Icho Cup 大会結果報告&感想
こんばんは!ブログ担当です。
前回と同じく、ぼーっとしていたらお久しぶりになってしまいました。感想をお願いしていた人が遅くなったのではなく、単純にブロ担がサボっていました。ごめんなさい🙇♀️定期的に投稿するようにしていきたいと思います!
気を取り直して、今回は、8月に行われましたUTDS主催のNA1年生最強決定戦、銀杏杯の大会結果報告、感想をお送りします!感想は今回、1年生のMisaki Hosakaさんにいただきました!ぜひお読みください⛱️
大会概要
日程:
予選ラウンド 2023年8月11日(金、祝)
決勝トーナメント 同8月12日(土)
会場 : 東京大学駒場キャンパス大会形式
大会形式: North American Style
-Open Break : 16チーム
-Novice Break : 8チーム (いずれも暫定)
参加資格: 大学以降でのディベート歴が1年未満のディベーター
UTDS Prizes
【Team Prize】
[Open Champion]
▶ THR 期末直後に銀杏杯 (Kei Kashioka, Seiichirou Tsutagawa) [Breaking 2nd]
[Open Grand Final Best Speaker]
▶ Seiichiro Tsutagawa (MG)
[Open Grand Finalist]
▶ THP TLP (Shingo Kodama, Tomoaki Sano) [Breaking 4th]
[Open Octo Finalist]
▶ Tangled tongues (Kotaro Tanaka, Sosuke Kitamura) [Breaking 7th]
[Open 2nd Reserved Breaking Team]
▶ さつまいも (Aiko Tatsuno, joint)
[Novice Grand Finalist]
▶ さつまいも (Aiko Tatsuno, joint) [Novice Breaking 1st]
[Novice Quarter Finalist]
▶ The steel swans (Aika Egami, Mai Kawana) [Novice Breaking 8th]
【Speaker Prize】
[Open 3rd Best Speaker]
▶ Seiichirou Tsutagawa
[Open 6th Best Speaker]
▶ Tomoaki Sano
[Open 10th Best Speaker]
▶ Kotaro Tanaka
[Open Silver 5th Best Speaker]
▶ Shingo Kodama
▶ Kei Kashioka
[Open Silver 7th Best Speaker]
▶ Misaki Hosaka
[Novice 3rd Best Speaker]
▶ Kotaro Tanaka
[Novice 6th Best Speaker]
▶ Sosuke Kitamura
[Novice 10th Best Speaker]
▶ Aiko Tatsuno
【Adjudicator Prize】
[Breaking Adjudicators]
▶ Jo Watanabe
▶ Kotaro Yoshida
▶ Ryosui Banno
▶ Yuki Yamashita
【Adjudication Core】
[Chief Adjudicator]
▶ Kotaro Yoshida
《Organizing Committee》
▶ Tomoya Mizutani (TD)
▶ Masahiro Yamada (VTD)
▶ Daisuke Fujikawa (CD)
▶ Takezo Kikuchi (FD)
▶ Yuriko Hirai (MD)
▶ Mariko Kawabata (Tab)
▶ Satoshi Inoue (MD, Tab)
大会感想 by Misaki Hosakaさん
こんにちは。1年生の保坂です。高校時代に準備型ディベートに打ち込み、即興は数ヶ月HPDUスタイルに特化しただけの「経験者」です。準備型で悔しい思いをしていたため大学でディベートを続けてリベンジしようと決心しており、受験期もUTDSに入ることを目標に勉強していました(笑)いざ入ってみると帰国子女や中学からの経験者、即興ガチ勢に囲まれてちょっと萎えそうになっています...今回は、華々しい経歴も結果もない人が寄稿するブログもいいかなと思ったので自分なりに大会の振り返りをまとめてみようと思います。
チーム結成
Icho Cupのチーム結成前後で兼サー先が忙しかったこともあり、あまりUTDSに顔を出せていませんでしたので個人で応募し、先輩にチーミングしていただきました。チームメイトは私と同じように高校時代に準備型ディベートをやっていた人。学校単位では練習試合でも大会でも試合しているお馴染みの学校出身の方でした。お互い準備型ディベートのテーマが首都移転(Japan should relocate its capital fuction out of Tokyo.)だったのでチーム名はそれを生かそうとして「せんとくん」としました。タブの先輩に鹿のアイコンを割り当てていただき、おぉと思いました。期末試験で忙しかったこともあり一緒に練習できたのは数回、お互い練習不足のまま当日を迎えました。部内でのラウンドでは1stも2ndも練習していましたが立論が苦手だな...と思っていました
R1 THBT parents from minority groups should actively teach children the reality of oppression and how to deal with it (Opp)
移動しながらロールを決めて1stReplyをやることになりました。初戦の論題は駒場練でも似たようなものを見たことがあるのである程度話すべきことは思いつきした。初戦ということもありうまく論は書き上がらず冷や汗をかきながら7分話し切ったのですが、辛勝とはいえ1勝できてよかったです。相手チームにも高校でのアカデ経験者がいて、交流タイムに盛り上がったのも楽しかったです。総じて対面試合最高!というノリで終わりました
R2 TWH require companies to hire a significant percentage of employees without university degrees across all levels of their organisations (Gov)
最近よく考えるようになった大学の価値を間接的に問う論題。どこまでdefineしていいんだろうと悩んだ結果PMの原稿はノート7割ほど空欄というこれまた絶望的な状況でどうにかこうにか話し切りました。苦し紛れに出したアクターが最終的にvoting issueになって嬉しいような複雑なような心境でした。この時の対戦相手もOpen Breakしていましたね...
R3 THR the romanticization of the “that girl” aethetic. (info.slide: The “that girl” aesthetic is a trend on SNS platforms that romanticizes women who have ultra-healthy lifestyles such as waking up early, exercising everyday, eating nutritious food encouraging woment to become the most productive, healthy, and optimised version of themselves.) (Gov)
論題見た瞬間からパニック状態でした。narrative motionは未だにどのように話せばいいのかわからない論題だった上に対戦相手が同じUTDSのとんでもなく強いチームだったからです。負けはしたのですが、部内戦で学んだメカニズムを使えた点と前2つの試合よりもスピーカースコアが高かったので達成感はあり、学びも多かったので満足です
R4 THBT developing countries should prioritize environmental sustainability over economic development. (Opp)
これまた高校時代の大会で似たような論題をやったことがあったので一見不利そうなサイドに見えても立論はできました。LOだったこともあって立論はこの大会で一番きっちり詰めきれたと思っていたのですが...相手のPMがこちらが全く想定していなかったことを主張して大変焦りました。強い論だったので反論も全く思い付かず、最後まで互いの主張がすれ違う混乱したラウンドになってしまい、後悔が残るラウンドでIcho Cupを終えることになってしまいました。
結果発表
どうにかしてブレイクしたいなーそれでも厳しいなーという思いで参戦したIcho Cupでしたので、ブレイクラウンドに備えるためにR4終了後すぐに家に帰り、zoomで結果発表を聞きました。途中でR4を戦ったチーム名がアナウンスされた時点で「あ、予選落ちしたな」と悟りました。薄々予想していた結果だったので淡々と受け止めた記憶があります
後日談:翌日のClosing Ceremonyで個人賞をもらっていたことを知りびっくりしました
大会全体を振り返って
悔しい結果に終わってしまったIcho Cupでしたが、出場したことで得たものはとても多かったように思います。予選を戦った4チーム中3チームがブレイクしていて、レベルが高いラウンドを経験できただけで参加した価値があったなと思っていたし、何より人生で初めて対面のディベートの大会に参加したということが大きかったです。改めてディベートの難しさと楽しさを実感し、長く続けていこうと決心しました。改めて、今回の大会に出場されたディベーターの皆さん、ジャッジや運営の方々ありがとうございました。これからもよろしくお願いします。
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