Wakaba Cup 2023 大会結果報告&感想


みなさんこんにちは!大会と銀杏杯の運営をしていたらいつの間にかお久しぶりになってしまいました😱広報担当です⛱️

 今回は、7月に行われました、関西主催1年生大会のWakaba Cupの結果・感想報告をお送りします!Open 2nd Best Teamに輝いた、Riho Takahashiさんに感想をいただきました!ぜひお読みください☕️


Wakaba Cup ~大会概要~

【日時】
2022年7月1日(土)

【プラットフォーム】
・Discord&Zoom

【大会形式】
・North American style(2 on 2)
・1 motion
・Constructive Speech: 7 minutes
・Reply Speech: 4 minutes

【ラウンド数】
4ラウンド(ブレイクなし)

UTDS Prize

【Team Prize】

[Open 2nd Best Team]

▶ こーひぃのめるようになりましたぁ (Riho Takahashi, Riko Mimura)


[Open 4th Best Team]

▶ 鮭チーズもんじゃ (Aiko Tatsuno, joint)


[Open 5th Best Team]

▶ 赤組 (Naoki Hatada, Tomohito Umemura)


[Open Silver 3rd Best Team]

▶ 平均体温37.5 (Kei Kashioka, Kotaro Tanaka)


[Novice 5th Best Team]

▶ 宇宙の中心 (Kehan Huo, Sosuke Kitamura)


【Speaker Prize】

[Open 3rd Best Speaker]

▶ Riho Takahashi


[Open 5th Best Speaker]

▶ Tomohito Umemura


[Open 6th Best Speaker]

▶ Naoki Hatada


[Open Silver 3rd Best Speaker]

▶ Kotaro Tanaka


[Open Silver 4th Best Speaker]

▶ Aiko Tatsuno


[Novice 8th Best Speaker]

▶ Kehan Huo


大会感想 by Riho Takahashiさん

こんにちは!UTDS一年の高橋里歩です。あらゆることを先延ばしにする悪習が見事に発揮され今回の感想も大会のほぼ2ヶ月後に書くことになってしまいました。。。それでも今回の大会は色々と印象に残る事がありました。


まずはディベートにそれほど関係のない事から。


⓵それは大会が始まる前の事。。。オンラインで行われた本大会では事前にペアの人と「学校の空き教室でやればいいか〜」みたいな軽いノリで話していました。ところが当日の朝、電車に乗っているとチームメイトから「駒場使えない説」というラインが届き大焦り。そこで急遽貸し会議室を予約してそこでやることになりました。(この時ほどクレジットカードのありがたみを感じる事は今後もないでしょう笑)ちゃんとレジに間に合ってよかったですが、場所の確保等の事前準備は大切ですね。


⓶二つ目は本当にディベートに関係なく、なぜか予想よりも昼休みが長かったため近くにチームメイトの通っていた幼稚園があるということでそこまで散歩したことです。近くには小さな庭園(?)のようなものもありとてもよい気分転換になりました。


⓷三つ目は少しはディベートに関係があり、R4ででた “THR the supreme court’s decision.”というものに関して。これはアメリカの最高裁がaffirmative actionを違憲とした判決に関するモーションだったのですが、このことを私は前日の授業中にニュースで見てびっくりして友人(別の大学でのディベーター)にラインをしていました。そのラインでは薄い感想を話すだけに終わってしまったのですが、R4のモーションが出た時、「あー昨日議論しておけばよかった」と後悔しました。。。日々の生活をもっとディベートに生かせるようにしたいです。。。(自戒)


と徒然なるままに感想を綴ったわけですが、さすがにディベート自体のことも少し話したいと思います。


⓵まずイントロの価値について。今回自分なりのベストスピーチがR2のリプライなのですが、この理由はイントロがきまった事。イントロを考えられるということは a) 準備時間に余裕がある b)自分がするスピーチの中で何が一番重要かをわかっている という二つの条件が満たされているという事だと思います。加えてイントロが決まると自信もついてくるのでその後のスピーチが滑らかにできる気がします。かなり自分も軽視しがちなイントロですが毎回そこまで気を回せるようになりたいです。


⓶次にプレパの事です。最終ラウンドのプレパはそこまでの3試合で勝っていたこともあり、私もチームメイトも期待と焦りで溢れていました。それも一因となり私の考えていることがなかなかうまく説明できず私は内心大パニックでした。それでもチームメイトの「落ついていこう」という視線のおかげで落ち着いて時間内に合意できることにフォーカス。結果20分のプレパ後にはそこそこ満足のいくケースを立てることができました。つまりプレパは肝を据えて焦らずできる事を着実にするのが大事だということですね。


最後にディベートって結局何が楽しいんだろうということについて少しだけ書きたいと思います。もちろん勝つことが楽しいというのは大いにあります。でも他にも楽しさの理由はあって私が思うに、自分の話をディベートをしている時ほど真剣に聞いてもらえることはないからということです。7分間ひたすら喋りまくるという機会がそもそもあまりないですし、しかもそれを全部なんらかのレスポンスをしてやるんだという気合いで聞いてくれる相手がいることもなかなかないと思います。そしてそのスピーチというのは何をどれくらいどうやって話すかを全て自分で考えぬかれた小さな努力の結晶であり、それがなんらかの形で誰かに伝わるのはその努力が認められた感じのすることだと思います。そんな経験をさせてくれるのがディベート、だからディベートは楽しい、そしてその機会を提供してくれるコミュニティにいる私は幸せものだと私は思っています。結果が上手く出ない時はそんなことを考えていると、気休めにしかならないかもしれませんが、細々とでも長くディベートがつづくのかなと思ったりします。

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