紅葉杯感想

こんにちは。1年の林香菜子です。
今回初めてブログに記事を書かせていただくことになりました。
大会当日のことを中心に紅葉杯の感想を書かせていただきます。
 
ボンキナこと林先生。馬。
 
富永先輩、下松先輩の素晴らしい感想の後に、一体何を書けば良いのかと困りましたが、1年目線から見た大会、という感じで書かせていただこうと思います。

紅葉杯は銀杏杯に続く一年生のためのブレイク制の大会で、今年は一年生大会としては珍しくブレイクナイトがありました。
関西まで行って二日目はディベートをせずに帰る、というのも切ないので、私はブレイクを目標にしていました。

紅葉杯を意識して練習するようになったのは、UTAとして出る、ということを知ってからです。銀杏杯ではUTAがグラファイに行っていたこともあり、チーム名の重みが違う気がして。UTAの名前で出るからには結果を出さないといけないな、などと思っていました。

しかし私は銀杏杯が終わった頃にようやく、そろそろ本気で頑張らないとまずいのでは、と思い始めるというマイペースぶりでした。そんな中、一人でargumentもまともに立てられない破滅的な状態から私を救ってくださったのは、夏休みの練習での先輩方のレクチャーやアドバイスでした。

そんな感じだったので、今回の自分の中での目標は、基本に忠実に(特にモーションが長くて難しい時)ということでした。私はリーダーだったので、govだったらちゃんとmotionを肯定しにいく、そのために特にexclusivitynecessityを意識的に考えるようにしました。oppなら相手のどこにopposeするか考えながら、なるべくharmまで落とそう、と思っていました。本来なら当たり前に出来て然るべきことだとは思いますが、私はまずこれをしっかりやることだけに集中することにしました。

(あと、とりあえずドヤ顔でスピーチする、という目標も二人で立てたのですが、こちらはあまり達成できず。笑)
 
いえーい。(写真右が林女史)

大会当日。雨の中、京都大学に到着。とにかく寒い。
初日は4ラウンド行われました。
一番覚えているのはR3です。

THW decriminalize murder for the sake of cannibalism under emergency circumstances (such as drift, blizzard, heavy natural disaster)

というモーションで、私たちはgovでした。PMから意味不明なcriteriaを出してしまい、PMRで自分のcriteriaを守ることが辛かったです。
二人で負けを確信していました。
ところが結果は21のスプリットで勝ち。

その後RFDをめぐりチェアと相手チームでディベートが行われていました

なんとか3勝+クローズラウンドで1日目を終えた私たちはブレイクナイトへ。

しかしパートナーのゆか氏はブレイクナイトに行かずにホテルに帰る、というすさまじくrationalchoiceをしたので、私は一人寂しくブレイクナイトに参加しました(笑)

結果は6位ブレイク。
ひとまずブレイクできて安心しました。
それと同時に、本当の勝負は明日なんだ、と思うと気が引き締まりました。

その後、ホテルに戻りすぐに就寝、ということにはならず。笑
山岸氏阿藤氏は真面目にプレパしていました。

その横でゆか氏と私は下らない話したり、UTBの馬淵氏とブレイクラウンドの対戦表を予想して、どうすればUTAUTBのグラファイが実現するかという戦略を立てたりしましたwww。(今思うとこれが実現してしまったので逆に怖いですね)

とりあえず飯。
 午前1時過ぎ、そろそろ寝ようということで部屋に帰りました。ところが部屋の鍵が閉まっているという事件が。閉め出された私とゆか氏は隣の部屋の空いている一つのベットに二人で寝るというまさかの展開に(笑)。
 

色々あって二日目です。

幸いプレオクトが免除だったので、ゆか氏は睡眠をとり、私はプレパしつつオクトの対戦相手を見に行きました。

そしてOct final。私たちの長くて苦しい戦いが始まります。
私たちはoppでしたが、PMRから相手のcharacterが分かり、終わった後は二人で相手のcharacterが立ってたらどうしよう、と言っていました。結果はなんとか勝ちました。

次はQuarter final。まoppでした。
結果はスプリットで勝ちでした。人によっては私たちの言ったharmが全くとってもらえなかったらしく、危なかったです。

それかSemi finalまたまたoppでした。いつも通りクオリティーが異様に高くて、異様に怖いモーションムービーが流れます。

モーションは

Assume that a technology enables individuals to be sent to a virtual world. (It is like a crazily advanced videogame.) There, individuals can experience whatever it was programmed by the computer. It is basically same as the ordinary world in a sense they feel pain, emotions, and can even die. All of the memory in the virtual world remains, but they will not be physically hurt in the real life. (ex. even if they were killed in the virtual world, they will not die in the real world.) THW make convicted criminals experience how his/her victim(s) was/were damaged.

!!!

長いです!とにかく長いです。長さが皆さんにも伝わるようにここに書きました。
私は馬鹿正直に全部写してしまい、貴重なプレパ時間3分とプレパ用紙の3分の1はモーションで失いました。

見慣れないモーションを前にoppなに言おう、と考えるのに必死で相手の言うことなど殆ど考えられず。しかも、「政府としてviolenceは認めてはいけない」というharmもなければモーションとのつながりもあまりない話をしてしまいました。戦略ミスだったな、というのが正直なところです。私たちの紅葉杯は終わったな、というムードでした。


そしてセミファイの結果発表。
UTBがグラファイ進出!さすがです。
そしたらなんとUTAの名前が。グラファイ進出!???え??

使いまわし。おそらく来年も使う画像。

グラファイは二日目初のgovでした。結果的には勝ちましたが、ご覧になった方は分かると思いますが、あの様です。

モーションは

THW criminalize NGOs that bribed regional armed groups in order to guarantee their safety.

私は11分のスピーチの中で結局 It's against the fundamental principle of NGO.しか言っていませんでした。はい。
ごちゃったグラファイにしてしまいすみませんでした(´・ω・`)

最後に、私は紅葉杯に行く前に、後悔だけはしないように、大会を楽しもう、という目標も立てていました。

振り返って見ると、今の自分に出来ることはやれた気がするので、反省は山のようにありますが、後悔はしていません(勝ったから、とかではなく)。

後悔も反省もしない林先生。マジ馬。
青木「一番上の馬画像使っていい?」
林「こっち↑の方が馬っぽくないですか?」

それから、楽しくディベート出来たのは幸せだったと思います。
二日目は、絶対に勝たないと、というプレッシャーもなかった上に(?)、大勢の人の前で話すときも、スピーチには影響しない位の程よい緊張を味わえて良かったな、と思います。
予想外のスピーカープライズもいただけて、嬉しいというより驚きです。スピーカープライズなんて一生もらえないと思っていましたが、私のスピーチも少しは伝わったのかな、と。
努力は方向性を間違えずに量をこなせば報われるのではないか、と思いました。

でもこれらは本当にパートナーのゆか氏のお陰です。神リバッタルと私の穴をしっかり埋めてくれて、本当に助けられました。

私たちは運と相性と友情では誰にも負けなかったと思います。

本当にありがとう。
おめでとう!!!

今度こそ最後に、紅葉杯に関わって下さった全ての方々、UTDSの先輩方、特にコーチ制で徹底的に教えて下さった先輩方、そして一年生のみんな、本当にありがとうございました!

上手くまとまらなくて無駄に長くなってしまいました。すみません。

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