ICUT感想①
久しぶりに今回は加藤さんにブログの筆を執って頂きました。 |
こんにちは、加藤彰です。お久しぶりです。まさかまたブログを書かせていただけるとは、光栄です。しばらく書く機会もないと思いますので少し長くなってしまうかもしれませんが、ご了承下さい。
【ICU Tournament】 先日行われたICU Tournament。これは僕にとっては3回目の出場でした。
1年生の時は憧れの先輩である田中さんと城谷さんと組ませていただき、2年生の時は他大学の思い入れのある同期2人と組んで出場しました。どちらの大会も個人的にはすごく楽しく得るものも多い大会だったのですが、一方で、実は2年連続でSemi Finalで1Vote及ばないSplit Decisionで負けているという苦い思い出もありました。
リベンジはしたいものの、部も大きくなっていることもあり部内の期限ギリギリまで出場は迷いに迷いました。出るか、出まいか……です。ですが、最終的に色々な方々の相談を経て出場させて頂けることになりました。
そして、この大会は節目になるであろうことも思っていました。院試の勉強がある以上、秋までは大会は出ることはないと感じていた故に、全力を尽くそうと思っていました。特に、UTDSに入部したときから国際大会で優勝したいという自分の中での目標を達成したかったことからも、その想いは強かったです。
佐野君・富永君との出場が決まってからは、チームとしての準備に専念しました。とはいえ、法学部の試験や院試がある以上、効率的に時間を使うことが求められました。しっかりとチームとしての戦略をたて、1ラウンド1ラウンドを大事にする意識を持つという当たり前のことをしっかりやろうと決めていました。プレパ練をしたり、作戦をねったり・・・そして、3人でリサーチを分担し、僕自身も国際関係の資料を読み込みました。(院試に使えそうな分野を中心にしたのは内緒です)最初は戸惑ったところもありましたが、だんだん息が合い始め、それぞれの役割分担ができるようになっていました。マターファイルをつくる、音源をきく、ラウンドの復習をする、という当たり前のことをコツコツとやっていくことに専念しました。大会前の最後のラウンドでは、相当強い手ごたえも感じ大会を楽しもうと思っていました。
そして迎えた大会当日。相変わらずの精密機械的な安定具合・情報処理能力を見せてくれた富永君、秀逸なまとめ方や反論を武器にしていた佐野君はコンスタントに調子をあげ、僕自身も足を引っ張らないくらいのことはできたのかなと思いました。2人は相当うまくなっていたし、組んでてすごく楽しかったです。優勝できたのは2人のおかげです。本当にありがとう。
トロフィーを見ながら思いにふけていると、ふと過去3年間のことが色々と頭を過ぎりました。入部のときに優しく声をかけていただいた先輩、同期といった関西や海外遠征、初めてのブレイク、後輩のエジュケ、後輩の活躍、等等等。3年間色々なことがあったなぁと思うと同時に、満足感というか、次の世代に託したいというような気持ちがふつふつと今はわいています。
【おわりに】 思えば、多くの人に支えられた3年間だったと思います。最初から何から何までお世話になった田中先輩は最高の部長でした。本郷練習会を担当して頂いた城谷さん、国際大会でジャッジとして大活躍されていた犬束さん、関西弁を交えながらためになるフィードバックを下さった大内さん、初めての国際大会でご一緒させていただいた佐谷さんらにはジャッジ等でも相当お世話になり、井戸さんは現役生並にUTDSにコミットしてくださり、辛いときにはアドバイスを何度も頂きました。石本さんや中川さん神野さんを初めとした多くのOBOGの方々にはいつも優しい言葉をかけて下さり、感謝の気持ちでいっぱいです。
そして、何度思い返しても本当にデキ女だったまゆ、ジェミニ等でCriticalでコンスタントに努力を重ねていた岩井、部に継続的にコミットしている癒しキャラの石河、梅子のころから組んでいていつも優しかったようか、副部長として支えてくれてかつ天才的な頭の回転のはやさを持った吉丸と、同期にも相当恵まれたと思います。5人とも本当にありがとう。また同期で飲もう。
後輩も、今回組んだ佐野富永をはじめとして常に努力を重ねていて、先輩として鼻が高いひとたちばっかりでした。あっちゃんを初めとした今の1年生もすごく尊敬しているし、今後のUTDSも楽しみです。これからも老害になりすぎないようにがんばるので仲良くしてやってください。パニ井上さん浜野さんのブレイクは心のそこから嬉しかったし、感慨深かったです。今後も皆に期待しています。
そして、他大学の方々には、先輩・同期・後輩という枠を越え、多くの皆様にお世話になりました。他大学にもかかわらず相談にのって頂いたり練習に付き合って頂いた先輩の方々、すごく居心地がよかった同期の皆、自大学と同じくらい仲良くなった後輩の皆さん・・・一人ひとりの名前をあげたいくらい、感謝しています。 また、最後になりましたが、おそらくこのブログを読んでいるお父さんとお母さん。3年間「彰がやりたいならがんばりなさい」と言ってディベートをやらせてくれてありがとう。何度も国際大会に行きたいというときにいやな顔をせずに「行きたいなら行ってきなさい」と背中を押してくれてありがとうございます。あえて口頭じゃなくこっちで報告する愚息を許して下さい。
3年間、皆様のおかげで楽しく過ごすことができました。今後はちょこちょことディベートはしていくとは思いますが、ここで自分なりの終止符を打たせていただくことにします。至らないところもたくさんあったと思います。迷惑をかけたことは1度や2度ではなかったと思います。それでも、常に支えていただき、相談にのっていただき、ラウンドをしていただき・・・というようなさまざまな形で皆様のサポートがあったおかげで、笑顔が絶えない3年間でした。本当に、本当に、ありがとうございました。
UTDS 3年 加藤 彰
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