若葉杯報告

こんにちは、UTDS1年の山口です。この度、若葉杯の感想を書かないかというお話を頂きました。そうそう恵まれない機会でもありますし、お言葉に甘えて書かせていただきます。乱文乱筆お許しください。

期待の新人、山口萌人氏!
 若葉杯前夜。僕たちは夜行バスに乗って新宿を出発しました。まさか事故らないだろうな、という心配があった反面、「夜行バスとか、『海辺のカフカ』みたいだわー (-ω-)」と目をキラキラさせていたまぶちや、いかに集合地点のビルが「さけるチーズ」に似ていておいしそうか語っていた伊藤嬢をはじめ、一同テンションが高く、いい意味で緊張感のない旅路となりました。

 朝6時、大阪着。
 客の使えるコンセントが一つもない ドケチな経営感覚の優れたマクドナルドで身支度を整えた僕たちは、会場に向かいました。さぎちゃんは、駅にいた女子高生について熱弁していました。僕も意見しました。山岸は、たまにその会話に割って入ってrefuteしてきました。 むっつりですね。

早朝の一年生たち
  途中で前泊組や別バス組と合流し、神戸大に到着。レジを済ませると流石に緊張してきました。
 僕自身はといいますと、パートナー山田ともども寝起きの爬虫類みたいに眠い顔をしていたようです。頭が働かないので、プレパ練などしながら気を紛らわせていました。

モーション発表。毎度ながら、あのビデオのクオリティには驚かされ、 楽しまされます。

R1: THW legalize marijuana.
R2: THBT personality is more important than appearance in choosing boyfriend/girlfriend.
R3: THW make high school students whose grades are poor pay their own school fee.

山田と僕は、ラウンドごとに目標を立てて臨みました。

R1:オルタナを出そう。
R2:非リアだって、イラストくらいできるもん!
R3:とにかく基本。プラクティカルをしっかりと。

達成できた目標もできなかった目標もありましたし、何度かヒヤヒヤさせられもしましたが、取り敢えず3勝。そして。

R4: THW deprive the elderly of their driver's license.

目標:勝とう。とりあえず。

 自分よりも何倍も上手い相手(Joint)を前にプレパも思うようにいかず、不安を抱えながら試合会場へ。部屋に入ると、後ろにはなぜか観客まで居るではありませんか。ここまで追い込まれると人間何とかなるもので、かえって肝が据わったのを覚えています。

 肝心の試合ですが、相手のDefinitionが腑に落ちずに何だかよく分からないうちに終了し、結果もよく分からないままBest Speaker発表になりました。

 同期が次々と呼ばれて行く中、「エリザベ杯の時のように自分は程遠いだろうなあ」と思いつつ見ていると……3rdとして自分の名前らしきものがあるではありませんか。さらに、チームでも辛うじて4勝していたようで、こちらでも3rd best teamをいただくことに。どちらも実力を満足に出せた帰結ですから、素直に喜ぶことが出来ました。

おめでとう!!
 今回の大会で学んだ最大のことは、きつい時でも続けていれば、報われる(かもしれない)ということでした。練習会では転がり落ちるように負け続け、勝率30パーセントに満たなかった僕たちでもこのような結果を得られたのですから、あながちassumptionでもないかと思います。これからも、今回の比でないような苦しい思いをすることがあるに違いありません。そのときは、きっとこの経験が支えてくれるのではないかと思っています。

 加えて、パートナーとの連携の難しさも学びました。20分しかないプレパ時間の使い方はもちろんのこと、Argumentの得手不得手はパートナーによって異なり、練習をして行く中でお互いの分担を探っていくのは難しく感じました。この点はADIや銀杏杯にむけて鍛練していければと思います。

パートナーの山田氏と一緒に
最後となりましたが、僕の骨と皮だけの貧しいArgumentをどこまでも豊かにし、冷静にArgumentRebuttalを立ててくれた山田氏に感謝です。一緒に組めて良かった。そして、出場チーム数確保のためにはるばる関西までついて来てジャッジをしてくださった先輩方、ご指導くださったジャッジの皆様、刺激的な同期のみんな、本当にありがとうございます。これからも精進していきますので、よろしくお願いしますm(__)m

P.S. 副賞のハーゲンダッツは美味しくいただきました。

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