Worlds 感想

世界のMr.石河! クールです。

僕は英語が苦手です。でも、英語は必要となっていくだろうなぁということでUTDSに入りました。

最初は本当に単純なモチベーションでした。1年の頃は趣味程度でしたし、英語を話すのが楽しいぐらいでした。しかし、気が付いてみれば、この世界が面白く4年目も終わろうとするまで続けていました。

今も英語は苦手なままで、今もディベートが上手いわけではないので、ここにはディベートについてのテクニック的な話はないので、悪しからず()

Worldsに挑戦しようと思ったのは去年の春頃です。5年生以降は忙しくなってくることを考えると、いい状態で臨めるのは今回なのではないかと思いました。そして、昨今のWorldsでの活躍です。頑張れば、ESL/EFL Breakも夢ではないと感じていました。

そんな僕の背中を押してくれたのが、後輩の声でした。春Tのブレイクラウンドで即死してしまって、負けた者同士で落ち込んでいたときに、(どういう流れかは忘れましたが)こんなところでは満足できないこととWorldsへの意志を話しました。そのときに、どんどん大会に出てくださいということを言ってもらいました。後輩の枠を奪うということになるため、正直やや複雑でしたが、そのときに出ようという意志は固まりました。そう言えば、あのときのPre Quarter Finalist会はまだ開催されていませんね()

そんなこんなで7月ぐらいにWorlds参加を希望して、参加が決定しました。
初!海外での年越し!!

ここから勉強しているふりをしながらリサーチしたり、実験を早めに切り上げて練習に参加したりする日々が本格化しました。

練習に協力してくれた皆さん、その節は御世話になりました。

冬になるにつれて、他大学にはない4年生での出場ということに加えて、大学から1チームしか参加できないということもあり、プレッシャーが高まっていくのを感じるようになりました。逃げ出したい思いを持ったときもありました。それを和らげるために練習を詰め込みすぎて体調を崩すといった地味な悪循環が生じていた時期もありましたw

皆さん、体調管理だけはいつでも大切ですよww

そんなこんなで喉の調子が良くないまま突入した12月の大会の結果もぼちぼちぐらいで、調整がうまくいったのか、いっていないのか良く分からないまま、マスクとのど飴を携えてベルリンへと行くことになりました。

1週間ぐらいありましたが、大会自体は長いようで短かったです。(ありきたりですが…)

一喜一憂しながらの予選が終わったと思うと、ブレイクアナウンスメントがあり、1日休んでのブレイクラウンド。その後はもうクロージングセレモニーという感じでした。その中で、力を発揮するのは難しいし、運も必要なのだろうなと思いました。

大会を通して感じたことは、その規模が大きいこと大きいこと、ディベーターであれば1度は参加してみたい大会だと思いました。世界のスーパーディベーターが近くにいますし、ドローが流れるだけで10分はかかりますし、とにかく雰囲気が違います。行ってみてください。

最初にディベートについては書かないと宣言しましたが、少しだけ。

Whip評価されなさすぎ\(^o^)

日本やアジアで評価されていた要領でまとめても、一言だけnot effectively summarizedと言われただけで、なかなか型にはまったことが言えないままでした。どうしたらいいかはこれからの課題ですね(´・ω・`)

②本当に英語が大事。

伝わらないことが多いことは分かっていたので注意していたのですが、それでも本当に伝わらないです。特にクロージングのときにオープニングとの差異化を図るときに苦労しました。英語力はまだまだ足りないと思いました(´;ω;`)

リスニングの方でも慣れない発音が多くて聞き取るだけで骨を折るときもありました。(世界各地から来ている以上、当たり前ですが…)

③メンブレに注意()

そんなこんなでメンタルを削られていくのですが、ぐずぐずしていても仕方はないわけです。9ラウンドでの勝負ということを忘れてはいけません。泣いていても、次のラウンドはやってくるのです()

そういう意味では、メンタル面での体力は本当に重要ですね。10月にChina BPで予選9Rをこなしたのはいい経験でした。


2年前のEFL Championもあるので、正直EFL Finalistという今回の結果は悔しいですが、ここまでやってきて良かったなという思いもあります。ジェミニのエリミネで最下位になっていじけて出るのを諦めたり、2年の秋TJapan BPではスピーカーポイントが足りずにブレイクできなかったり、MDOでは井戸さん・田中さんの足を引っ張って同じくスピーカーポイントが足りずにブレイクできなかったり(その節は本当にお世話になりました)、挫折がなかったと言えば嘘になってしまうディベートライフでしたが、こうして大舞台に挑戦できたことに喜びを感じています。

それと同時に、老害を発揮して出場したことを考えるとブレイクという最低限の結果を残せて、すごく安心していますw ブレイクアナウンスメントのときに桑よりも僕が喜んでいたことは想像に難くない事実です()


そして、Worldsを終えて気付いたことは、本当に多くの人に支えられ応援されていたということです。

まずはパートナーの桑です。知らぬ間に上手くなっていて、僕が迷惑をかけていたラウンドもあったと思います。最後まで本当にありがとう(^▽^)
こちらも噂の世界のMr.桑!
また、日本からも自大学のみならず他大学の人たちも応援してくれていて、僕にはもったいないようないいコミュニティーに生きているなと感じました。ありがとうございます。帰国後にはサプライズまで仕掛けられてしまい、まんまとかかってしまいました(;▽;)

これからもわいわい盛り上がっていきたいです。これからも関わっていきたいです。

ベルリンからクマさんの優勝トロフィーを持って帰ることはできなかったけど、ここまでやってきて多くの人たちに出会い、気遣ってもらい、楽しく過ごせたことは僕にとって宝物です。

これからもよろしくお願いします。
まだまだ強くなっていきましょう。
Japanese in Berlin
 
追伸
感想を書くのが、遅くなってしまい申し訳ありません。実習に向けた大切な試験があったので、しばらく勉強に力を入れていました。お陰様で、ちゃんと試験はパスしました()

コメント

UTDS blog担当 さんの投稿…
今回はUTDS四年の石河敏成先輩にWorldsの感想を書いていただきました! 日本での大会ですら躊躇してしまう僕にとって世界大会、しかもWorldsなど正直想像の枠の外側にあるくらい物凄いレベルです。
しかし! ご存知の通り、今回素晴らしい結果を残すことに石河・井口ペアは見事成功しました!! 本当におめでとうございます。