銀杏杯感想文 ~時は満ちた 今だ!攻めろ山本!~



〈ナレーション:おねえさん〉
小さな町の
小さな大学の
小さな図書館の
その片隅に、偏屈ものの気まぐれブロガがおりました。

あれれぇ?
今日も何か御託を並べて先延ばしの言い訳をしようとしているみたいですね?
ちょっと覗いてみましょうか。


“聞いて驚くな皆の衆。
ワシゃ過去の感想文を拾い集める新技術の開発に成功した。
いやいやこの技術の開発に少々手間取ってしまってな。
更新が遅ぅなってしまたわい。

んん?
逐次更新してればその技術いらなくね?とな。
ハハッ。何を言っとる。いいから参るぞ。

まずはこの男の、銀杏の戦いを振り返ろうかの。
奇をてらったものではない。
感想文はこれでいいんじゃ、こういうのが読みたいんじゃと気づかせてくれる
正直な声が届いておる。”

いまごろ更新-平成文士浪漫譚-追憶編、第一幕。
《銀杏杯感想文 by山本くん》だから大会は面白い



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.はじめに
こんにちは、UTDS1年の山本雄貴です。今回、2017年8月23・24日の2日間にわたって行われた第8回銀杏杯の感想文を書かせていただくことになりました。とはいっても何を書くべきか分からなかったのですが、なるべく感想文らしいものをと考えた結果、大会の2日間を自分の視点から振り返る形で書くことにしました。

彼の人柄にじみ出る、素敵な写真を紹介がてら。

1. 大会1日目
 僕がディベートの大会に出るのは6月の成蹊ジョイントに続き今回が2回目だったのですが、会場が通い慣れた駒場キャンパスということもありそれほど緊張せずに当日を迎えることができました。しかし、いざ会場に着いて大勢の参加者を目の当たりにするとその雰囲気に圧倒され、結局かなり緊張した状態で臨むことになりました。その後パートナーの魚住と合流してレジを済ませ、オープニングセレモニーが終わるといよいよR1。実は大会前にペアで練習したのは1回のみで、そのときの形式もNAでなくBPだったので十分な練習ができたとは言い難く少し不安もあったのですが、プレパではお互いに意見を出し合って思ったよりも順調に進みました。ディベートでは僕がファースト、魚住がセカンドを務め、対戦相手の津田塾と学習院のジョイントペアに勝利することができました。このラウンドでは2人がそれぞれの役割を果たせたと思います。

山と魚の相性は良い模様で。


その後R2で京大、R3で早稲田のペアと対戦したのですが、この2試合での僕は話す内容の時間配分を盛大に失敗して中身が無いスピーチをしてしまったりと情けない有様でした。しかし、セカンドの魚住が緻密な分析やインパクトのある具体例などを詰めてくれたおかげで、僅差ながらも両試合で勝利し3連勝でブレイク決定となりました。僕にとっては望外の結果でとても嬉しかったです。

R3のフィードバックが終わり、気を引き締め直してR4に挑もうと対戦相手を確認すると、そこに表示されていたのは“TokyoOldFriends”の文字。まさかのUT対決のうえ、相手は言わずと知れた超実力者、浅野・池村ペア。厳しい戦いなのは承知の上でしたが、やれることを精一杯やって試合を終え、あとはブレイクナイトでの結果発表を待つのみになりました。ブレイクナイト会場で豪華な料理や他の参加者との交流を楽しんだ後はいよいよ結果発表。最初に発表された1位ブレイクのチームはR4の対戦相手、Tokyo OldFriendsで、この瞬間に僕たちはR4負けで3勝1敗と判明しました。やはり壁は高かった……。このときは負けた悔しさもありましたが、UTの仲間が1位ブレイクしたという嬉しさも大きかったです。僕たちのペアは12位ブレイクで、すべての発表が済むと大会1日目は終了となりました。


.大会2日目
 2日連続で1限の時間に学校へ行くのは今回が初めてだったのでちゃんと起きられるかどうか若干心配でしたが、無事にレジを済ませることができました。この日戦うブレイクラウンドは負けたら終わりのトーナメント制なので1日目とは違う緊張感がありました。前日の4ラウンドを通して、スピーチの際に焦ってしまい上手く話せないという反省点があったのでこの日は落ち着いて話すことを意識しようと考えていました。迎えた1回戦の相手は成蹊のペアで、悔いの残らないようにベストを尽くして戦いました。勝敗の発表はORで行われ、他の参加者達が見ている中での発表は盛り上がって楽しかった一方で、自分たちの番になると不安や緊張がピークに達しました。ただ、その分自分たちの勝利のアナウンスを聞いたときの喜びは大きかったです。

Like a 合格発表のドキドキと喜び。


続く2回戦の相手はTokyoOppLoversで、まさかのUT対決(既視感)でした。試合では、落ち着いてスピーチをするという目標は達成できたと思いますが、スミ・登野城ペアの前に力及ばず敗北。僕たちの最終結果はOct-Finalistでした。その後は観客としてQFからGFまで他のラウンドを観戦して、2日間の銀杏杯が終わりました。

それでも十分すごいよ!
よく頑張ったぁ!!

.おわりに

 今回の大会は僕にとって初めてのブレイク制大会で、自分やUTの皆が勝ったときの嬉しさや負けたときの悔しさ、勝敗を告げられる瞬間の緊張など、大会ならではの面白さを経験できてとても楽しかったです。また、大会での自分の反省点も忘れずにこれからも頑張ろうと思います。最後に、UT1年の皆や先輩方、大会の参加者と運営の方々、そしてパートナーの魚住への感謝の言葉を記して感想文の結びとさせていただきます。本当にありがとうございました。

二人で三角を作っちゃう仲の良さ。良すぎでしょ。
楽しめてなによりです!おつかれさまー!






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“ワシらの旅はまだまだ終わらんぞ?
さぁ次はだれの感想文を"ぴっくあっぷ"しようかのぅ・・・”



おやおや。
気まぐれブロガは困った様子。
これには助手のiTVさんも呆れ顔みたい。フフッ。
でも二人のこれからの活動に、ますます目が離せなさそうですね。

さぁ、今日のお話はここまで!
今度のお話を楽しみにしていてくださいね。
次に上がるのは、あなたの感想文かもしれませんよ…?



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