The Kansai 2023 結果報告&感想Part 1

 

みなさんこんにちは!そろそろ春Tの足音が近づいてきましたね。広報担当です🍎
今回は今年3月に関西で対面開催されました、ザ・関西の結果報告と大会感想Part 1をお送りします!
ディベーターをした部員が書いていた最近のブログとは異なり、栄えあるコミ(大会の運営)からRyosui Bannoさんが感想を書いてくださいました!コミカルで癖になる彼の文章をぜひ、お読みください🥟

目次

・大会概要
・UTDS Prize and Orgcomm
・大会感想 (by Ryosui Bannoさん)

大会概要

【大会趣旨】
◆社会人/学生が参加可能な大会:幅広い世代のディベーターの交流
◆ルーキー枠の設定:ディベート初心者のブレイク・受賞機会の提供
◆関西での対面大会の復活
◆関西旅行
【基本事項】
場所:大阪公立大学杉本キャンパス
日時:3月18日-19日
Style: Asian Parliamentary(7774)

UTDS Prize and Orgcomm

【Team Prize】
[Open Champion]
▶️ 俺ら関西さ行くだ (Mina Hamada, Ryo Hiramoto, joint) [Breaking 2nd]

[Open Grand Final Best Speaker]
▶️ Mina Hamada (DPM)

[Open Semi Finalist]
▶️ Mita-Jiro α (Atsuki Ito, joint, joint) [Breaking 3rd]

[Rookie Semi Finalist]
▶️ 行徳隆之介IV: Slayin’ debaby (Satoshi Inoue, joint, joint) [Breaking 1st]
▶️ J’y ça ma shibainu fan club (Emi Negita, Jo Watanabe, Soya Kato) [Breaking 2nd]


【Speaker Prize】
[Open 2nd Best Speaker]
▶️ Atsuki Ito

[Open 7th Best Speaker]
▶️ Ryo Hiramoto
▶️ Yuichi Masaoka

[Rookie 3rd Best Speaker]
▶️ Emi Negita

[Rookie 7th Best Speaker]
▶️ Soya Kato


【Adjudicator Prize】
[Best Adjudicator]
▶️ Tota Takahashi

[3rd Best Adjudicator]
▶️ Mizuki Arita

[4th Best Adjudicator]
▶️ Yuriko Hirai

[Breaking Adjudicators]
▶️ Redacted
▶️ Mizuki Arita
▶️ Tota Takahashi
▶️ Yuriko Hirai


【Adjudication Core】
▶️ Redacted


【Organizing Committee】
▶️ Yuriko Hirai (Media Director)
▶️ Ryosui Banno (Streaming)


大会感想 by Ryosui Bannoさん


どうも、バ畜系ディベーターの坂野です。

私にとって広義の初コミはザカン(online)2021年のシャドー。そしていわゆるコミとしては今大会が初めて。ただしストリーミングという謎枠での参加なのでこれまたコミと言えるかは微妙ですねw

 

コミをやってみたい気持ちはかなり前からあったのですが、ある時期にバイトを始めてからディベート界隈と疎遠になり、ずるずると引きずっていました。そんな中、大好きなM先輩(以下Mっち)がツイッターで配信担当のコミを探していて、秒で手を挙げたのが事の始まりでした。初コミの奮闘の記録をコミカルなギャグ込みでお届けします。

 

与えられた役割「俺が考えた最強の配信をすること」

 

ザカン、それは全国の大学生から名だたる社会人ディベーターまでが一堂に会する祭典。2回のオンライン開催を挟み、3年ぶりの対面開催。対面カムバック開催を盛り上げるべく奔走するMっち。配信はその一環でもあり、TDとしてガチの配信をしたいMっちとガチの配信をしたい私の趣味がマリアージュ!自称Mっちの一番弟子としても、なんとか貢献したいという気持ちでした。

 

ディベート大会の配信は稀によくある話ですが、大抵それはZoom経由のもの。Zoom開催の大会の配信はPC1台で完結する一方、対面大会で簡単にやろうとすると機材が複数必要になってきます。その上ありがちな問題が3つ。その1「反響音がワンワンしてる」その2「手書きメモ音がガサガサしてる」その3「誰かがくしゃみする」。その悩み、指向性で解決しよう!ついでに高画質で!音源として聴きやすく、記録映像としてクオリティー高めでできたらいいね、大体そんな感じで話が進んでいきました。

 

①    配信知識が足りない!

配信の経験は微レ存、でも動画製作は高1で始めたお家芸だからゴリ押しすればなんとかなるっしょ、そんなノリで引き受けた仕事でした。え、アンプどうするん?マイク足りるん?ネット回線どうするん?当然ですが現実に目を向ければ課題が山積み。予算も限られていました。どこで買えば一番安いか、どれをレンタルするのが効率いいか、これにはかなり時間をかけました。

 

映像系は多少なりとも経験があるので比較的早く落ち着きましたが、音声に関しては全くの素人、会場のスピーカーの接続端子には特に翻弄されました。Mっちを不安にさせたくない一心でわかっているフリもしてみるのですが、テスト配信をしてみるまでは内心では本当に配信できるのか疑心暗鬼になっていました。

 

②    怠惰ですねーーーw

大学生活とは怠慢とのタイマン勝負です。「人間サボるための言い訳なんていくらでも言える。電池切れだった、手続きが忙しかった、寝落ちしてしまった、ぜーんぶ自己正当のための決まり文句じゃん」というフレーズは自分の堕落した受験生時代を無かったことにしながら塾生を奮い立たせるためによく使うセリフです。グッッッサァァァーーーー(ブーメラン刺さった音)

 

配信の準備は時間がかかります。ハード面は前述の通り、ソフト麺は自炊勢の見方!ソフト面ではデザインの準備が重荷になります。ディベートの映像として画面に欲しい情報はなんだろう、ロール?Motion?タイマー?全部載っけるかー。Mっちと相談しながらざっくりとした草案が出来上がりました。

 

そんなにタスク増やしたら先行きが曇るかー、という考えは当時ありません。映像を作る時、一番モチベが高いのはたいてい計画(妄想)している時。「ディベーターのディベーターによるディベーターのための」配信デザインを妄想してハイになっている自分は自分の怠慢さやwell mechanizedなバイトのシフトのことを考えていない、、、

well mechanized ,,, 論のmechが詰まっていることから転じて、ぎっしり詰まっている様子のこと。

 

Mっちに配信やりたいと連絡したのは1月上旬、大会は318日、冬休みがまるまる使えるからたっぷり時間はありました。

 

冬休みの半分が過ぎた。そしてその間、特に何もしなかった!

 

身から出た錆に苦しみ始めたのは3月も中旬に入ってから。本州最北端の終電で、東京行き最終はやぶさに揺られながら、大阪まで鈍行列車を乗り継ぎながら、、、そうしてこだわりにこだわりぬくはずだったデザインは初期草案そのまんまの状態で日の目を見ることになりました(結構評判良かったからヨシッ👈😼)

 

余談)リゼロ3期がすごーく楽しみです。

 

③    沈黙のディベート

時は進み、現場から中継です。機材の配線が終わりませーん!本当に、繋ぐだけで一苦労、おまけに機材がOBS(配信ソフト)と対応しないトラブル!ここは冷静にOBSのダウングレードで対処。あったまいいーーー(自惚れ)。一難去ってまた一難、R1が終わったところでノイズが大きいとの一報。接続が緩んでないか確認するも改善しないまま事態は悪化、配信が静寂に包まれた、、、!?

 

懸命な原因究明の結果見つかったのは単純なことでした、マイクのバッテリー切れ。しかも充電端子がMicro USBiPhone勢、雷撃死(lightning to C)

(充電コード破壊してしまってごめんなさいm(>_<)m

 

、、、という夢を見たのさ!と蹴り飛ばしたいくらいには悔しいですが、配信としてやっと落ち着いたのはR3でした。あとはちゃんとマイクに声が入れば配信される、と思いきやノリノリなスピーチではマイクが声を拾いきれず、なかなか完璧な形にはなりません。

 

その他個人的に修正したい課題を多数残しつつも、ブレイクラウンドやCCの配信はそこそこナイスな出来具合。こうしてザカンのストリーミング担当の仕事が終わったのでした。

 

④    今後

単刀直入に言えば、雇ってください。この一言に尽きますかね。ストリーミングというのはあってもなくても大会が成立してしまうもので、今回の経験が活かされる機会が今後あるのかどうか怪しいところです。

 

実は大会後も、少しずつではありますが配信の知識を集めていて、まあ次こそは自信持ってハイクオリティを売りにできるのではないかと思ったり思わなかったり。Mっちをはじめ私の尊敬する先輩方はもっぱら音源厨で、自分も国内大会の音源にはかなりお世話になっている身であり、対面大会の音源が充実していく一助になれたらいいなーと思っている次第です。

 

最後に、ザカンに参加してくれた皆さん、高い参加費を払ってくださった社会人の皆さん、配信にご協力くださった皆さん、そして配信担当に私を雇ってくださったMっちには感謝してもしきれません。ガチ装備で配信するという個人的な夢を叶えさせていただいて、本当に幸せでした。ありがとうございました。


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