QOD(九州ディベートオープン) 報告と感想(byチャンピオン)+オフショット
こんにちは!ブロ担の山田です。
今回はQDO(九州ディベートオープン)の報告をさせていただきたいと思います!
今回の大会は国内である数少ない国際大会の一つです。その分ブレイクナイトのご飯が豪華だったりします(今大会のブレイクナイトはお寿司とお刺身が出ました!)
書道体験や和太鼓の演奏など日本の文化を体験できるような場面もあって海外ディベーターのみならず国内ディベーターも楽しめるようになってます
ではまずはチーム紹介から!
Chortling Philosophy
[とーた、かなん]
It’s a small world
[おおしまさん、りこさん]
99%Tokyo A
[こみさんjoint]
俺ら九州さ行ぐだ
[みなさん、ひらもとさん]
Last men standing
[ふくやま、えきじゅう]
Pokemon SQ/AP/Impact
[みうら、はるか]
Samaritan☆puricure
[ふみな、まつむら]
では、結果報告です!
Champion
[chortling Philosophy]
Quarter finalist
[俺ら九州さ行ぐだ]
Novice finalist
[Pokemon SQ/AP/Impact]
Best speakers
6thbest speaker
ひらもとさん
7thbest speaker
かなん
10thbest speaker
とーた
Novice best speakers
3rdbest speaker
はるか
10thbest speaker
みうら、ふくやま
今回の感想は優勝者のかなんちゃんからいただきました!
ではどうぞ!
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こんにちは、UTDS2年の⽯坂果南です。去年に続き今年もQDOの感想⽂を担当させていただきます。とは⾔え、今年も⾃分のディベート愛についての話になると思います。
今年はQDO の2回⽬の挑戦でした。九州で開かれる有数の⼤会なので、九州出⾝の私には絶対にQDO では勝ちたいという気持ちがありました。そのため、リサーチやプレパ練も普段の倍の勢いでし、過去最⾼に準備万全の状態で本番に臨みました。 チーム名は「Chortling Philosophy」で、パートナーはスーパー新⼊⽣とーたくんでした。とーたは学年的には私の⼀年下ではあるものの、ディベート歴は私よりも2 年⻑いため、イマイチ先輩なのか後輩なのかわからない存在です。とりあえずプラスとマイナスは0と いうことで、同期扱いしています。とーたはとにかく強いです。驚異的な頭の回転の速さと知識とスピーチ⼒を全部揃えたtriple threatで、とにかく強い。QDO中ずっとチームを引っ張ってくれて感謝です。 そんな彼と組んで出たQDOですが、今年も感慨深い経験でした。
①1⽇⽬
宿が会場から遠すぎて、深刻な睡眠不⾜の状態でした。コーヒーの⼒でなんとか1⽇を乗り越えました。R1は私もパートナーも眠すぎて頭が働かなかったため、2位は取れたもののプレパもパフ ォーマンスもイマイチでした。その時、「もしかしたらブレイク落ちするかも…」と思って、バッと⽬が覚めました。地元の九州で負けるわけにはいかない。R2はJustice 系でとーたが得意なモーションだったので彼に丸投げしました。個⼈的には”Justice is consisted of how it makes people feel”という強い信念を持っているので、What is justiceについて深く考えるのは苦⼿です。そのため、このラウンドではJusticeとかCJS が得意なとーたに頼りました。ありがたいです。R3はsocial movementsのモーションで、私の得意分野でした。⾃分では全く意識はなかったですが、結構前から周りには「social movement とminorityの話がやたらと好きな⼈」と思われていたらしいです。⾔われてみれば確かにそうだなあと思います。Justice is consisted of how it makes people feelと信じているから⼈の感情について語れるモーションが好きで、social movement系モーションこそ⼀番⼈の感情について語ることができます。予選の中でこのラウンドが⼀番パフォーマンス良かった気がします。R4 はTHW hold heads of corporations criminally liable for significant environmental damages caused by their corporations. というモーションでした。OGで普通の話をしましたが、closing half がものすごく⾯⽩かったです。まずMG のイントロが「Oppositionʼs burden of proof is so small, I canʼt even see it」というウイットの利いたもので、そのあとのCOのextensionが「みんな逮捕されることを恐れて⽯油会社の社⻑になる⼈がいなくなって、⽯油会社が全て潰れて世界が経済危機に陥る」という話で、extremeだけどめちゃくちゃ⾃分が好きな感じのextension でした。どんな話をしてもいいのがBP の醍醐味だなあ、とディベートの楽しさを思い出させるラウンドでした。楽しかったです。 ブレイクナイトではいろんな⼈とちょっとずつ話してみたものの、やはり会話を続けるのが苦⼿すぎて諦めました。その代わりにご飯が豪華だったので、元を取ろうと思ってお寿司とかロースビーフとかエビとか⼀番⾼そうな料理をひたすら⾷べることに集中しました。それもそれで楽しい過ごし⽅でした。
②2⽇⽬
この⽇も眠かったですが、1⽇⽬よりはマシでした。コーヒーなしで⼀⽇元気に過ごすほどの睡眠は取れました。Quarter Final では、development系のモーションが出ました。私もdevelopment系得意ですが、とーたがちょうどこの前The bottom billionというdevelopmentについての本を読んで詳しくなっていたので、彼に任せました。Brain drainについてのモーションでしたが、ついでに⾔いますと宮崎県でもbrain drain が起きています。”Developing countries” を”Miyazaki”に変えて、「THBT Miyazaki should require their citizens to work for a minimum period of time in Miyazaki after graduating from university」にしても⾯⽩いかもなあと思います。ぜひどなたか、どこかの⼤会で出して欲しいです。Semi Finalは、「TH, as a parent, would teach their daughters to embrace the ideal of the “independent woman”」という私が⼤⼤⼤得意なモーションが出ました。Feminismとchildrenとpeopleʼs emotionsについて語れるモーションで、九州の神様から「どうぞ⽯坂勝ち上がれ」と⾔われているような感じでした。しかも、⾃分も昔はindependent woman を⽬指して葛藤した経験があったため、本当に当事者の気持ちになって語ることができて、 なんと⾃分の前にいた超強いディベーターをクロージングから抜くことができました。本当に運が良かったです。そして、とうとうGrand Final!!! ここで、なんととーたが優勝した2年前のPhilosophy openで出た、Philosophy系モーションが出ました。 九州の神様が⾒守ってくれていたのかなあ。とーたが全てのマターを持っていて、素晴らしいPM をしました。⽇本の英語ディベート界の歴史に刻まれるべきほどのPMスピーチでした。DPMの私はやることがなさすぎて、とりあえず7分間何か話しました。PMでディベートが終わるってこれなんだなあ、と感動しました。無事優勝しました。
③感じたこと
私が⼤学に⼊ってからもディベートを続けようと思ったきっかけは、去年のQDOのGrand Finalでした。去年のチャンピオンのBrain Wongのスピーチを聞いて、その完成度に感動すると同時に⾃分の実⼒不⾜を痛感し、もっとディベート上⼿くなりたいと思いました。
その⼀年後、⾃分がQDO Championというその⽴場にいることは実に不思議です。この1年間で⾃分は進化したんだなあと実感しました。それでも、⾃分はやはり⽣態ピラミッドの下っ端です。今回優勝できたのは完全に⾃分の実⼒のおかげではないです。多分とーたと組んでいなければ負けたし、モーション運・アロケ 運が少しでも悪かったら負けました。まだまだ弱者です。 去年はうさぎに⾷われる草のような存在でしたが、今年はムササビくらいに進化した気がします。⽊の実とか葉っぱを⾷べるという意味で少しピラミッドを這い上ったものの、⼈とか狼とかにとってはまだまだ餌です。しかし、⼤きくて強い動物を⾷べることはできませんが、ちっちゃくてグライダーみたいに⾶ぶことができるので⼤きい動物から⾷われずに済むことならできます。 今回のパートナーのとーたはカモノハシのような存在です。⼀⾒普通の⿃みたいだけど、実は哺乳類だし、猛毒の蹴⽖を持っています。その隠れた蹴⽖を使って、⼈間を含めたどんな動物にも重⼤な痛みを与えることができます。また、⾁⾷系で、昆⾍や⾙や⿂を⾷べることができます。とーたはカモノハシのごとく、⾒た⽬によらず強い⽣き物です。今回はカモノハシに頼って⽣き残ることができました。しかし、これからは私⾃⾝もさらに進化していってムササビから蛇へ、蛇から狼や、狼から⼈間へとピラミットを這い上がることができるように成⻑できればと思います。 九州の⼤会で優勝できたことは、縁起が良いことだと思います。地元から背中を押され、「これから君はもっと⼤きなことに挑戦するのだ!」とラブコールを受けた感じがします。これからは、九州に限らずに⾃分の活躍の場を増やしていきたいと思います。
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最後にオフショットです!
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最後にオフショットです!
【かなんちゃんの首をもぎそうな私】
優勝おめでとう、っていってるだけです笑
【こみさんwith書道】
【かなんの「K」と、とーたの「T」】
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