第8回 大沢杯


こんにちは、岩井です。
もはや今更感も溢れていますが、今日は2月7日(日)に行われた大沢杯についてです!


UTDSからは2チーム出場し、駒場女子学園(城谷、加藤、吉丸)が2位、東京大学付属駒場女子学園留学生(田中、岩井、森田)が4位に入賞しました!
また、個人においては田中さんが2nd speakerに選ばれました! 流石です(・∀・)

大沢杯の最大の特徴といえば、なんといってもAsian Styleが採用されていることでしょう!
Asian Styleというのは普段練習しているNA Styleとは異なり、1チーム3人で構成されます。

まあ何がどう違うかというと、NAと違ってWhipという3人目のスピーカーが加わるんですね!
Whipの役割は、相手のアーギュメントを鞭で叩くかのごとく反論しまくったり、Deputyまでの議論を再構築することにあります。
今回は、僕がLeader、森田さんがDeputy、田中さんがWhipという感じでチームを編成したのですが
僕と森田さんのアーギュメントの中で相手に弱めれた所を田中さんが上手く補完してくれてとても頼もしかったです(^^*

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で、肝心の大沢杯はどんな感じだったかというと、かなり奇抜なモーションが出ていました!
中でもORを震撼させたのがR3のTABOOのモーション。
Asian Styleでは提示された3つのモーションの中から相手と交渉して1つモーションを選ぶのですが、
このR3で与えられた3つのモーションは…

THW legalize bestiality.(獣姦を合法化します)
THW legalize necrophilia when the deceased's will has been made. (故人の意思表示がある際、屍姦を合法化します)
THW legalize consensual cannibalism.(合意の下での人食いを合法化します)


`;:゙;`;・(゚ε゚ )ブッ!!

↑モーション見たときは実際こんな感じでした汗
あ、ディベートってこんなことも議論しなきゃいけないのって思いました笑
しかもこの時、僕らがGovernment側でこれらの行為を肯定しなければならなかったのでかなり焦りました。

相手との交渉の結果、モーションはTHW legalize necrophilia when the deceased's will has been made.に決まったのですが
田中さんの冷静なサポートもあったおかげで、Governmentととしてかなり明確なスタンスを打ち出し、見事勝利しました!(・∀・)

Opposition側がモラルが大切だという話をしてくる一方で、
Governmentは何ら具体的な害を及ぼさない限り、個人の自由は最大限尊重されるべきであり、政府は何らかの価値観を押し付けて
個人の自由を制限するべきではないという議論を展開しました。

今回のケースを見た場合、屍姦という行為は相手の合意が得られているのであれば、具体的に誰にも害は及ぼさないということになります。
当然、死体というのは死んでいるので相手は痛みを感じませんし、もしそれが故人の望みだったのであれば、害を及ぼすどころか
その故人の幸福の実現に貢献しているということになります。


一見すごく奇抜なモーションで最初は焦りましたが、「個人の自由」とは何かを考える非常に良いモーションだったと
ラウンド後は結構好評だったようでした、たまにはこういうモーションもいいものですね(^▽^)

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以上、大沢杯の報告でした。
何か重要な要素が抜け落ちているような気もしますが、プライバシー保護の観点からブログでの報告は見送りということになりましたw
僕は一向に構わないのですが、どこぞのもぐらが反対しているようです、申し訳ありません。

次回はSFCで行われたディベートのすすめの報告です!乞うご期待!

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