NEAO感想文

 こんにちは。 UTDS2年の倉内です。巷ではぴーたーと呼ばれたりもしています。以後お見知り置きください!
徒然なるままに書いていたら結構長文になってしまった気がします。まとまりのない文章で申し訳ありません。お暇があれば読んでみてください。

大森に引き続き、UTDSの立役者倉内です
1.何を書こう 今回ブログ担当の青木からオファーがあってNEAOの感想文を書かせてもらうことになりました。みなさんご存知のようにNEAOではとづぴらこと戸塚平澤がChampionになっていて本当に僕でいいのだろうかと思ったんですが、彼らは前にも書いているしこれから書く機会もあるだろうということで最終的に引き受けました。彼らの感想文を期待していたみなさんすみません笑
僕が自己満の感想文を書くだけでもいいんですが、せっかくこういう機会をもらったわけですし、数人でもいいから影響を与えるというか助けになるというかそんな僕にしか書けない感想文を書きたいと思いました。そこで僕のuniquenessを考えてみたんですが、なかなかありません笑 ディベートが特別うまいわけでもないし特別努力家なわけでもないし特徴的なスピーチをするわけでもないし...。

銀杏杯ではTD、その他の大会でもTabとして活躍する倉内

何とか絞り出したのは多分これまで活躍しなかったことではないかとw 1年生の時はプライズやブレイクには程遠く、speaker prizeなんか夢のまた夢。別にそんな人はたくさんいるのかもしれませんが、少なくともいつもUTの感想文を書いているような人は、一年生の頃から銀杏杯やら紅葉杯やらBP Noviceやらでブレイクっていう感覚を知ってる人がmajorityで、言うなればディベート界のエリートコースを歩んでる人たち、僕にはそんな風に見えてました。
だからと言ってすごいことを書けるわけではないです。ただ、1年生大会も終わってしまったこの時期、おそらく1年生(UTでも他大でも)の中にも成果が出ないことを原因の一つにディベートを続けようか迷っている人も少なくないのかなと思うので、特にそんな人たちに続けてればいいこともあるよっていうことを伝える文章になれば幸いです。
では、前置きはこれくらいにして。

2.振り返ると 僕がブレイクやプライズと程遠いディベートライフを1年間超送ってきた話はしましたが、やっぱ負のスパイラルに陥るんですよね。言い訳みたいですけど。特に1年生の時は、周りがNoviceで先輩と組んでどんどん上手くなっている中(僕は去年のNoviceは出てません。けいやとshadowしてましたけど笑)、Closingなんか少しもできなかったしどんどん離されている感じがして、練習で5号間にいく足取りが重くなったり自主練の募集もメーリスに流れてくるけど自分が行ったらいけないんじゃないかっていう気がしたり。そんなこと言ってるうちに周りはさらに上手くなってく。1年生の11月12月はそんな時期でした。

そんな時期の倉内と役にたたない青木
少し光が差したのはMDO。パートナーはにいたにとぴーえま(二井谷田島)で、二人とも僕より明らかに活躍してる人たちで、「これはやばい、練習しないと」と。この頃(1月頃)初めて自主練というものに行った気がします笑 皆さんご存知のように2人ともとても良い人だったので楽しくディベートできました。MDOの結果は散々だったけど行ってよかったです。MDOが終わってからの自主練にも軽い気持ちで行けるようになりました笑
この時期からは国内海外を問わずとりあえずいろいろ大会に出ることにして、MDOの2、3日後だったICUTにも急遽出たし、日本人がUTの2チームしかいなかったSMU Hammersっていうシンガポールの大会に出たりもしました。2年生に入ってからはNEAOまでで6つくらい大会に出ましたが全部思い出深いです。

MDOにて。写真は例の彼撮影。
初めて結果という結果が出たのは春Tでした。8枠のルーキーブレイクに8th breakでぎりぎり入り、Rookie Semi-Finalistになりました。寝坊して超焦ったのは今では笑い話です(笑えない)。なんだルーキーかと思われるかもしれませんが、初めてブレイクラウンドの緊張感を味わったし、初めてブレイクラウンドで勝ったし、初めての賞状だったし初めての花をもらったしで、僕にとっては超嬉しい大会でした。

別にそれから僕の快進撃が始まるというわけではなく、また低迷期に入り、必修の授業にも出ずに練習したジェミニではオープンで2敗してブレイク落ちが確定して超萎えたし、秋TではR4のバブルで1点取れればブレイクしたのに僕のクソextensionでmemberの下松が爆死してwhipの僕も爆死し4位を取りブレイクを逃しました。同期が国内海外で活躍して、1年生もなんかすごいし、うああああって感じの時期です。割とマイペースな僕でもフラストレーションが溜まってきます。

いつの間にか頭に天使のわっかが見える倉内。
3. 大会では勝てないけど とはいえ、ラウンドすること自体すごい楽しくなってたし、いつも見てくださる先輩やたまに練習に顔を出してくださる先輩、たまには同期からも「前よりうまくなったね」と言われるとそりゃもう嬉しいっす笑 「そのうち結果も出るよ」と励ましてくださった先輩方には本当に感謝しています。

それに、これは余談ですがUTDSというコミュニティ自体ますます好きになりました。この上なく仲がいいっていうわけではないですけど、紅葉杯で1年生が優勝して祝おうっていうことで1年生もいないのにうちに集まったり、人狼したり、週に何回もモノポリーしたり、朝までパワプロしたり、群馬にバーベキューしに行ったり、Mr.Xはツンデレだったりと、居続けたいって思うコミュニティになったことは間違いありません。

ディベート以外でも司会等々で優秀過ぎる働きをする。

今結果が出ずに苦しんでいる1年生には、騙されたと思ってもうちょっとだけ続けて見てほしいです。ディベートが面白くなってくる時期には個人差があると思いますが、今そうでもない人も僕のようにもう少ししてから面白くなってくる可能性が多分にあります。僕に限らず他の人が言っているのもよく聞きます。いつまでやったら勝てるようになるとかそういうものではないですが、何かしら成長を感じたりディベートが楽しくなったりポジティブなことが起こると思うので! それでもダメだったら僕を恨んでくださいw

4.NEAOの話 NEAOの感想文なので多少はNEAOのことにも触れましょう。NEAOのパートナーは高橋です。組んだことなかったんですけど、whipがうまいらしいということで僕は渋々やったことないmemberをすることにしました。Openingは少し試した後僕が2ndになりました。
ちなむと、高橋は去年EFLブレイクしていて、EFLブレイクしないと俺のせいってことになるじゃん!っていう謎のプレッシャーもありました笑

髙橋とのツーショット
練習ラウンドでは1位〜4位まで満遍なくいろいろ取りつつ人と違うテンポで生きている高橋と波長を合わせました笑 Asian BPでOpeningがトラウマだったし高橋と組み始めの時期はやはり特にOpeningで勝てなかったんで、プレパ練も出来る限りはやりました。駒場に授業ないのに(僕の授業は本郷なので)駒場の定期を買って通いました。メールの返信が遅い高橋と齟齬があって大変だった話とかもありますが些細なことです笑

個人的に苦労したのは自分のmemberで、チームの中での1stスピーカーをやるということが初めてでやっぱコンストに難があるなーと再認識しました。ここでは加藤さんにもかなりお世話になり、理論的なものを教えていただいただけでなく実際に立てたargumentの添削もしていただいて、絶対成長しました。ありがとうございます。

そんなこんなで当日、1日目はUTの後輩や日本人チームと潰し合いながらR4までこなし2点→0点→2点→2点と進み、メインは厳しそうだしEFLはブレイクラインよくわかんないしモヤモヤするけど考えてもしょうがないから寝ようって感じで寝ました。2日目は1点→2点で9点でオープンラウンドを終えました。サイレントラウンドは1位〜4位まであるなぁと。

おめでとぉぉぉおお!!

Break Announcementでは初めにEFLが4チームしかブレイクしないことになったと発表されて相当焦り震えていましたが、最後のラウンドで2点とっていたようで何とか僕たちTokyo 2の名前がEFL 2nd breakで呼ばれました!(諸事情で後に3rd breakに訂正されました) ブレイクから遠ざかっいた期間が長かったせいか喜び方が分からなくて謎な感じになっちゃんたんですけど、同じテーブルにいたUT勢とハイタッチして、高橋とは握手したことを覚えています笑 そのあとメインの方でTokyo 1もブレイクして喜びました。とづぴらの方はブレイク確定していたのでいつ呼ばれるか...っていう構え方でしたが笑

そして翌日のEFL GFは、日本勢3チームと中国から1チームという日本dominantなラウンドでした。Main SFとかぶっていたのでオーディエンスは少なめでしたが初めてORでスピーチをするということに興奮しました。「ディベート人生でGFに来れるのもこれが最初で最後かもしれないから恥ずかしくないスピーチをしよう。もちろんChampion狙ってるよ」っていう心持ちで臨みました。
マッチアップの抽選は僕がいって引きましたが、OG。。。辛い。高橋ごめん。と思って席に戻ったんですが、高橋らしいいつもの表情で「あ、わかった」と言われて妙に落ち着きました笑
ラウンドの中の細かい話をしてもしょうがないので割愛しますが、結果はご存知の通りでOOの中国のチームにChampionの座を取られました。Ustで日本で見ていただいていた先輩もいたらしく、応援していただいた日本勢のみなさんには申し訳ないと思いつつ、でもいつも通りのスピーチをある程度できた上での負けなので、不満というよりはやりきったというポジティブな気持ちが大きいです。
実際、彼によってutdsが支えられているのは間違いないですね。
5.最後に 冗長な感想文もそろそろ終わりにしようと思います。最初に言ったことを伝えられたかは甚だ疑問ですが、そんなに華々しくはないディベートライフでも続けてれば何かしらの形でいいことが起こるんじゃないかっていう期待を少しでも持っていただければ幸いです。
これを読んでディベートうまくなりたい!と思ってくれた人はおそらく僕ではない他の人に教えてもらった方がいいとは思いますが笑、ちょっとオーソリには聞きづらいっていう人は僕でよければウェルカムなので相談に乗ります。
最後に改めて、ディベートを続けていて出会った全ての人に感謝です。そしてもうしばらくはディベート続けようと思うのでお付き合いください笑 とりあえず凌霜と冬T頑張ります(^^;;

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