ディベすすを振り返って
こんにちは川窪です。幸松のインフレ気味のお褒めを受けて一参加者として今回の大会を報告したいと思います。
バレンタインデー直前に、毎年恒例ディベートのすすめが開催されました。UTDSからは、OBで石本さん、上級生から井戸さん、加藤さん、吉丸さん、一年生から佐野、富永・幸松、福元・渡邊、井川・一柳、金沢・木村、川窪が出場。さすがに多いですね笑。今回のディベすすは、Asianの形式を取りましたが、やはり他大の異性との出場が条件で、みなさん楽しくラウンドが積めたようです。
さて、今大会は全チームジョイントであったために、大会前の直前練習も20名を超えるかつてない大規模なものでした。雪をバックに行われた練習会で、前日なのにジャッジに回ってくれた佐野は本当に部長らしく頼りがいがありました。
そして、本番です。雪にすっぽりと覆われた美しいキャンパスの光景が気分を引き立てました。ジョイントのチームで集まって、お互いに交流し、大学間の親睦もかなり深まったことと思います。
試合に関しては、UTDSからの出場チームが多いこともあり、4戦中3試合をUTDS部員と戦い、正直もうやめてくれというのが本音でした笑。ラウンドでは、チームメイト二人(幸松が紹介してくれた美女二人ですねJ)の高いセンスと美しい英語のおかげで、僕としては身が軽く、純粋に一戦一戦を楽しめました。
正直にいうと「観戦者」として臨んだ2日目のclaim time、ballotを開けてみると三勝の文字。スピーカーズポイントも高く、驚きの思いがチームに走りました。ブレイクアナウンスメントで、先輩方の言う緊張感が初めて体験できました。なんと結果はまさかの、そうまさかの、8チーム枠のうち6位ブレイク。一年生チームでのブレイクは唯一で、UTDSや他大の友達、先輩方が激励してくれました。
QFの対戦相手は新倉さん(WAD2年)・伊藤さん(Titech2年)・麻衣(KDS1年)の名コンビでした。初めて体験するタイプの緊張の中、相手のスピーチは惚れ惚れするほど芸術的なものでした。僕たち三人も必死に食らいつき、なんとか勝ってやろうという意気込みでスピーチをしました。
結果的には、敗れてしまいましたが、スピーチを終えた僕たちに悔いはありませんでした。ここまで来れて良かった。本当に楽しかった。という思いで一杯でした。かつてない緊張とプレッシャー以上に大きな達成感、興奮に打ちひしがれました。
大会の結果としては、GFで先代部長の加藤さんが敗れてしまったのは後輩としてとても悔しかったけれど、QFで自分たちが負けたチームが最終的に優勝したということは非常に嬉しかったです。一人のディベーターとしてあのチームに当たれたことは、光栄であり、今後のディベートのための大いなる糧となりました。
この一年を振り返って見ると、ワールズへの参加が決まり、練習会を沢山積んで、なかなか結果が出ず、その中で近しい同期の部員たちが次々に結果を出していくのは凄くうれしい半面、プレッシャーというか焦りにもなっていました。でも、今年初めての大会で、今年の目標であったブレイクが、パートナーの力によって偶然にも達成でき、やっと結果が出せたかなとちょっとホッとしました。
また、ブレイクラウンドのQFは、僕に一つの「壁」を如実に感じさせてくれました。やはりディベーターは大会で成長するんだなと実感したわけです笑。今後改めて頑張ろうと、強く感じさせられました。
以上長々と書き連ねてきましたが、今回の大会で、チーム三人同時の初ブレイクという「まさかの」結果を導き、一つ一つの練習・ラウンドでも常に楽しませてくれた、前澤さんと森本さん、そしてブレイクラウンドの緊張した空気の中で思いっきり応援してくれた同期のみんな、やはりなんといってもここまで育て上げて下さった先輩の方がたに多大なる感謝の意をここで表したいと思います。
どうも本当にありがとうございました!
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