WUDC 感想文 written by 矢ケ崎(^^)/

Buona sera!!イタリアからこんばんは!!まるるでーす!!(-ω-)/
さて、まるる最後の感想文投稿は、やがちゃんとなりました。私の任期中彼女にはATDO,社会人合宿を入れてなんと三度も感想文を書いて頂くという、最多登場の人となりました。ありがとね。いつも堂々として独特の雰囲気を持つやがちゃん。教養とユーモアが漂っている彼女の文章が私は大好きです。 スピーチのやがちゃんの英語のワーディングも美しくて私はすごく好きです。
やがちゃんは本当に知識が深く頭が良いなと思わされることが多々あるのですが、一方で非常に努力家で苦労人の一面もあり、出場した海外大会は二年生の中で最多です。そんな彼女の近頃の圧倒的な成績の出し具合にはまるるも本当に感動し、陰ながら嬉しい気持ちでいっぱいです。 そんな彼女の感想文をとくとお楽しみください!!!この次の記事でまるる最後になります:)

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二年生の矢ケ﨑と申します。以前ディベーターとして感想文を書いたのはちょうど一年前、初めての海外大会(ちっちゃいけど)で、読み返すとノービスらしく小判鮫ながら凄く純粋にディベート楽しんでて笑、なんだか遠い昔の様です。ディベートは楽しいだけじゃなく、人生であると学んで久しい今、"汚れつちまつた悲しみに…"と中原中也くんが頭をよぎりますが、色々と辛かったその後の国内外の大会の後、こうしてWUDCでささやかな結果を頂けたのは素直に嬉しいです。やったー。

【所感と反省】わーるずは、「視界無き鉱山の中で壁を殴り続け拳が死んでいくが進捗は不明」くらいの疲労感あります。不運なラウンドもあれば、幸運なラウンドもあった訳で、あと1点や2点取れたかな等とは思えないです。1点が遠くて重くてずっと涙目メンブレだった予選前半は、みんなにLINEで構ってもらったりトップハーフを取ったりしてやっと回復できました。何にしろ絶対に絶対に諦めない事です。
セミは人生史上最悪の緊張でプレパ脳停止を初めてし、"Debates aren't won, they are lost"という格言を悪い形で体現してしまいました。ラウンド前緊張を紛らわせようとしたら普段1000以上スコアできるゲームで20台を連発するなどして更に焦りました。緊張対策としてお酒飲んどいた方が良かったかな?!とか、音源よりか頭悪そうなおもしろ動画とか観た方が良かったんかな?!とか、色々考えています(真面目に)。重要なブレイクラウンドの場数が足りていませんでした。自分は図太くてこんな緊張する事無いと思っていたので、勉強になりました。
【ラウンド0】ランゲージスタータスについてはアジアでの変更もあり今後変わるかも知れませんが、私の様な数ヶ月渡航の英弱は取り敢えず申請して、インタビュー受けるとEFL通れるかもしれないです。その年のオフィサーに依る様ですが。
【ちーむめいと】勿論ブレイクしに大会に行ったけど、自信無くて、9ラウンド0点取るんじゃ無いかと直前まで割と本気で心配していました。(普段助言に富む先輩方も「それはない」としか返せない相談内容) そんな中で、「あやかと!今!国際大会で!勝ちたいんじゃ!(怒)」という春頃の動機が気持ちを持ち直す一番の動力源でした。この人と組んで勝ちたいって気持ち大事だと思います。私は誰だろうとチームに誘うのが苦手なので笑、自分勝手な誘いだったかなと不安だったけど、学部も忙しい中付き合ってくれて有難う。ラーメン食べに行こ🍜🍜
ふざけまくって楽しかったぜっていうお気に入りチーム写真である 私はラリっていて、あやかはンゴっていた

(wudcプロの教授さんが感想文を書かれたようですし、感想文即ち聖典であるジーザス栗田さんも書かれるらしいので、ひよっ子としてのユニークネスを出そうと思って、この場を借りて後輩向に好きな事を書きます。)

多くのディベーターは通常2年間弱という非常に短い予定時間しか持っていません。途中から本腰を入れたり、離れたりしていると、もっと短いです。その中で私は、結果を出せる同期が周りにいっぱいてくれて凄く凄く楽しかったけど、しんどい事も沢山ありました。先輩方はみんな優しいから、上手いと言ってくれるけど、大会で結果が出せないと、やっぱり自分センス無いって落ち込みますし、勝っても自分の貢献を感じられない事が多かったです。
実力も運もないならと、努力してみても、ディベートには自分のコントロールの利かない要素も多くて、肝心なときに理不尽にぶち当たったりします。それが本当に理不尽かそうでないかに拘らず、どうしようもないし、誰かが悪いわけじゃないし、不満を喚けるほど自分に自信もない訳です。結局自分がもっとうまければよかったのにという考えに囚われて、ずっとばかみたいにくよくよしますし、フェアネスとか疑いだすとディベート自体に萎えます。
そういった理由で、辞め時を探してしまう様なしんどい時に、前向きになる為の助力になるようなことを言うとするなら、二つあって、
ひとつは、自分で悲壮的に上限を決めつけないという事です。私はここ半年くらいずっと、今まで特に何もできなかったし、今後一切の大会で結果を残せるような事はないなと萎えていました(長い…)。同期や先輩方の励ましとかがなかったらとっくに界隈にさよならしていると思うので、周りに目を向けるの凄く大事です。(本当に有難うございました) 今も、実力も自信も特にないですけど、目標にしていた事を部分的には達成できたので、少なくともあの段階で辞めるという選択はしなくてよかったです。
或る結果が欲しいときに、あらゆる理由でそれが達成される事が無くとも、もし自分が何かしら頑張ったと思うなら、その分の結果が出るまではもう少し辞めるのを待っても良いと思います。

ふたつめは、不満足で終わる事を喜ぶということです。これは今回セミで大爆死して感じた事なのですが、「絶対もっと上手くやれたのに」というのって若干言い訳めいてるけど、実は建設的なんだなって気付きました。今までは不満足があると、なんで出来なかったん自分ゴミカスやんけ、って死にたくなってたけど、よかったね次はできるように頑張ろうって捉えるくらいがいいのかなって思います。私みたいにパフォーマンスにかなり上下がある人は特にそうかもしれないです。完璧に満足できる試合どころか、そこそこに満足できることも少ないわけだから、絶対その方が健康的です。

当たり前のことを長々と書いてすみません。私みたいに花がなくて、無駄に考えすぎる嫌いのある人の役に立ったらいいなと思って筆を取りました。ディベート界は修羅の国だけど、やっぱり勝つのが楽しいです。もうちょっと頑張ります。
ばいばい。

自分で撮った写真ないんで、オランダwudcのテラハ感(観たことねぇ)が伝わるお気に入り写真を投げます©️田村くん(まじでめちゃめちゃ楽しかった)(みぞ栗さんは完全に親だった)(教授さんは他のtokyoが一切参加しなかったオープニングセレモニー、ブレイクナイト、エクスカーションを制覇している。っょぃ)(とばたまねさん大好きです)(安藤さん確認!!!)

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