philosophy open 報告文by 浅野くん 

みなさんこんにちは、ブログ担当の有田です。
現在歴史あふれる都市、ローマからブログをお送りしております!こちらはとても暑いですが、日本より湿度がない分比較的過ごしやすくなっております。あと、日本のコンビニの代わりにピザ屋さんとジェラート屋さんがそこら中にあるのが新鮮です。

少し個人的なお話を(あれ、すでにしてますね)すると、今回はとある学術会議に参加していて、そこでは世界中から大学の教授や研究者、国連職員などが集まってプレゼンをしたり討論を行っております。
今年の議題は「難民、人権、グローバルガバナンス」なのですが、よくプレゼンを聞いているときに、「〜〜の課題に取り組むのは義務だ!」とか、「すべての国で解決するのが大切!」とかいう主張が本当によく見られるんですよね。
でもその度に私は、「なんでそれがそもそも義務なんだろう?」だとか、「そもそもその議題がなぜ普遍的価値として認められるのだろう?」と頭の中で疑問が止まらなくなります。これは恐らくディベートを1年ちょっとしてきた中で、ただ単に事象や理想を語るだけでなく、それらの意義や価値づけが他人を説得したり、国連などが目指すゴールの一つである(と私が解釈する)、文化的差異を超えた正義や価値を追い求める上で必ず問われるべきものなのだと、よく言われる”principle”や”justification"という形で考える力を得られたからなのかなぁと少し嬉しく思ったりします。
(ただしprincipleといっても解釈に幅があり、私の解釈が完全に正しいとは微塵とも思っていないので、あくまで個人的意見です)

ですが、こうやって他の場でディベートが活きている、と感じられるのはとても良いことだと思います。


さて、そんなprincipleの大切さについて語ってみたところで、今回は6月中旬に開かれた phisolophy open の報告を、Geminiが終わり自由の刑に処されているから〜と(恐らく私を気遣って)いうことで我らが部長様、浅野くんに書いてもらいました!
浅野くん本当にありがとう!



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こんにちは。部長の浅野です! ん、部長? そうです。多忙を極めるブログ担のヘルプです、名目上は。本当はジェミニロスにより一時的に暇を極め、自由の刑から逃れることに苦心する部長がお送りします。


What is Philosophy Open?

Philosophy Openは、WADの偉大なディベーターお2人が仕掛け人となり今年初開催された大会です。日本のディベート界で、その体系が幅広く認知・共有されていないPrinciple Argumentの興隆・普及を志向し、教育的要素を多分に含んだ実践となりました。ほぼすべてのモーションで細かい現象の説明は要求されていませんでした。ジャッジも大変だった。マジで。それでは参加チーム紹介に参りましょう。


<チーム紹介>
写真を撮れなかったので代用。真ん中は大会のAC様です!
Make Practicality Great Again (Chikara Mizokami, joint)

またまた写真が撮れなかったので。隣はTDのピーターさん!
Exsistential Nihilist Napkin Easters (Julius Cueto, joint)

今度こそは撮れてました〜!
Glorious Thug (Reo Nakajima, joint)

今回唯一のinstitutionチーム!
Osaka Trip (Tatsuya Mori, Sameil Nelson)

<Adjudicator>
お疲れの部長様
Kotaro Asano

1人は恥ずかしいという私の要望に応えてMiyu様が登場〜!
Mizuki Arita 

銀杏杯の準備などで忙しい中来てくれました!
Shiho Horiguchi

Organizing Committee
説明中のかっこいいピーターさん!
ピーター大先輩
以上です。



柔軟かつ鋭角的な思考力を要求するテーマばかりでした。1つだけ紹介すると、THBT people of the present generation do not have any duties with regards to unborn people of future generations。細かいコンテクストやアクターに依存しない正義を問うもので、各チーム苦戦していました。哲学的な問題は、どうしてもモーションのワーディングが曖昧になるきらいがあります。少なくとも政策モーションに比べて。それぞれ考えうる定義とその妥当性を念頭に置いたうえで戦うのといいかもしれません。(Future generationの定義が孕む複雑性が勝敗に影響を与えたラウンドのチェアでした。)

それでは結果報告です。


<Breaking Adjudicator>
Kotaro Asano
Mizuki Arita 

<Judge test award>
Kotaro Asano

ちなみにジャッジテストは英語と哲学の試験を受けているような感覚でした。全く新しい形のジャッジテストでしたが、革新的でとてもよかったです!

そしてそして、、、UTDSの正式部員では“まだ”ないものの、コミュニティの一員である最強高校生ディベーターとーた君がChampion, Grand Final Best Speaker, 4thBest Speakerに輝きました。すごすぎる。本当に強いし立派です。来年以降、本当に楽しみです。

Philosophyは誰のものでもありません。ディベータ―であるあなた、ディベータ―ではないあなた、ぜひ実践しましょう!








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