Tanacup感想 前編
今年もあと少しになってきました。みなさん元気でお過ごしでしょうか、福元です。
冬Tの記事を頼まれていたのですが、「タナカップのほうが面白いかもしれませんね」など
変遷を経たので、準備期間と重なった凌霜杯と冬Tをバックに、DCAとして参加させていただいたタナカップについて主に書きたいと思います。
ちょっと珍しい記事がかければなと。
タナカップのDCAやってみない、とのCAの石河さんのお誘いを気軽に受けたのは、たしか11月のことでした。ネーミングは突っ込まなかったので由来は知りません。
さて大会の開催となると一番困るのが会場確保ですが、大会のディレクター(Tab)だった井戸さんの溺愛する、ガハクさん(東工大)が会場とプロジェクタを確保してくれたので、もう憂いはありません。
初めの頃、メーリスで流れる会話は「トロフィーどうする?」「商品は徳島っぽいものにしようか(田中さんは徳島出身)」などなど、のどかなものが多かったので、当時はけっこう気楽でした。
凌霜杯、冬Tと大会が続く予定だったので、そちらの練習が中心になります。
城谷さんと成蹊へ練習に、井川さんと本郷へ練習に。そんな中初会合の連絡が回ります。
初会合:台湾料理屋
井戸さんが青島ビールを飲みながら色々と議題を振ります。他のメンバーは富田さん石河さん福元のCA陣。
さて大会のコンセプトが「世界を本気で目指す人のための大会」。レベルの確保のために、参加チームにどういう条件をつけるかでいろいろな議論がありました。Worlds参加者、一定の学年以上、などなど。なお、ここでモーションの方向性が確認され、大会のシンボルは黒縁メガネに決定しました。
さて、慶応の富本に自主練を開いてもらうなどして、凌霜杯の練習に打ち込んでいる頃、駒場に来た石河さんに、「モーションどれくらいつくった?」と聞かれました。
リサーチはしていましたが、特に完成したモーションはありません。でもこの時期それは非常識かもしれない。いやでもここは誠実に、甘んじて怒られないと、しかし、
「ま、まあ、まだ一桁ですね」
ほんとにモーション作らないといけないなと思い、みんなが読むEconomistを外して、あえてInternational Affairs(英)Foreign Affairs(米)Financial Times(英)から面白そうな記事を探してまわりました。そんな矢先にちょっとトラブルが起きます。
レジのあと、2チーム足りないのです。応募チームがオーバーするとの予測だったため一同若干のショックでした。その後
「タナカップ人足りないん?」と聞いてきた富本に「ぜひ、ぜひ!」と懇願し
「亀井でないの?」などと声はかけますが、あまり進展しません。
最終的には先輩方の努力でなかなか強い2チームが確保されました。
そんな中臨んだ凌霜杯。去年SFに行ったコンビだったので、「(賞品の)牛肉を増やす」を公約に臨んだものの、スピーカーズポイントが足らず9位。レポートなどそっちのけで練習していた上、そもそも2人の「無言のリクエスト」で久しぶりに実現した井川・福元ペアだっただけに、かなりのショックでした。井川さんとトーナメントを見ずに寒空の下悲しんでいたわけですが、冬Tまで6日、タナカップまで11日しか残っていません。切り替え必須です。
冬Tは大事な大会でした。特に今大会、パートナーで四年生の城谷さんは燃えていて、
「アウエーかも」と言いながら一人で他の大学に行ったりしていました。
城谷さんの人柄からか、なぜかプレッシャーは感じませんでしたが、とにかくメンバーである僕の責任は重大です。
大会前日の練習ではクロージングで4位、4位。困ったな。凌霜に打ち込んでいたために、クロージングの練習不足が響いています。
なおこの週にタナカップ用モーションを20個ほど作ってメーリスに流しました。(どれも採用されず)
この週は冬T、UTの引継ぎ、タナカップ準備、個人的ながら小論文と仏作文と合気道の引継ぎがあって、一時DCAを引き受けた自分が恨めしかったです。(苦笑)
ジャッジが足りないという問題が出ていたタナカップですが、とりあえず目前の冬Tに突入しました。
冬T当日、城谷さんは「まあ初めはウォーミングアップだから」と言っていましたが、言葉通りどんどん調子をあげていって、最後はICU-Aのいる強豪ラウンドに突入しました。
ブレークナイトで5位ブレークのアナウンス。普段静かな城谷さんが見たこともないほど喜んでいます。
予選も本戦も微妙な2位が多く、吉丸さんに「ジミーズ」とからかわれつつも、最終的には決勝まで行くことが出来ました。ほんとに嬉しかったです。
ただGFは得意の中東系モーションで、張り切りすぎてしまったのと他のメンバーが余りに上手だったのとで、タリバンとアルカイダを混同している相手につっこむことも出来ず、僕個人は埋没してしまいました。(城谷さんは大活躍)
悔しい終わり方でしたが、全体としては吉丸さん達の気の利いた運営(スムーズなタイムテーブル、ブレークナイトなど)もあって、とても楽しい大会でした。
城谷さんは「いやあ、波長があったね」といって喜んでくれたので、いいペアだったのかな、と幸せな気分になりましたが、やはりGFは心残り。そうだ、タナカップでピリッとした国際関係モーションをだそう!と、タナカップの存在を思い出します。
冬Tはいいモーションが多かったので、負けないようにしないといけません。
冬Tの記事を頼まれていたのですが、「タナカップのほうが面白いかもしれませんね」など
変遷を経たので、準備期間と重なった凌霜杯と冬Tをバックに、DCAとして参加させていただいたタナカップについて主に書きたいと思います。
ちょっと珍しい記事がかければなと。
タナカップのDCAやってみない、とのCAの石河さんのお誘いを気軽に受けたのは、たしか11月のことでした。ネーミングは突っ込まなかったので由来は知りません。
さて大会の開催となると一番困るのが会場確保ですが、大会のディレクター(Tab)だった井戸さんの溺愛する、ガハクさん(東工大)が会場とプロジェクタを確保してくれたので、もう憂いはありません。
初めの頃、メーリスで流れる会話は「トロフィーどうする?」「商品は徳島っぽいものにしようか(田中さんは徳島出身)」などなど、のどかなものが多かったので、当時はけっこう気楽でした。
凌霜杯、冬Tと大会が続く予定だったので、そちらの練習が中心になります。
城谷さんと成蹊へ練習に、井川さんと本郷へ練習に。そんな中初会合の連絡が回ります。
初会合:台湾料理屋
井戸さんが青島ビールを飲みながら色々と議題を振ります。他のメンバーは富田さん石河さん福元のCA陣。
さて大会のコンセプトが「世界を本気で目指す人のための大会」。レベルの確保のために、参加チームにどういう条件をつけるかでいろいろな議論がありました。Worlds参加者、一定の学年以上、などなど。なお、ここでモーションの方向性が確認され、大会のシンボルは黒縁メガネに決定しました。
さて、慶応の富本に自主練を開いてもらうなどして、凌霜杯の練習に打ち込んでいる頃、駒場に来た石河さんに、「モーションどれくらいつくった?」と聞かれました。
リサーチはしていましたが、特に完成したモーションはありません。でもこの時期それは非常識かもしれない。いやでもここは誠実に、甘んじて怒られないと、しかし、
「ま、まあ、まだ一桁ですね」
ほんとにモーション作らないといけないなと思い、みんなが読むEconomistを外して、あえてInternational Affairs(英)Foreign Affairs(米)Financial Times(英)から面白そうな記事を探してまわりました。そんな矢先にちょっとトラブルが起きます。
レジのあと、2チーム足りないのです。応募チームがオーバーするとの予測だったため一同若干のショックでした。その後
「タナカップ人足りないん?」と聞いてきた富本に「ぜひ、ぜひ!」と懇願し
「亀井でないの?」などと声はかけますが、あまり進展しません。
最終的には先輩方の努力でなかなか強い2チームが確保されました。
そんな中臨んだ凌霜杯。去年SFに行ったコンビだったので、「(賞品の)牛肉を増やす」を公約に臨んだものの、スピーカーズポイントが足らず9位。レポートなどそっちのけで練習していた上、そもそも2人の「無言のリクエスト」で久しぶりに実現した井川・福元ペアだっただけに、かなりのショックでした。井川さんとトーナメントを見ずに寒空の下悲しんでいたわけですが、冬Tまで6日、タナカップまで11日しか残っていません。切り替え必須です。
冬Tは大事な大会でした。特に今大会、パートナーで四年生の城谷さんは燃えていて、
「アウエーかも」と言いながら一人で他の大学に行ったりしていました。
城谷さんの人柄からか、なぜかプレッシャーは感じませんでしたが、とにかくメンバーである僕の責任は重大です。
大会前日の練習ではクロージングで4位、4位。困ったな。凌霜に打ち込んでいたために、クロージングの練習不足が響いています。
なおこの週にタナカップ用モーションを20個ほど作ってメーリスに流しました。(どれも採用されず)
この週は冬T、UTの引継ぎ、タナカップ準備、個人的ながら小論文と仏作文と合気道の引継ぎがあって、一時DCAを引き受けた自分が恨めしかったです。(苦笑)
ジャッジが足りないという問題が出ていたタナカップですが、とりあえず目前の冬Tに突入しました。
冬T当日、城谷さんは「まあ初めはウォーミングアップだから」と言っていましたが、言葉通りどんどん調子をあげていって、最後はICU-Aのいる強豪ラウンドに突入しました。
ブレークナイトで5位ブレークのアナウンス。普段静かな城谷さんが見たこともないほど喜んでいます。
予選も本戦も微妙な2位が多く、吉丸さんに「ジミーズ」とからかわれつつも、最終的には決勝まで行くことが出来ました。ほんとに嬉しかったです。
ただGFは得意の中東系モーションで、張り切りすぎてしまったのと他のメンバーが余りに上手だったのとで、タリバンとアルカイダを混同している相手につっこむことも出来ず、僕個人は埋没してしまいました。(城谷さんは大活躍)
悔しい終わり方でしたが、全体としては吉丸さん達の気の利いた運営(スムーズなタイムテーブル、ブレークナイトなど)もあって、とても楽しい大会でした。
城谷さんは「いやあ、波長があったね」といって喜んでくれたので、いいペアだったのかな、と幸せな気分になりましたが、やはりGFは心残り。そうだ、タナカップでピリッとした国際関係モーションをだそう!と、タナカップの存在を思い出します。
冬Tはいいモーションが多かったので、負けないようにしないといけません。
ぴったり波長の合った二人 |
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