KK-Cup 2023 結果報告&感想

 



みなさんこんにちは!広報です🤧

今回は2月半ばに行われましたKK-Cupの結果報告と感想をお送りします!


大会概要

主旨:本大会ではディベート歴1年未満のディベーターと大会に復帰したい上級生といった全国のディベーターがBP Styleを通して交流する貴重な機会を提供すると共に、大会を通じてディベートの「面白さ」や「楽しさ」を体感していただけたらと思っております。


日程:2/11, 12

会場:オンライン

形式:BP Style (2人のチームが4チームで戦う形式)

           予選4ラウンド・ブレイク制


UTDS Prize


【Team Prize】

[Semi Finalist]

▶️アウルさん、新しいマターよ! (Daisuke Fujikawa, Mariko Kawabata) [Breaking 6th]


[2nd Reserved Breaking Team]

▶️Aichi Re²union (Masahiro Yamada, Satoshi Inoue)


【Speaker Prize】

[Rookie Best Speaker]

▶️ Daisuke Fujikawa


[Rookie 4th Best Speaker]

▶️ Mariko Kawabata


【Adjudicator Prize】

[3rd Best Adjudicator]

▶️Soya Kato



感想 by Mariko Kawabata


こんにちは!UTDS新2年、広報担当の川端です!感想文としては銀杏杯のブログ以来の登場です✌️

いつもブログの冒頭部分を書いているので、感想側で改めて登場するとちょっと恥ずかしい気持ちになります。

今回はKK-Cupの感想を簡単に書きたいと思います!

KK-CupはBP(1チーム2人で4チーム同時に戦うというスタイルの一年生大会で、ほぼ最後の1年生大会でした。今回私は同期のアウルさん(←あだ名)と組ませてもらいました。

アウルさんとは8月に開催されたK-CupのBPで組んだのが最初でした。唐突にペアを組み、二人ともやったことのないBP StyleかつOpenの大会に一緒に出場しました。特にこの時はアウルさんとはかなり実力差があって、いろいろ教えてもらいました。プレパ練もラウンド練もかなり一緒にしてもらって、とても勉強になりました。結果は客観的にはそれほど(というかかなり)振るわなかったものの、楽しかったので、また一緒に組もうという話になっていました。

KK-CupがBPの一年生大会だというのを聞いていて、日程が出たら即誘おうと思って身構えていたので、めちゃくちゃペアは早く決まりました。二人とも紅葉杯以降アジ橋まで大会がなく、その間駒場練ではBPが多かったので、けっこう一緒に練習させてもらった気がします。テスト期間とアジ橋を挟んで練習が途絶えたのはけっこう渋かったですね…でもKK-Cupの前の週にあったアジ橋では2人とも違うチームで出場してそれぞれOpen Breakし(アウルさんは優勝)、悪くなかったなーと思っています。と思って見返したらKK-Cupの週にラウンド練ができたのは1回だけで、しかもその時は4位取って、しかもまあまあ渋いラウンドをしての4位であったようです。記憶の上方修正でした。その割に当日を迎えるメンタリティは2人とも悪くなかったと思います!

ブレイクはしたかったものの、チームの顔ぶれとブレイク数的にブレイク落ちする可能性は全然あるだろうねと話していました。BPは運要素も強いと言われていますし、ラウンドで出せるパフォーマンスも時と場合によって変動しがちな競技だと思いますし、


私とアウルさんのペアは、Opening(前半にディベートをする2チーム)の時は私がleaderでアウルさんがdeputy、Closong(後半にディベートをする2チーム)の時はアウルさんがmemberで私がwhipです。それでは当日の振り返りです!


R1 OG: THR the decline of arranged marriage.

パッと見た時にarranged marriage→お見合い結婚→親の連れてきた人としか結婚できない、という連想をしたので、最初は困惑しました。この時のプレパの私は、アウルさんにほぼ全てのマターを出してもらい、かつダンプしてもらった内容を一回では理解できない、という全くの役立たずでした。かなり助けられてなんとか2位を取ることができました。

後から振り返って考えると、このモーションでOGだったら、PMからもっとカウンターファクチュアルを立てた方が良かったなーと思いました。結局私のスピーチはあまり完成度が高くなくてできなかったのですが、やばいタイプの(強制的に結婚させたりする)お見合いの話をOppがしてくるだろうと思うので、お見合いが減っていない世界ではお見合い自体も変化してはいて、もうちょっといい感じ(?)になってるよね、というのをちゃんと立ててからスピーチした方が良かったなと思います。


R2 OO: THBT feminist movement should oppose the trend of “pink pilates princess”.

Info: The trend of "pink pilates princess" refers to a trend in which women who are highly interested in fitness such as Pilates (Yoga, exercise are also included ) , aiming at being skinnier and healthier. This trend has gained popularity, especially through social media, where women often post a selfie and videos of themselves working out while wearing pink workout clothes. Some social influencers use this trend not only for gaining popularity, but also as a marketing strategy to sell their fitness courses and healthcare products.

このモーションにはInfoとして、まあまあ筋肉質な女性が可愛い系のピンク色の服を着て自撮りをしている写真が載っていました。

自分のLOスピーチでは、まず「女性は例え健康的ではなくても細い方が良い」という支配的な言説が存在するという話をして、なぜこのトレンドが多種多様で人それぞれな美の基準が共存する世界の形成に役に立つのかという話をしました。1位は取れませんでしたが、このラウンドの自分のスピーチはまあまあ気に入っています。


R3  CG: THBT professional sports leagues should abolish a draft system

A draft system is  where professional sports teams are allocated new athletes through a lottery-based system, rather than allowing the athlete's choice. Once an athlete is selected by a team, they are usually required to play for that team for a specified period of time, often several years (e.g. 8 years in Japanese baseball league, 4 years in American football league) , before they become eligible for free agency and can choose to play for another team. If an athlete does not like the outcome of the draft and they choose not to sign with the team they are assigned to, they may not be able to join a professional team until the following year's draft.

モーションムービー:https://youtu.be/XuQ6pjeMH88

R1, R2で4点だった&運が悪く、トップラウンドに入れられて4位でした。プレパで出てきた話(選手かわいそう、強い選手海外行っちゃう、その他Oppへの反論なども全部)真上のOGに取られていました。なんならプレパで出てきたアイデアを全部より上手く説明された感じでした。Memberからはなぜ選手の権利の制限が原理的に認められないのかのプリンシパルを出して、全然悪くはなかったと思うのですが、周りのチームが強すぎたこともあり私が直前の某高速スピーカーに全く対応できなかったこともあり4位。前日の練習でも私は某高速スピーカーの直後にスピーチしてよくわからない話を連発、爆発していたので、スピーチはよろしくなかったもののメンタルダメージはあまりありませんでした。いやー、こういうラウンドの時もあるよね。わかる。


R4 CO: THBT states should rewrite old but still influential novels/movies/comics etc. to account for political correctness. 

Political Correctness: Words or behavior which will not offend any group of people. -e.g. “Native American” is the politically corrected words of “Indian”

そもそも、KK-CupにはUTDSからは2チームしか出場していませんでした。それなのに、最後のバブル(となる可能性が高かった&実際バブルだった)ラウンドで対戦する羽目になりました。しかも2チームとも同じく4点、かつポジションはOOとCOで最悪でした。これは最悪ですね。Worst Caseです。


ブレイクアナウンスメントはアウルさんと下北沢のガストで見ました。なんだかんだここばっかり使ってる気がします。だって近いんだもん…安いし…()

結果的にR4のラウンドでは、Opp Winとなったものの、4チームの中では私たちのチームだけがブレイクでした。1位だったこともブレイクしたことも素直にかなり嬉しかったです。私はBPをまあまあやってるような気がするのですが、1位を取ったのは練習も含めてこの時で3回目でしたし、アウルさんとも1位を取ったのは初めてでした。翌日のアロケがどうなるかいろいろ考えて、早口スピーカーと名高い某NumberKの真下以外がいいねと言いながら解散しました。



SF: THS a federal system.

A federal system is a political system in which power is divided between a central government and provinces.  Under a federal system, the central government still has a role in foreign diplomacy, currency policy, national defense, national budget allocation to each province, and province has the power to regulate and control issues related to education, healthcare, and infrastructure etc.

翌日はSFからでした。結局アロケは某高速スピーカーの真下でした。6分の1の確率なのに…()

結果はここで敗退でした。でも全く何も話せなかったわけでもなく、頑張ったなーと思います!GFにUTDSチームを残せなかった悔いが残りますが…




KK-Cupは私としては高望みなオープンブレイクもできましたし、とても組みやすいペアとのディベートでとても楽しかったです!!2週間後にアウルさんと組んでLinkbateという海外のNovice大会に出場するので、それに向けてもモチベーションを新たにしました。

運営の皆様、ジャッジの方々、ありがとうございました!!


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