想い出の中で辿るジェミニ杯 2017 〜笠川の感想文〜
ファイアレッドとリーフグリーンが発売された時、僕は半年後にアクアブルーが出るのは間違いないと確信して静観することにした。結局エメラルドが出て、それを姉が買い、僕は手持ち無沙汰になって、遅ればせながらサファイアを買ってもらった。ワイヤレスアダプタも使えず、カイオーガも捕まえ損ねたら二度と出て来ない、あのサファイアだ。
二度と同じ轍は踏むまい。待ちすぎては負けなのだ。チームオブブルースが発売された時、僕は逡巡した。逡巡しているうちにチームオブカーネルが出て、ああ、これは二択なのだろうと確信。熟考ののちにブルースを手にした。直後にツインリーダーズが出るとも知らずに。
2バージョンの同時発売という形式は、僕には合わないのだ。
こんにちは。一年生の笠川です。
二度と同じ轍は踏むまい。待ちすぎては負けなのだ。チームオブブルースが発売された時、僕は逡巡した。逡巡しているうちにチームオブカーネルが出て、ああ、これは二択なのだろうと確信。熟考ののちにブルースを手にした。直後にツインリーダーズが出るとも知らずに。
2バージョンの同時発売という形式は、僕には合わないのだ。
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ジェミニ感想文 大島
&
ジェミニ感想文 笠川
2バージョン同時公開!!
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こんにちは。一年生の笠川です。
以下、去る6月17・18日に参加したGemini杯の感想です。
主観的に出場決定から大会の終わりまでを振り返り、その上で感想、謝辞に入ります。
振り返り(0~2)は飛ばして問題ないです。(何故書いた)(ただの自己満足)
また、3か月近くも経ってこの感想文が掲載された責は私にあります。
申し訳ありません。
次にこんな機会を頂けると思いませんが、もし次があったらもう少し早く提出いたします。
0.出場決定まで
出場のきっかけは何かといえば、一つにはエリザベス杯があります。
本来なら人数制限から参加できないはずでしたが、
前日の夜、急遽参加できることに。
そして当日、心の赴くままに
「ジェミニ杯に興味があります」
などとパートナーの先輩に申しました。
その後色々あって、エリザベス杯で組んだ小椋先輩ともう一人、橋本先輩と共にジェミニ杯に
TokyoEとして出ることと相成りました。
1.練習
エリザベス杯後の時期は、個人的には駒場錬と自主練を行っていました。
当時は、私にも今より気負う所があったと見え、自らの御用事の合間を縫って自主練を見てくださる先輩方に甘え、空きコマにラウンド錬をして試合に少しでも慣れようとしていました。
チームとしては、中間試験の1~2週間前に一度本郷錬にお邪魔し、中間試験後から本格的にプレパ錬などを開始しました。
ですが、どうにもプレパが噛み合わないのです。
(やや主観が混じっていますが)
僕が1stなのに、
「こんな話かな~」というふんわりとしたアイデアは出ても、具体的に示せない。
よしんば具体化できても、motionを肯定/否定する理由まで繋がらない。
それが出来たと思ったら、具体化が片手落ち
といった具合でした。
ラウンド中も連携がうまくいかず、ジャッジの方々のアドバイスを参考にしつつ試行錯誤を続け、プレパのシステム化を進めていきました。
しかし、遅々として改善が見られない自分の不甲斐無さに、加速度的に焦りが積もります。
大会一週間前のPre-geminiに至っても試行錯誤は続きます。
大会1週間前になってロール変更。いくらか噛み合って一勝を勝ち取ります。
それでも尚プレパがうまくいかない。
大会前日にもプレパ錬を見ていただきましたが、やっぱりうまくいかない。
そこでのアドバイスを元に試しにプレパのシステムを変えた上で、最後のプレパ錬を終え、しこりが残りつつ帰路につきました。
2.大会本番
冷や冷やでした。(何が)
"レジ落ち"という漠然とした観念が、脳裏に具体的な想定として具現化された初めての日でした。
呪うべきは実家の位置か、会場の位置か。
いや、変なところで顔を出す僕の希望的観測を呪うべきですね。
取り敢えず路線案内のはじき出した出発時刻よりも30分早く出れば問題なかった筈なのに。
道中、橋本先輩と合流し、走って会場へ。
先に着いていらして、気を揉まれていた小椋先輩。
すみません。
開会式を待つ間、小椋先輩に前日のプレパの方式で行くことを告げられます。
急に合わせられるか不安に思う僕。
果たしてR1は上手くいきました。
未だに具体化には課題を残しつつの勝利。
フィードバックを拝聴し、R2へ。
このプレパは荒れましたが、辛勝。
その次のR3でこそ負けたが、本番補正なのか何なのか。
迎えたR4のバブルラウンド。
最近やったmotionがあるな
と思っていたところ、Vetoはそのmotionを指し示しました。
お昼ご飯を買う機会を逸して野生度・攻撃性が増した僕が、???って感じのスピーチをしましたが、
チーム全体としては「行けたんじゃね?」という感触を共有。
明日のためにも、早めの就寝を心掛けました。
(因みに、その後のどの大会結果を見てもR4のスピーチの質は大抵低かったです。体力不足でしょうか?)
迎えた翌日、祈るような心地でブレイク発表のスクリーンを見つめます。
液晶だったのかスクリーンだったのか。
そのどっちだったかは忘却の彼方ですが、Tokyo Eの表示があったことは覚えています。
迎えたオクトファイナル。
微妙にコンテクストがパラレルに。
それでも全力は出し切れたように思います。
しかし、Tokyo Eのメンバーはクオーターファイナルの開始を観客として迎えました。
以降の試合を応援に費やし、グランドファイナルを観戦。
先輩方の雄姿を見た後は、クロージングセレモニーへ。
賞状を受け取り、挨拶を終え、帰宅。
ここで、僕のGemini Cup 2017は終わりました。
3.感想
参加決定から大会終了まで、総じて得るものが大きい期間でした。
大学入学後からこれまでの中でも、最もディベートを頑張っていた時期でもありました。
大会での試合のみならず、そこに至る試行錯誤から得たものが大きかったです。
途中、精神的にハードルが高いと思ったことはかなりあり、確かにそこで躓くことも多かったです。
それでも、結果的には多くを得たと思います。
4.謝辞
大会運営の方々、練習を見てその都度アドバイスをくださった先輩方、練習相手の皆さんなど(僕の記憶容量に比べて)余りにも多くの方々にお世話になったので、
全員の名をここに記すことこそ出来ませんが、皆様に感謝を。
そして、
小椋先輩。
橋本先輩。
やりにくいところ、不満なところ。
色々あったとは思いますが、次の二文に尽きます。
有難うございました。
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