2nd East Asia Inter-Varsity Invitational English Debate Competition 2010


こんにちは。
11月12日から14日にマカオで行われた2nd East Asia Inter-Varsity Invitational English Debate Competition 2010の報告です。
この大会には部長の加藤がICUの高柳くんと共に出場しました。

結果、

5位ブレイク , Semi-Finalists
加藤:6th best speaker

となりました。
Congratulations!!おめでとう!!!
以下参加者である加藤の報告です。

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こんにちは、加藤です!
今日はマカオで行われた2nd East Asia Inter-Varsity Invitational English Debate Competition 2010の報告をしたいと思います。
この大会は、東アジアのトップのチームを招待して行う国際招待試合です。
なんと、宿泊費・食費は全部むこう持ちです!
(ちなみに昨年度田中さん・城谷さんがGrand Finalistになっています!)

参加するチーム数こそ16と少ないものの、その面々は相当なもので、
・Ateneo大学。アジア1の大学で、世界ディベートランキングでも8位。
・そのアジア1の座を争う、National University of Singapore (NUS)。
・マレーシアトップの大学・UT Mara。
・ADIのコーチであるNicoleが今回参加しているUniversity of Macau.
・タイの名門校・Chulalongkong 大学。

等が参加していました。
……いやあ、レベルが違いますね。

本来大学ごとの参加なのですが、企画者が、
「"Japanese Dream Team"をつくりたい!」と主張、
ICUの高柳啓太と僕が「日本代表」として指名され、参加してきました。
僕なんかが日本代表って、恐れ多い限りです。苦笑
また、ジャッジ陣もすごく豪華で、
Chief AdjudicatorのLokeというアジアで有名なディベート・コーチを筆頭に、
100年に1人の逸材とも言われる、Sharmila Pramanand、
アジアトップのジャッジと言われるTJ, Suthen "Tate" Thomas等。

「正直これらのチームと戦える+ジャッジされるだけで幸せだよね」
と啓太と話していました。

Demo Debateでは、豪華ジャッジ陣がディベート

そして迎えた第1ラウンド。
いきなりきついOpening Government、
しかも、相手にはNational University of Singapore
と、緊張してしまいましたが
なんとか1位が転がり込んできました!

そして、第2ラウンド。
今度はOOで、THW refuse to extradite suspected criminals to states where they face the death penalty.
国際関係のディベートですね。このとき、面々が豪華。

Opening Government: UT Mara
Opening Opposition: UT/ICU(僕ら)
Closing Government : Macau
Closing Opposition: Ateneo

・・・OTL 
しかしめげずに、やれることを全てやったら、なんと、1位!!!!
アジアの強豪校を破ることができました!
しかも、アジア一のAteneoにも勝つことができました!!!
めちゃくちゃ嬉しかったです!

しかし、喜びはつかの間。第3ラウンドで、Extensionするものがなく4位。第4ラウンドも3位。第5ラウンドもポイントが伸びず2位。
やはり、アジアの壁はあつかったです。。。

このように、大学のプレートもあります
そしてドキドキのBreak Announcement...
なんと、5位ブレイク!!!!!!!
ブレイクすることができました!!

「よし、このまま頑張ろう」と啓太と握手し、Semi Finalに突入しました。
モーションが THBT USA should end all efforts to broker peasce in the Isralel-Palestine conflict.

( ゚ Д ゚ )

む・・・難しい。しかもOO。
知っている限りの知識を総動員したり、アメリカがneutralになってきているという話をしたりしたのですが、3位で敗北。
決勝に進むことが出来ませんでした。
すごく悔しかったです。。。。
しばらく呆然としてしまいました。まじか・・・終わったのか、という感じでした。
なお、決勝はブレイク上位4チームがそのまま突入。
Ateneo, UT Mara, National University of Singapore, Macau。
かなりの良い試合で、接戦だったのですが強豪校・Ateneoが優勝!
レベルがすごい高い試合でした。

Grand Final。ここに日の丸を入れたかった!

なお、個人では啓太が10th Best Speaker、
僕が6th Best Speakerを受賞しました。

* * * * *

今回の大会の感想です。
とにかくレベルの高い大会で、こんなところ見分不相応だろうと、正直思っていました。苦笑
でもせっかく「日本代表」として招待されたんだから、とすごく頑張りました。
パートナーの啓太もADIの時よりもパワーアップしていて、
息もすごくあい、やれることは全てやったと思いました。本当にありがとう。

そして、今回、確かな手ごたえも感じました。

ディベートを始めて1年半ですが、1年半、しっかりとやれば、アジアトップのほうにも通用してくるようになるのが、現実味を帯びてきたような気がします。

事実、今回決勝に進出した全4チーム、もちろん優勝したAteneoも含めて、必ず1回は勝利することができました!
もちろん、モーションやSide運は否めませんが、アジアは手が届くところにあると思います。
(現に、今年度のNorth East Asian Openでも、岩井とMain Breakできましたし、啓太もICU 1としてMain Breakしています。)
しっかりと基礎をやり、練習をすれば、本当に国際舞台で活躍できる、というのがディベートの魅力だと思います。


ですが、同時に、2つ壁も感じました。
1つ目は知識で、上手いチームはやはり多くのCase Study(事例分析)を入れてきます。
2つ目は見せ方で、上手いチームは、端的で重みのある言葉をしっかりと選んだり、間をとったり、分かりやすくしたりして問題を大きく見せたりしていました。

もちろん、これらが一朝一夕では乗り越えられない壁であることは、残念ながら動かしがたい事実だとは思います。
ですが、しっかりと文献やインターネットにあたってリサーチをしたり、海外の音源を聞いてうまい見せ方を研究したりすれば、決して乗り越えられないわけではないと思います。
あ、ちょっと、大きく出すぎたかもしれませんね(笑)

「国際大会怖い!」とか「国際大会じゃ全然通用しないよな・・・」と怖気づいたり、諦め半分な人もいると思います。
ですが、国際大会はそもそも楽しいものですし(今回は省略しましたが、最後の夜は外国人ばっかりと遊んだりしました!)
しっかりとやれば活躍もできる場でもあるはずです!!

僕も、まだまだディベートは続けたいなと思っています。
お金と学業との兼ね合いはもちろんありますが、国際大会にまだまだ出たいな、と思いました。

では、長くなりましたがこの辺で。
  

Chief AdjudicatoのLokeとパートナーの啓太と

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