ADI感想 その③

 どうもみなさんおはこんばんにちは、山岸です。今回は時期に合わずADIの感想文を上げることとなってしまいました。辻君は9月の時点で感想文を送ってくれたのですが、アップロードするのを忘れていました・・・本当にごめんなさい。
 それでは、辻君が書いてくれた感想文をお楽しみください!

エリザベス杯にて。懐かしい。

 僕にとって、今回のADIは二つの点でとても大きな意味を持つ経験となりました。

 一つ目は、一般に「外国へ行く」事に伴う経験、異なる文化に触れたり、英語で他国の人々と交流したり、といったことができたという点です。僕にとっては今回が初の海外渡航だったこともあり、韓国での多くの出来事が新鮮なものでした。

 まず、文化の面では食が最も印象に残りました。韓国で食べた料理は比較的安価でおいしいものばかりでした。特に、ある料理店のチヂミは具も生地もとてもおいしく、複数回食べに行きました。

 また、韓国や中国など、海外の人々と触れ合えたことも良い経験となりました。彼らを見て最もすごいと感じたものは、その語学力です。特別に留学をしたことのないという人でも滑らかに英語を話し、日本語で日常会話をすることのできる人さえいて、驚きました。また、特に買い物をしていて感じたのですが、韓国では細かいところにまで気を配ってくれる、親切な人々が多いように感じました。ただ、僕の英語力の乏しさ(と消極的な性格)から、知り合えた外国の人々と円滑にコミュニケーションをとり、存分に親睦を深めることができなかったのは少し心残りでした。
若葉杯にて。

 二つ目は、良い環境でディベートに励むことができた点です。僕は大学からディベートを始め、普段の練習にも他の活動のため週一でしか参加できておらず、ADI参加前から実力不足を感じていました。ADIに参加したのは、そんな自分を成長させる良い機会になるのではないかと考えたからです。ADIでは、ラボなどを通じてディベートにほぼ一日中向き合うという経験をすることができ、その中で自分に欠けていたものをいくつも見つけることができました。ラボなどで得たことを大会で生かしきることができず、悔しい思いもしましたが、自分の中で確実に得たものがあったと思います。

 自分の英語力・ディベートの実力の不足から、渡航前はとても不安でした。ですが、帰国した今振り返り、ADIに行ってよかった、と自信を持って言えます。ラボや大会を通し、自分の力不足を実感することができた、ということが僕にとってADIでの一番の収穫でした。自分の現状・課題を知った今、そこから少しずつ前進していこうと思います。
紅葉杯にて。見事Semi Finalist!!

 最後になりましたが、先輩方や、同級生のみんなには本当に感謝しています。先輩方からはアドバイスや暖かい言葉を頂き、同級生のみんなからは楽しい思い出や刺激をもらいました。特に、同級生から得た刺激は大きかったです。普段は楽しい話をしていても、ディベートの話になると、みんなそれぞれ理念や明確な目標を持って臨んでいることがわかり、自分の姿勢の甘さを痛感させられました。そうした経験は向上へのモチベーションの原動力の一つとなりました。

 ADIで得たものを胸に、自分なりに最大限の進歩を果たせるよう、これから頑張っていこうと思います。
みんなで仲良くがんばって!!

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