KCup 報告〜ディベートはお金がかかるぜ....〜
ディベートはやり始めると案外お金がかかるものだ、というのが、ディベートを始めて間も無く1年半になる私の所感である。
お疲れ様でした!一年生みんな強いです。いい写真!
レジ費や交通費だけでなく、関西や九州といった遠征になると宿泊費、飛行機や新幹線といったさらなる交通費、ご飯代など、数え上げたらキリがない。国際大会になるとその費用は桁違いになり、バイトに追われる友人たちも決して少なくないだろう。地方出身者は自身の実家の近くで大会があると、実家がディベーター専用の宿泊所になる。(経験済)
兎にも角にも、大会に出ようと思うとディベートはお金がかかる。
しかし、遠征、特に国際大会に魅了され、その泥沼に足を突っ込んでしまうディベーターも少なくない。そして今回のメインテーマ、K-Cupは今年の1年生にとってその泥沼への第一歩であることはいうまでもない。
けれど、去年1年間でれるだけの大会に出まくった私がぜひ1年生に言いたいのは、
「ぜひ一度大会遠征をしてみたほうが良い」
ということである。
そう、遠征はお金がかかるのだ。時間も取られる。
だからこそ、その大会のために練習したり、自身の欠点を埋め合わせるための努力は、普通の大会よりも尽くされることが多いように感じる。犠牲にするものが多い分、それに見合う代価を得ようとがむしゃらになる結果、ディベート力(の定義はさておき)は向上されるのではないだろうか。
また、コミュニティの人達と仲を深めるという側面においても遠征は意味がある。新しい土地、見知らぬ人々、その不安や緊張感の中で、会場に時間通りにたどり着く、また観光するために、お互いを頼り、人間的な関わりが可能となる。
参考までに去年のK-Cupの話をすると、私たち1年生は名古屋の地に降り立ち、名古屋出身、土地勘完璧!と豪語する某sm君の指揮のもと、今年の会場でもあった愛知淑徳大学に向かった。
しかし....
①ついたと思った場所は違う大学で、しかも、会場とは駅を中心に真逆の位置だった。
②ダッシュで会場に向かう。
③お、会場ぽい建物が見える!とそれを目指して、すごい傾斜の坂を登り続けること約15分。
④ついたのは木が生い茂る自然公園。おかしいと思いつつも進むも、会場建物が見えてきた!と思ったら....
フェンスで大学に入れない....!!!
結局レジの時間がやばかったため、会場の建物からコミの方がこっちに向かって叫びながらレジをする羽目に。
(この後坂を全部降って、無事会場に着きました)
(レジ落ちだめ、絶対)
と、こんなハプニングに苛まれつつも、今となれば苦いながらに皆で仲良くなるきっかけとなっていた気もする。
再三になるが、遠征はお金がかかるし、どこか尻込みしてしまう。
でも、もしこれからディベートを続ける、もしくは続けていくために何かきっかけが欲しいと思うなら、ぜひいつもと違う土地で行われる大会にも、ぜひ足を踏み入れてみてはいかがだろうか。
そんな人たちのためにも、今回は7月最初に名古屋で行われた1年生大会(2日目はBP大会)、Kcupの報告を、我らが優等生、メガネがチャーミングポイントのみのりちゃんに書いていただきました!
今回も多くのUTDSメンバーが活躍してくれています!それではどうぞ!
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どうも、こんにちは。遅くなって大変申し訳ありません。UT二年の橋都といいます。ブログに書かせていただくのは初めてです。よろしくおねがいします。
さて、今回は7月7日・8日愛知県名古屋市で開かれたK-Cupの報告をしたいと思います。
What is KCup??
・愛知淑徳大学で開かれる大会。
・1日目は1年生大会(NA)、2日目はBP大会(学年不問)
・今年のUTDS生にとっては初の本格的な大会遠征。
大変きれいなキャンパスで心地よくディベートをすることができる環境を提供してくださって、感謝です。東大とは大違いの、エスカレーターの存在。ああ。
私は、一日目へ初めて大会へジャッジとして参加しました。パネルをやらせてもらったのですが、パネルには発言権がなくて少しさみしかったです。精進します。
それではまず、1日目の1年生大会の紹介にいきましょう!
<team>
Tokyo A – Cho, Yamada
Tokyo B – Kikugawa, Kozuka
Tokyo C – Matsumura, Hasuike
Tokyo D – Mochizuki, Wendy
ジャッジは、朝一緒に新幹線に乗ったよっしー、2日目も参加する山本(雄)くん、留学前最後の大会参加の大島先輩(3年)、Equity Officer兼任の栗原先輩(3年)でした!栗原先輩はEOとしてOpening CeremonyでEquity Briefingもされていました。
ごめんなさい…栗原先輩写ってなかった…(うしろにいる)
モーションはどれも考えさせられるものでした。
R1は、THBT tiger-parenting does more harm than good as a form of education。教育ママ・パパモーションですね。駒場練でやった気がします。(気のせいかも。)
R2は、THW allow the production of animated child pornography。いいディベートを見れました。面白かったです。
R3は、Assuming feasibility, THW incapacitate people from committing suicide。「Assuming feasibility」というワーディングが難しかったみたいです。いろんなところで一年生が苦戦していたようです。
毎年K-Cupでは、R4でCommunication Roundを行っています。チームを解体して、違う地方の違う大学の人と組んで面白いモーションでディベートをするという、他の参加者との交流を促す企画です。私、よっしー、山本くんはジャッジをしましたが、栗原先輩と大島先輩はディベーターとして参加していました。(ジャッジはジャッジかディベーターかを選べます。)
モーションは、TH, as Orihime, W divorce Hikoboshi。そう、その日は七夕!インフォスライドで織姫と彦星の話のあらすじが出ましたが、話がうろ覚えだった参加者も多かったみたいです。織姫は仕事と愛とどちらのほうが大切なのか、お父さんのinsentive、神だからできること、神でもできないこと、などなどいろいろな想像をせざるを得ないモーションで、たくさんアーギュメントが出てきて、とても楽しいラウンドでした。ディベーターもたくさん交流していて、コミュニケーションラウンドの目的は果たせたのではないでしょうか。UTの一年生も楽しそうでした!
それではprize発表です!
<Team prize>
3rdBest Team – Tokyo C
6thBest Team – Tokyo B
<speaker prize>
一日目の終わりには、一年生と二年生で赤からで夕ご飯を食べました!
名古屋はご飯が美味しくていいですね!
私は一日目の夜に東京に帰りましたが、2日目のBP大会にもUTから2チーム参加しました!
<team day2>
Tokyo A – Oshima, Kurihara
Tokyo B – Yamamoto, Matsumura
二日目は、予選ラウンド3つと決勝ラウンド1つで構成されています。
大島先輩と栗原先輩のチームはブレイクし、決勝に進みました!
<team prize>
Grand Finalist & 4thBest Team – Tokyo A
<speaker prize>
6thBest Speaker – Kurihara
二日目もお疲れ様でした!先輩方、おめでとうございます!
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