Shibu T (Tokyo Mini 2016) 感想文 written by Ayaka先輩


 UTDSの副ブログ担当 iTVは、他者の言葉に触れるのが好きだった。少なくとも、それを大切にしていた。それは意外なことのようにも思えたし、当然のようにも見えた。読むことに書くことと同等、あるいはそれを超える喜びを感じ、聞くことに話すこと以上の価値を見出していた。
 昨日彼の傘を濡らした雨は、文化祭を催す高校生には無情の刃であり、ある種の傾向を持った運動部員には豊穣なる恩恵だったのかも知れない。ある天気予報士にとっては信頼性の証左であり、ある安協保護団体員にとってはリトマス紙による試験の対象だった。ある者にはあの夏の記憶を呼び覚ますものであり、ある者には故郷の草の匂いを運ぶものであったのだろうか。
 

 「フレンズによって得意なことは違う」ORにて先輩は言った。

 ディベリパークにはディベーターフレンズもいればジャッジフレンズもいる。コミフレンズもオーディエンスフレンズもいる。熱き者も冷めた者も。柔なるも剛なるも。
 無限のスペクトラムは、一次元的には切れない。でも彼女は言う。「けものはいても、のけものはいない」と。

 
 昨年のクリスマス、Tokyo Miniという大会があった。綾香先輩の目には、それは如何に映ったのだろうか。


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空前絶後のぉぉぉ!
超絶怒涛のディベーター!
ディベートを愛し!
クリスマスに愛されなかった女ぁぁぁ!
そう!我こそはぁぁぁ!!
UTDS3年!!渡邊綾香!!
イエェェェイ!!!ジャスティス!!!



※本記事は出場不可能の危機から予選突破までの大逆転劇の話です。







出場不可能の危機から予選突破までの大逆転劇



Shibu Tの開会式でディベーターの変更がありました。

当日に井戸さんと倉内さんから出場権を譲り受けましたからです。誠にありがとうございます。

このような事態になったのは2nd phaseを提出し忘れて大会側から不参加扱いにされたからです。メールは見ましたが、私はパートナーのやがちゃんが手続きをしたと思い込み、やがちゃんは私が手続きをしたと思い込んでいて結局どちらも何もしなかったため2nd phaseを申し込みそびれてしまいました。





私たちが不参加扱いだと気付いたのは大会前夜です。私が今大会に誰が出るのか気になり大会パンフを見たらTokyo Bの文字がなかったのです。そこで嫌な予感がよぎったのです。2nd phase出していないのではないかと。その予想は当たっていました。最悪です。



やがちゃんがTDに相談したのですが、参加チームが16チームで丁度BPラウンドを4つ行える状態だったので、私たちが参加しようとしても6人もシャドーを出せないと言われてしまいました。



Shibu TはGF鑑賞とR4参加を自由に選択できたため、R4だけシャドーに入れる可能性がありました。R1からR3はオーディエンスとしてラウンドを見ることにして(そして誰かレジ落ちするかもしれないという余りにも淡すぎる期待を抱きながら)朝から大会会場へ向かうことにしました。そこで出場権を譲って下さる幸運にあずかれるとは全く思っておりませんでした。





すごく当たり前で、できなかったのは私のチームだけだと思いますが、特にjoint teamを組むときは締切前日に「2nd phase出した?」と連絡を取るべきですね。Institution teamで出る大会では渉外の人に参加希望を1回伝えるだけでいいですが、自分で登録するときは1st phaseと2nd phaseの2回申し込むので注意ですね!みんなできていると思いますが。



登録を巡る混乱について、謝罪するTokyo Bの様子。

 某大会にて全く同様に、2nd Phase出し忘れを犯した筆者には他人事には見えぬ。
その折は寛大なるコミの皆様、大変有難う御座いました。






当日の結果はGrand Finalistでした。ブレイクするとは思っていなかったので、嬉しいというか驚きました。

ワールズ前の最後の大会だったので、Shibu Tのブレイクはいい景気付けになったと思います。

また、セットアップに気をつけろと言われたので、ワールズ前の追い込み時の課題が見えてよかったかなと思います。やがちゃんがもらったモーション集でセットアップについて考えて見たり。

そういう意味で文字通りワールズ前哨戦って感じでした。



聖誕祭の日の大会。Mr. Xから、コミへの差し入れ。
この社会は善意で支えられている、らしいです。




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その後、綾香先輩はやが先輩とともにオランダの地にて世界と戦うことになるのだが、それはまた別の話である。



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