2010年を振り返って

先代・後代部長ツーショット

どうも、部長の佐野です。2010年もほんとにわずかですね。
ということで、僕視点で今年4月からのUTDSを振り返ってみたいと思います!

【春:ディベートと出会った季節】
念願の東京大学に合格し、18年間育った鹿児島の地を離れ、期待に満ちあふれていた時です。
サークルオリエンテーションでぶらぶらしていた時に、ちょっといい?と岩井さんに声をかけられたことがきっかけでした。もらったパンフレットを除くと何やら楽しそうな雰囲気。説明をしている男性も好印象(笑)。興味を引かれた僕はモデルディベート、新歓コンパへとお邪魔し、たちまちUTDSの魅力的な雰囲気に惹かれました。はしゃぐ時ははしゃぐけれども、ディベートは真剣、先輩も声をかけて下さっていい人達ばかり。そんな中でスピーチを頑張ってみること自体に喜びを感じていました。

そのためか大会にも多く参加しました。特に最初に出たエリザベス杯は本当に今でも心に残っています。大会10日程前に急遽パートナー変更があり、岩井さんと組ませて頂いたのですがたくさんご迷惑をおかけました(汗)。プレパの時間中やスピーチ中、refutereconstruction、数々助けて頂いて、「あぁもっと強くなりたい!」と強い願いを心に抱いた大会でした。多分あの大会で岩井さんと組むことができなければ、今の僕はないと言っても過言ではありません。

その思いを胸に若葉杯、成蹊JOINTに出場し、そこそこの成績を収めながら、他大との友達も増えていき、楽しい1学期を過ごせました。特に若葉杯では、一年生4人で関西にはしゃぎあいながら遠征し、皆いい成績を収められたので楽しい思い出です^^

【夏:ディベートにはまった季節】
大学生になって初めての夏休み。その幕開けは・・・銀杏杯でした。
若葉杯・成蹊JOINTで組んだ浜野さんと共にチーム名「浜野さんと佐野」で出場。
試験期間中のブランクで英語が全然喋れなくなっていたのを覚えています。一ヶ月でもやばいんだなと。なんとか浜野さんの助けもあってブレイク、Quarter Finalも気持ちよくスピーチできましたが、Semi Finalmotionに手も足も出ず、英語も出てこずに、悔し涙をのみました。初めてのブレイクラウンドでの緊張、失敗した時の悔しさ。その思いを胸にディベートにはまっていきました。ADIというセミナーを受けに韓国で2週間程過ごし、SFC練習会に出場し、そして博多ラーメン杯で優勝。目まぐるしく過ぎていき、本当にあっという間だったなぁというのが正直な感想です。

でもはまっていき、英語力・ディベート力をつけていく中で、友達が身近なところから世界中に広がっていくのがまた素晴らしい所だと思います。UTDSの中で先輩・同期含めて仲良くなるのみならず、ICUや慶應、東工大といった関東圏の大学や、京都大学、九州大学といった日本全国の大学、ひいては韓国、中国のディベーターとも繋がりがもてること、これもかけがえのない財産の一つかな、と思います。

【秋:ディベートの壁に当たった季節】
秋はやはり僕としては梅子杯が心に残っています。梅子杯は言わずと知れた一年生最強決定戦のようなもので、各大学4人までしか出られません。加藤先輩が優勝していたこともあり先輩の意気込みも高く、18人の部内選抜は非常に熾烈なものになりました。僕はなんとか部内の選抜を一位で通過することができたのですが、選抜に残れなかった同期の涙を多く目の当たりにし、試合へと燃えました。また紅葉杯で準優勝することができたことも自分の背中を押していた気がします。来る日も来る日も練習をパートナーの井川さんと重ねました。他大学の練習にもお邪魔しました。練習会にも参加しました。けれど、けれども惜しくもSFにて4-3で敗れてしまいました。井川さんには見せなかったけれど(笑)本当にあの時は泣きました。勝ったと思ったけれど、努力は誰よりもしてきたけれども、負けちゃったなぁと。

でも、ある時気づきました。負けても努力は消えない。勝てなくても、自分達が積んできた努力、身に付けた英語力・ディベート力は確かにここにある。だから必要以上に落ち込む必要だってないし、泣き続けなくてもいい。よし次頑張っていこうかな^^、と明るくなれました。人間的に一つ成長できたのかな、という瞬間でした。

【冬:そして僕はディベートを続ける】
冬に入り、加藤さんと共にBP Noviceに出場したり、井戸さんと共にSydney Miniに出場したりしながら、レベルの高いディベートを間近で更に見ることになりました。Sydneyのディベートの高さを見て引け目を感じたり、Japan BPでブレイクを逃して悔しい思いをしたりしましたが、この気持ちをひたすらバネに変えて頑張っている途中、まだ道のほんの途中です。

また冬には、UTDSExco.(執行部)の選挙・決定議会があり、僕が部長に選ばれ、他のExco.のメンバーも決定しました。現在部内方針を構想しながら、楽しい一時を送りつつ、今年一年を振り返っているわけです。
加藤さんとPOIが似てるって言われました。光栄です。後代部長となった今感慨深い写真です。
僕が大ファンのWorlds Championクリス・クローク(左)と。Sydney Mini一番の思い出です。

いやぁ長くなりましたね。今年の一年、皆さんはどのような年を過ごされましたか?
おそらく多かれ少なかれ、皆さん僕のように、嬉しいときと悲しいときの波のある一年だったんじゃないかなぁ、とお察しします。でも今年も色んなことがあったなぁと今振り返られること、これ自体幸せなんじゃないでしょうか。来年もそう振り返られる一年になるといいですね。
よいお年をお迎えください。そして来年もUTDSをよろしくお願いいたします。

 2011年度部長 佐野文彦

コメント

はまの さんのコメント…
なんか読んでて懐かしくてしみじみしたっ笑
1年間ありがとう。
そして今年もがんばろう!!