会長からのお言葉 其の壱
みなさんこんばんは。ブログ担当の青木です。
今回はなんと、先代ブログ担当・会長氏がA415ページにも及ぶ長編を寄稿してくださいました!! 全5回を一日ごとの更新となります。会長、お忙しい中本当にありがとうございました。
では、AC、特にCAになるためにはどうしたらよいのでしょうか?今回の記事が読みにくいのは今回の記事の目的がたくさんあるからです。まさかの1000文字超えて初めて我がチームのスタンスを説明すると、①今後ACをやる人にとっての助けにする。②今後ACをやりたい人に方針を示唆する。③ACをやった経験、知識からジャッジ、ディベーターになった時に何か役に立つ部分を発見し発表する。という3つの目標がごちゃごちゃになっているから、「お前のスピーチは何がしたいか分からない。」と言われるわけです。が、暇なら是非読んでください、さて次にいきます。
まあ、なので今回は非常に奇跡的な機会でありました。国内ブレイクもしたことのないダメディベーターがACに入るなんて今までなかったわけですから、もう最後の機会だからめっちゃ俺のモーションを残してやろう!という意思もありました。 あと今回DCA頑張った理由が2、3個あります。
其の弐に続く!!
今回はなんと、先代ブログ担当・会長氏がA415ページにも及ぶ長編を寄稿してくださいました!! 全5回を一日ごとの更新となります。会長、お忙しい中本当にありがとうございました。
先代ブログ担当・会長こと得永一樹氏 |
どうも、今回コネ入社で、いつものように政治的理由からザ関西という某ブリリアント大会のDCAに滑り込ませていただいたpolitical adjudicatorの二年生の得永です。こんにちは!なかなかAC陣に入るという経験もないですし、あとMDI(Malaysia Debate Institutionのことではないし、そういう組織がありそうでない気がする)でサクちゃんの方から随分前にジャッジのやり方を教えてくれ、とかいうどう考えてもムチャ振りの記事を放置していたということもありますし、あと春休みディベートばっかりやってしまい、きっと春学期こそは勉強をすると思うので、あまり今後ディベートはやらないと思うので、もう今のオーソリだけで食っていってあとは勝ち逃げしてやろうと思っていますので、今の時点での僕の経験のまとめとして、割と真面目にディベートの話をしようと思います。
ただ、みなさんご存じだと思いますが、僕はUTDSが好きです。逆に言えば、UTDS以外はそんなに好きではありません。なので僕のポリシーとしてUTDS以外に自分のディベートに関する考え方は絶対に言わない、というポリシーがあるので、妥協案として我が愛着のある、後輩が面白い記事をガンガン書いててもう既に自分の存在感の薄れつつある、UTDSブログの方に載ったらいいなー、と思いながら現ブログ担当の青木に許可も取らずに原稿を書き始めます。
僕のジャッジのやるコツ的なのは、去年の春Tの時からまったく成長してないので、とりあえずUTDSブログの去年の春T感想をまずはご参照ください。今回は何より多分ACに入った感想がテーマだと思うので、ACに決まってから当日まででなんか書きたくなったことを、徒然なるままにノーサインポストでざっくりマターダンプして、逃げ切ろうと思います。
とりあえずACに入るまで、です。去年のICUTトライアウト以来、幾度とない挫折を越え、やはりディベーターとしての活躍をとうに諦め、ほとんどジャッジに特化していた僕としては、どうしてもやりたいものがありました。それは、言うまでもなくCA、またはAC陣です。AC陣というのは、新歓期にもかかわらず内輪向けの老害記事を書く心苦しさから説明をすると、大会におけるディベートのクオリティ面での総責任者であり、議題作成、点数基準ルールの策定、審判集めなど、ジャッジ界でまあ一番偉い仕事であるのは間違いない訳です。
そんなお偉方(THE関西) |
ACになるためにはどうすればよいのでしょうか?一般的にACの決定プロセスは、①まずTDが大会主催組織の中から決まる。→②TDがCAを決める→③CAがAC陣を任命する。 というまるで民主主義みたいなプロセスによって決まっています。で、その中で基本的にAC陣になるためのクライテリア、というのは基本的にオーソリ(Authorityの略語、権威、威厳などのこと)です。では、オーソリをつけるためにはどうすればよいのでしょうか、非常にシンプルです。海外大会、国内大会において、自分のディベーターとしての能力を、スピーカープライズ、ブレイク、優勝などによって見せつければよいのです。非常に簡単ですね。なので、ACに入りたい人は、とりあえず大会で活躍しましょう。あと、TDやCAに顔を売っておく、実力を認められておく、ということも非常に重要な要素であると思われます。
しかし、残念ながら僕にはオーソリはありませんでした。ディベーターとして国内ブレイクしたことがない、海外ブレイクと言ってもルーキー用のしかも大会ではなくただの合宿でしかもOFで死んでいる、という非常に残念な形でのAC入りとなってしまいました。基本的に、ディベート界では、例えばACにジャッジとしての実績がなくてもディベーターとしての実績さえあれば入ることが出来ることから分かるように、常識的に考えてディベーター>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>ジャッジなので、ジャッジという刺身のつまのような職業である僕がAC入りをしたということは、ある種画期的であり、ある種無謀であり、ある種JPDU関西の心の広さには感謝をいくらしてもしてもしきれないというところにあります。本当にありがとうございました!
(備考:ディベーター>ジャッジの構造というのはある種当たり前で、①ディベーターとしても自分より強い人に言われる話じゃないと納得がいかない。「てめえに出来もしねえのに俺に文句をつけるのかよっ!!」②ジャッジというのは部内においても、ディベーターを立たせるための仕事である、という要素がある。当然その部の目標というのは、ジャッジブレイクなどでは全然なく、優勝な訳です。ですから、優勝を目指すために、強いディベーターからどんどん選んでいって、当然、ジャッジにまわすのは余りもの、ということになる訳です。なので、その余りものの集まりの中でブレイクを何回重ねようが、永遠にディベーターにまさることはない訳です。③強いディベーターであればいいリフレクが出来る。強いディベーターが話す話というのは、もちろんそれだけで非常に有用です。何故なら、その人のアーギュメントこそ、強い、からです。だから、強いディベーターがいいジャッジであるとされるのはある種当然であるわけです。)会長の記念日 |
一つ目が銀杏杯の反省です。銀杏杯というのはとても面白い大会で、大会の運営陣がモーションも作ります。運営陣がつまりそのままACを務めるわけです。しかし、従来僕はディベーターとしてもジャッジとしても、モーションを軽く見る傾向、つまり「どんなモーションでも賛成でも反対でも出来るんじゃね?ってかどうでもよくね?」という適当な考え方だったため、あまりいいモーション悪いモーションというものが分からずにここまで来ました。そのため、くわやふなT、まさーつのような非常に頭のいい運営陣に囲まれると、まず仕事がないし、おまけに興味がないのでモーション会議がネットサーフィンの時間になっていました。せっかくACに入ったんだから、そのような事態は避けて頑張ってモーションの良し悪しは分かるようになろう、と思ったのです。
やはり、近年の同期の活躍というのも大きいです。あと、師匠である加藤先輩がこの大会に出るというのも大きかったです。ディベすすの小野岡とか、ICUTのしゅんとか、同期がモーション作ってることと意識すると、まあ結構頑張ろうと思いましたし、去年の春Tで僕がジャッジをするきっかけを与えてくださった加藤先輩が出る大会となると、やっぱり骨のあるモーションを作らないと申し訳ないな、と思いそこそこ張り切りました。
さて、なんとかコネと勢いでACに入ると、まずは1月中旬、AC会議というものをスカイプか何かでやります。今回は神としておなじみのTitechの内山さんがCAという非常に無敵の状況でした。「30分くらいで終わると思うんで、ACの皆さんよろしくお願いします。」との神からのFBの投稿。「あ、そっか。まあ第一回だから顔合わせくらいなのかな」と思いきやとんでもない。完全に気を抜いて会議に参加すると、まず大会までのTodo、確認事項、大会の方針etcが全て綺麗にまとまった資料が送られてきて、もうあとはあれよあれよという間にほとんどのことが完璧に決まり、本当にものの1時間で大会までのほとんどのACの仕事が終わってしまいましたw僕がやったのはザ関西のACのgmailアドレスを取得しただけですwあとのDCAの手を一切煩わせることなく、スコアシート、ジャッジフィードバックシート、ブリーフィング、ジャッジテストの撮影、タブ、ランナーの配置、大会の方針、ブレイク数決定、ジャッジブレイク数決定のほとんどをあのお方は終わらせになられました。
そのことを知ったのは、時がだいぶたち3月中旬、僕が帰省して関西でのタブ練が参加した時です。タブ練の名を良いことに、コミとの雑談をしにいっただけなのですが、松永さんとたがいとたのっぱと飲みに行ったときに「スコアシートとかジャッジフィードバックシートって誰が作ったん?」「え、コミじゃないの?」「え、内山さんDCAに仕事振ってないの?あれ全部やったん、あの人??もっとAC陣仲良くしーや!」と怒られた時のことです。こういう一幕がありましたが、もう内山さんのおかげで、僕は3月中旬まで特に何もせずぼんやりとしていたら終ったので、もうDCA一同内山さんへの感謝はやむことがありません。
其の弐に続く!!
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