Icho Cup 2020 感想&報告
UTDSブログ愛読者の皆様、お久しぶりですブログ担当兼部長の澤崎です。しばらくbloggerにログインができない状態が続いており、数ヶ月の間ブログ投稿をできていませんでした。ようやくログインに成功しましたので、これから数日かけて溜まっていた原稿を一挙放出していきます!
ということでまずは8月にUTDSが主催しました銀杏杯の報告記事です。
大会結果
Team Prize
[Open Semi Finalist]
HEnDA reunion (Yuki Saito, Kento Hashimoto)
[Open Quarter Finalist]
かえですみれ (Kaede Hirata, Sumire Nagao)
[Novice Semi Finalist]
KGY big b!rd (Shunnosuke Natsume, Yoko Miyoshi)
[Novice Quarter Finalist]
ドスカワモレス (Sosuke Okuno, Kento Hiraishi)
Speaker Prize
[4th Open Best Speaker]
[Best Novice Speaker]
Yuki Saito
[5th Open Best Speaker]
[2nd Novice Best Speaker]
Kaede Hirata
[8th Open Best Speaker]
[4th Novice Best Speaker]
Kento Hashimoto
[8th Novice Best speaker]
Sumire Nagao
Adjudicator Prize
[3rd Best Adjudicator]
Mayu Arimoto
[5th Best Adjudicator]
Koki Yoshioka
[Breaking Adjudicator]
Jinnai Kaishou
Mizuki Arita
Koki Yoshioka
Matsuo Moegi
Shuntaro Konomiya
Rei Toyama
Cho Ekiju
Mayu Arimoto
Kotaro Asano
Haruka Sawazaki
Adjudicator Core
[Deputy Chief Adjudicator]
Haruka Sawazaki
Organizing Committee
Asahi Nakano
Takeshi Matsuda
Nasa Tsuchiya
Shaoang Ma
Haruka Sawazaki
感想
今回は見事Semi Finalistとなった齋藤(Snow)さんに感想文を書いていただきました!
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はじめまして、UTDS1年の齋藤 優季です。12th Icho cupのブログを書くよう仰せつかい、筆を取らせて頂きました。駄作で恐縮ですが、是非ご一読いただたければ幸いです。
(めちゃ遅くなってしまいすみません)
チーム紹介
はじめにチームの自己紹介を軽く書かせて頂きます。
私は中高で主に準備型ディベート(ディベート甲子園やHEnDA)をやってきて、大学でもディベートを続けています。パーラも暇な時期に取り組んでましたが、目ぼしい結果は残せず、Novice扱いという感じです。
パートナーの橋本研人君は、英語の準備型出身の方で同じくNovice扱いです。チームとしても、もちろんNovice扱いです。
実は、研人君とは、高校のアカデの全国準決勝で当たっています(負けた)。
高校の時のライバルと大学でチーム組むってなんかエモくないですか?
そういうわけでチーム名はすんなり決まりました(HEnDA reunion)。チーム名決めるの下手なので、これは安心しました。
本題に入ります。
大会まで
チーム結成が、試験のすぐ前ということもあり、あまり多くは練習できませんでした(言い訳)。一応、顔合わせ的な感じでプレパ練だけ行って、アイデア出しの仕方とロールの割り振りを行いました。
試験後、いざ練習というわけですが、恐ろしく下手でした。自分でもびっくりするくらいケースは思いつかない、英語も出てこないで、ボロ負け。
継続的な練習の大切さを実感しました。ただ、舌の根も乾かぬうちに、忙しさにかまけて1週間以上練習をサボってしまい、もうどうしようもないですね。
対面練があった辺りから少しずつ練習をしていきますが、微妙に息が合わなかったです。特に、オンラインの練習では反論のアイデアの共有などが難しく、きっと本番は集まってやろうという淡い期待を持ちながら、最後の練習を終えました。ちなみに、チーム結成から6試合前後しかしてませんが、勝率5割。
2勝上位でNovice breakなので、そこはなんとかなるかなという思いで大会を迎えることとなりました。
大会中
さて、論題と使ったケースの話をしていきます。
執筆時点で1ヶ月以上経っているので、記憶が不確かなところもありますが、ご容赦を。
(センスのないケースだと思っても温かい気持ちで見守ってください、反論等あれば、気軽にご連絡ください)
Round1
Opp. win vs Nagoya-1(Nagoya)
motion: THW require schools to provide sex education
実はプレパ練でやってました。過去問ですね(Icho cup、2013 R4)。
議論としては、LOでは、1:宗教教育の自由として認められるべき、2:education will not be accessibleを出しました。
1はLOの段階から立ってる気がしてなかったです。進化論の代わりに創造論受けてるよねみたいなアナロジー投げましたがよくわかんないです。
2のロジックとしては、性教育が許されない程extremeな社会で性教育を無理矢理行わせることは、教育機関全体に対するbacklushが起こる。特に親が子供を学校に通わせなくする可能性があるという話です。
Round2
Gov. win vs ドスワカモレス(UTDS)
motion: THW allow terminally ill patients to take medicines that haven't completed clinical testing
プレパしてる時にオポきつくねって話してました。終末期だし。
定義でallowなので、強制じゃありませんって話をして、選べますって話を一応念押ししました。
ケースとしては、saving terminal patients の話をしてました(これしか思いつかなかった)。具体的には、APで治験の代わりになって新薬開発が進む、インパクトでは、特に終末期患者は取らなくてはいけないリスクが少ない上に、新薬開発を待つ時間もないって分析を詰めてました。
あと、プレリバで動物で治験しても人間とは全然違う!(e.g. ペニシリン)って投げてました。これに関してはあんまり刺さってない上に、この話は動物治験までスキップすることを含意してますが、それはマズイのではというご指摘をジャッジに頂きました。
Opp.から来た話は基本的に1:同意してる、2:失うリスクが絶対的に少ないで返していました。
サイド的にガバ有利だったのかな、という感はあります。
Round3
Gov. win vs KGY big b!rd(UTDS)
motion: Assuming feasibility, THW erase society's memory and evidence of the criminal past of former convicts after their release from prison.
予選では1番競った試合でした。
ケースはprotect released criminalsって話をしてました。
仕事得られない、信用得られないっていう話を現状の問題点として分析しました。難しかったのはインパクトです。主に三つ話して、1:犯罪に対する刑罰は裁判で決められるから刑期終えて差別するのはover punishmentでは、2:社会復帰を妨げている、3:社会復帰を妨げるのは、再犯を引き起こして社会にとっても悪い という話をしました。
Opp.からは再犯がマズイという話で性犯罪を行った教師の職場復帰の話を例で挙げられました。反論が思いつかなかったので、社会で孤立させて別の場所で性犯罪をするでゴリ押してました。
何を血迷ったか、プリの比較で再犯しても、それはstateのrehabilitationのfailureだから犯罪者にスティグマつける理由にはならないって話してました。
Round4
Opp. win vs かえですみれ(UTDS)
motion: THBT super-aging society should prioritize the influx of immigrants rather than incentivizing their citizens to give birth.
何か気づきませんか、、
そうです、3度目のUT対決です。部内大会かと思うくらい当たりますね。
サークル内での対決(特に予選最後)は嫌なものです。ただ、どちらも3勝同士なので、少し気が楽でした。
市民と移民の摩擦のケースと女性の権利侵害って話をしました。
前者は言語的・文化的摩擦や仕事をとられることによる摩擦について、後者は高齢化社会の原因が女性の権利が認められていないことによるって話をしました。相手のケースへのengageは移民もunsustainableだし、融和するの難しいなどしてました。
Break Announcement
パートナーと一緒にブレイク発表聞くかと思って連絡したものの、連絡つかず結局一人で確認しました。ジャッジの方への批判とかでは全くないのですが、最後のラウンドは勝ってると思ってたので、若干のモヤモヤ感を残しての1日目です。
余談ですが、UTからブレイクしたのは自分たちのチーム除いて予選で当たった3チームだけでした。手強いなと思っていたので、納得感はありますが、なかなか珍しいことではないですかね。
そして2日目です。既に書きましたが、パーラはダメダメで2日大会でのブレイク経験が初めてなので、不思議な感じ。
朝から雨で残念。おまけに同じ区の近くの場所で洪水警報(と避難勧告)が出ていて、朝から避難勧告出てもディベートすべきか悩んでました。
OF
1-0 Gov. win vs 『ちぎっても雑紙は雑紙です』(Sophia)
motion: Assuming feasibility, THW erase the sense of fear from soldiers
見た瞬間にムズって思いました。プリ的にsense of fearが大事って話をすべきなんだろうけど、プリ立てるの苦手なんだよなぁと。
仕方ないので、プリを少し立てつつ、終戦が遅れることで、被害が拡大するというケースをメインで立てました。例としてあげたシナリオは1:99%負けそうな状況でと降伏することを考えなくなる、2:指揮官もリスクを考えずに無謀な作戦を考えるです。
ただ、振り返ると恐怖心とのリンクが遠かったので、メカニズムが詰まってなかったと思います。
ブレイクラウンドでフィードバックを貰い忘れたので、細かい評価はわからないです、、
Quarterfinals
2-1 Opp. win vs Titech A(Titech) 2-1
motion: THBT multinational corporations operating in developing nations should be compelled to follow the strict environmental standards of western liberal democracies
やってて楽しかった論題です。
ケースとしては、1:MNCs will leave from developing countries、2:Working environment will be worsenを立てました。
ガバはMNCsが途上国の環境壊してるって話をされたので、LOからの反論は、1:長期的に利益を得続けたいMNCsは環境に配慮するインセンティヴを持つ。2:MNCsは途上国の環境壊すと、国際社会からの批判を受けるからできない。3:地方企業がガバの世界でも環境を壊すから解決しない。
1個目の話が結構争点になりました。オポからは配達コストがかかる途上国で生産するインセンティブはないし、あっても市場競争で負けるでしょって言ったのですが、冷静に考えると怪しいですよね
大企業の方が
思いついたケースを全部突っ込みたくなるんですよね、この論題でも顕著で先輩から色々言ってたけど、〇〇だけでいいよって言われて
おそらく思いついたケースでどれが強いか判断する能力が欠如しているからでしょう。割と致命的なので、何とかしたいです。
Semifinals
5-0 Gov. lose vs eelers(AIU)
motion: THBT femvertising does more harm than good for feminist movements.
Info Slide: "Femvertising" is a type of advertising that employs pro-female talents, messages and imagery to empower women and girls.
見た瞬間にもうダメだと思いました。こういうジャンルのモーションは昔から苦手です。クリアなハームが見つからなかったので、セットアップでfemvertisingに割くリソースを他の有用な方法に使えれば勝ちというフレームを出してスピーチしました。このセットアップの評価自体は様々でしたが、やはり評価してもらうためには、femvertisingに莫大なリソースが使われている分析が必要でした。純粋にマターが全然出なくてたのが真の原因ですが。
また余談ですが、基本トーナメントで勝つ時はスプリット負ける時はユノニマスという癖が昔からあります。
過去には決勝で7ー0で負けたことも。。
個人的には、グラファイの論題が楽しそうだったのでやってみたかったですが、負けたので。。
以上、使ったケースの概観でした。相手のケースと細かい判定理由とかがあやふやですみません、、
大会後
大会前、大会中と来たので、大会後の項目を作りましたが、特に書くことはなく、マーベルの宣伝をして締めます。
大会後に打ち上げで映画ブラックウィドウを鑑賞したのですが、なかなか良かったです。マーベルシリーズは凄い数の映画があるのでコンプリートするのは大変ですが、ゆるりと見ていきたいところです。
最後となりましたが、UTの先輩をはじめとする運営の皆様(特に何度もジャッジして頂いたS先輩)、練習試合やプレパ練にお付き合い頂いたディベーターの皆様、そして何より一緒に組んでくれた研人、ありがとうございました。
それでは、皆様、良いディベートライフを。
齋藤
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Icho Cupについては以上となります!齋藤さん、ありがとうございました!
コメント
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