですが、今日から更新を再開していきます!
今回は5月に開催されたElizabeth Cupについての報告記事です。今年もオンライン開催となったため写真はありません。では、以下ご覧ください。
チーム紹介
今年はUTDSからなんと29チームが出場しました!7チームだった昨年と比べて多くの新入生がディベートに興味を持ってくれたようで喜ばしい限りです。また、2年生からディベートを始めた方も何人かいます。UTDSは上級生の入部も歓迎しています。
あまりにチーム数が多かったので、チーム名には元素の名前を採用しました。どうやら好評だったようです。
Tokyo水素 | Ryo Hashimoto* | Shinnosuke Mizuno* |
Tokyoヘリウム | Rina Kajitani*$ | Yuichi Masaoka* |
Tokyoリチウム | Hiromu Takimoto* | Kaede Hirata* |
Tokyoベリリウム | Soya Kato* | Haruki Kobori* |
Tokyoホウ素 | Haruka Sawazaki*$ | Melora Yang* |
Tokyo炭素 | Asahi Nakano*$ | Binze Han* |
Tokyo窒素 | Kei Yasoda | Kazuki Nishimoto*$ |
Tokyo酸素 | Takeshi Matusda | Kenichi Akutsu* |
Tokyoフッ素 | Koki Hirano*$ | Wakana Kiyoshi* |
Tokyoネオン | Becca Tian* | Sumire Nagao* |
Tokyoナトリウム | Nasa Tsuchiya*$ | Yuki Ito* |
Tokyoマグネシウム | Shaoang Ma*$ | Pang Junwen* |
Tokyoアルミニウム | Ryosuke Yoshida | Mana Miyawaki* |
Tokyoケイ素 | Cho Ekiju | Rin Gonoi* |
Tokyoリン | Atsuki Ito | Nanako Kudo* |
Tokyo硫黄 | Koki Yoshioka | Toshiki Aizawa* |
Tokyo塩素 | Rei Toyama | Tomoya Fujimaru* |
Tokyo アルゴン | Kana Ishikawa | Yuki Saito* |
Tokyoカリウム | Yotaro Nada | Yoshiki Yahata* |
Tokyoカルシウム | Fumina Inoue | Emi Negita* |
Tokyoスカンジウム | Kazuho Fukuyama | Shunnosuke Natsume* |
Tokyo チタン | Yasuaki Ishiwata | Shinya Yamaguchi* |
Tokyoバナジウム | Sotaro Hasuike | Naoki Yamaguchi* |
Tokyoクロム | Kodai Matsumura | Ozan Ishii* |
Tokyo マンガン | Moegi Matsuo | Kanako Endo* |
Tokyo鉄 | Daiki Miura | Jo Watanabe* |
Tokyoコバルト | Asano Kotaro | Soga Shigemura* |
Tokyoニッケル | Mina Hamada | Yoko Miyoshi* |
Tokyo銅 | Katsuyuki Yamamoto | Kento Hashimoto* |
*:ルーキー
$:ルーキー基準を満たすもののルーキープライズを辞退
ジャッジ紹介
以下の方々にジャッジとして出場していただきました、ありがとうございます!
Yuki Kasagawaさん
Shuntaro Komiyamaさん
Takayuki Watanabeさん
大会結果
Best Teams
[2nd Best Team]
Tokyo ニッケル(Mina Hamada, Yoko Miyoshi)
[3rd Best Team]
Tokyo アルミニウム(Ryosuke Yoshida, Mana Miyawaki)
[4th Best Team]
Tokyo ヘリウム(Rina Kajitani, Yuichi Masaoka)
[5th Best Team]
Tokyo ホウ素(Haruka Sawazaki, Melora Yang)
[10th Best Team]
Tokyo マグネシウム(Shaong Ma, Pang Junwen)
Best Speakers
[The Best Speaker]
Mina Hamada
[2nd Best Speaker]
Rina Kajitani
[6th Best Speaker]
Haruka Sawazaki
[6th Best Speaker]
Ryosuke Yoshida
[8th Best Speaker]
Rei Toyama
[10th Best Speaker]
Shaoang Ma
Rookie Best Speakers
[4th Rookie Best Speaker]
Shunnosuke Natsume
[4th Rookie Best Speaker]
Mana Miyawaki
[6th Rookie Best Speaker]
Yoko Miyoshi
[6th Rookie Best Speaker]
Yuki Saito
感想
今大会の感想は新入生の宮脇さんに書いていただきました、ディベートを始めた理由や大会までの準備についても詳しく書いてあり、必見です!それでは、どうぞ〜
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こんにちは!UTDS1年の宮脇愛です。憧れの東大に合格した喜びもつかの間、日々溜まっていく課題やオンデマンド授業をどうしようかとかなり悩んでおります。そして気づいたら6月。Sセメも半分終わってしまいました。この調子だとあっという間に大学生活が終わってしまいますね。大学生の自分に(サークルなりバイトなり)何ができるか日々模索中なので、学生生活について何かアドバイスがあればぜひお願いします。
前置きはさておき、今回縁あって5/16に行われたエリザベス杯についての感想を書かせていただくことになりました。まず、そもそもなぜ私がUTDSでディベートをすることになったのか、そしてなぜ今回エリザベス杯に出ようと思ったかについて書いていきたいと思います。
①ディベートを始めた理由と今回の出場理由
まず、私はいわゆる帰国子女ではなく、多くの日本人がそうであるように中学1年生からまともな英語教育を受け始めました。当時英語教室にも通い始めたのもあってか、教科の枠を超えて英語にハマっていき(というのは言い過ぎかもしれませんが)、英検やIELTSを受けたり、英語に関係する課外活動に積極的に参加したりするなどしてきました。
日本語で討論をするのは好きかつ得意でしたが、通っていた中高どちらにも弁論部や英語ディベート部のような部活はありませんでした。ただ、高校では授業内に英語のディベートやディスカッションが日常的に行われていたため、普通の高校生よりも英語を使ってきたと思います。
高校3年生になると、さすがに受験勉強に専念する必要があったため、受験と直接関係ない、もしくは必要ない英語学習(スピーキングや難解な語彙など)はやめざるを得ませんでした。それどころか、英語は得意教科だったため、「 これ以上勉強したところで点数は上がんないよね!!」と、学校の授業以外ではほとんど勉強しませんでした。
結果として、入試では英語を武器に合格を勝ち取ることができたのですが、大学の授業が始まると、英語で思考したり、流暢に話したりするといった、中高6年間で私が培ってきた能力がどこかに消えてしまったことに気づきました。((さすがにこれはヤバイぞ、、、))と焦った私は、サークルの紹介冊子で英語関係のサークルを探し、UTDSに出会うことができました。めでたしめでたし。焦りに焦りまくっていた私は、とりあえず何かしないとと思い、迷わずエリザベス杯への出場を決めました。
②大会までの準備
出場するペアがまだ確定していなかった頃、UTDSのLINEグルで「これ、大学から始めた人がメインで出る大会なので、あんまりハードル高く感じず参加してね~運のいい人は3年生以上のすごい先輩からも学べるよ!!!」「運要素を強めたくはないので、その場合は『 3年生以上のすごい先輩から学びたい』と書いてください、組みたい人の希望(学年や性別など)の希望がある場合、フォームに書くか個人的に伝えてくだされば対応します」という文面が流れてきました。(原文ママ) 焦っていた私はやはり先輩に個チャで「3年生のすごい先輩から学びたいです」と伝え、すごい先輩である遼介先輩と組むことになりました。
遼介先輩とはzoomでアイスブレイクとプラニングを行い、スピ練や東大のラウンド練を何度か行いました。当時の私は(というか今もですが)自力でプレパをして7分間話すという実力がなかったため、プレパの段階でだいぶサポートをしてもらいました。20分間あるプレパ時間のうち、最初の2分は個人で考えるのですが、私がざっくりしたargumentをたてるので終わってしまうのに対し、遼介先輩は細かく論を詰めており、感動しました。また、毎回の練習で初見の単語が複数個あり、自分のこのままの語彙力だとまともにディベートをやっていけないんじゃないかと不安になりました。自分のポンコツさが浮き彫りになりましたが、練習や雑談はとても楽しく、組むのがこの先輩で本当に良かったと練習毎に感じていました。
③大会当日
4ラウンドのうち1ラウンド目は試合がお休みだったため、遼介先輩がジャッジをしている間私は他のチームの試合の見学をしていました。優勝候補といわれていたチームのディベートは圧巻で、こんな感じにつよつよなチームが相手になったら大丈夫かな?いや私のペアはすごい先輩だから大丈夫だろう、と頭の中でぐるぐる考えていました。
結局それは杞憂で、2〜4ラウンドのすべてで勝つことができました。(すごい先輩のおかげ!!)しかし、お題は難しいものが多く、英検1級のライティングがネイティブの幼稚園児、小学生にとって難しいものであるのと同じように、英語さえできれば何とかなるっていうものでもないのだと痛感しました。例えばR4のTHBT religious leaders should NOT endorse candidates for political office なんかは、日本人が無宗教だといわれている中で日頃から世界の情勢に目を向けていないと具体例をargumentに取り込みにくく、説得力のある論を展開するのが難しくなってしまうと思います。(遼介先輩は英語自体の巧拙以外の面でのサポートも素晴らしく、お題の難しさに困ることはなかったんですけどね笑)
結果としては、私たちのチームが全体で3位、ルーキープライズで私が4位入賞、遼介先輩がスピーカープライズで6位入賞となりました。すごい先輩のおかげ!!(2回目)
④エリザベス杯を終えて
エリザベス杯に出場するまでの練習などの過程も含め、自分の相対的な立ち位置が分かる良い経験になりました。今後に関して、大学のサークルの性質上、中高とは違い練習の頻度は自身の選択に委ねられているわけで、サボろうと思えばいくらでもサボることができるし、逆に頑張ろうと思えば他大学の練習に参加するなどいくらでも練習をすることができます。この文章を執筆している時点で出場の決まっている大会はWakaba Cupのみですが、自分がディベーターとしてどうなりたいか、大会でどの程度結果を残したいか、など、もう少ししっかり考えていきたいです。
最後に、今回組んでくださった遼介先輩、寄稿の機会をくださった澤崎先輩、本当にありがとうございました!
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Elizabeth Cupについては以上となります!宮脇さん、ありがとうございました!
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