Nemophila Cup 2023 大会結果報告&感想


こんにちは!課題とかためちゃって慌ただしい時に限って普段は暇な広報の仕事も降ってくるんだよね、と思っています、広報担当です🤯

今回は、5月に筑波大学で行われました、ディベート×旅行がコンセプトの新しい形のディベート大会、Nemophila Cupの結果報告&感想文です!!

感想文は、UTDS2年で今回ジャッジとして参加してくれたTaiki Tsuchiyaさんにいただきました!🌵ディベートから戻ってきた彼が今何を思うのか、必読です👀

目次

・大会概要

・UTDS Prize

・大会感想 by Taiki Tsuchiyaさん

UTDS Prize

Nemophila Cup 2023 結果報告

《Team Prize》

お花部門 Semi Finalist

-Somebody That I Used To Know (Tomoya Mizutani) [Breaking 3rd]

つぼみ部門 3rd Best Team

- Scorn a scone (Riho Takahashi, joint)

つぼみ部門 4th Best Team

- Amane children (Naoki Hatada, Tomoaki Sano)


《Speaker Prize》

お花部門 5th Best Speaker

-Tomoya Mizutani

お花部門 7th Best Speaker

-Satoshi Inoue

つぼみ部門 4th Best Speaker

-Riho Takahashi

つぼみ部門 5th Best Speaker

-Naoki Hatada

つぼみ部門 7th Best Speaker

-Tomoaki Sano

つぼみ部門 9th Best Speaker

-Yuki Yamashita


《Adjudicator Prize》

Overall Best Adjudicator

-Yuichi Masaoka

3rd Best Adjudicator

-Taiki Tsuchiya

4th Best Adjudicator

-Ryosui Banno

5th Best Adjudicator

-Jo Watanabe


Breaking Adjudicators

-Haruka Sawazaki

-Jo Watanabe

-Yotaro Nada

-Yuichi Masaoka


《Adjudication Core》

Chief Adjudicator

-Haruka Sawazaki


《Organizing Committee》

-Yuriko Hirai (VTD)

-Emi Negita (MD, VD)

-Mariko Kawabata (Tab)


《Equity Officer》

-Mariko Kawabata


大会感想 by Taiki Tsuchiyaさん

UTDS2年の槌矢です。もうおじいちゃんです。。。

感想を書くのはGemini以来で、その間色々あったのでそれらも含めて書いていこうと思います。でも月並みな話になってしまう感じもするので、それは悪しからず…

(書き終えてからの追記:Nemophilaの感想は後半部で、前半は書きたいこと/誰かが読んで何かを発見してくれたら嬉しいことを書いてます…思ったより長くなってしまった汗)


半年間を振り返ると、ディベートを続けるかどうか、ずぅっと悶々としていました。Geminiでパンダと組んでもらったときとか、秋TでRookie Championになったときとかは、勿論嬉しかったし、ディベートをするモチベにもなっていました。一方で、UTの同期がOpenでbreakしていたりOpenでchampionになっていたりするのを見るとめっちゃ嬉しい一方でそれなりに複雑な気持ち(焦りが一番大きかったのかな)にもなっていて、さらに自分の実力の向上を測ることが出来ないという解決しようがない悩みにも直面し、うわぁぁあという感じでした。ディベートつらいな、続けるのは悩ましいな、と思い始めた頃に出たMomiji Cup(一年生大会)でbreak落ちし(僕の責任)、鬱に拍車がかかりました(激鬱ブログで申し訳ないです滝汗)。自分にとって(エリザベを除いて)最後の大会にしようと思っていたとうきょうみにのR1”THO the narrative that you should do what you love as opposed to what you’re good at”のCGで「自分はディベートのこと好きだって自分に言い聞かせてきたけど、ディベートは僕のことを振り向いてくれなかった…ぶっちゃけ好きな(好きだと思い込んでる)ものより得意なことをやった方がいいです、そっちの方が絶対に幸せです」みたいな激鬱激重extensionでroundで1位になれたのは、まぁ嬉しかったですが、もうそんな感じの精神状態でした(それと、部屋の空気を微妙にしてしまったことに謝罪申し上げます、すみませんでした、その後にKDS boysが「いつでもディベート戻ってきてね!」と声を掛けてくれたのは本当に嬉しかったです)。結局とうきょうみにの結果も振るわず、12月中旬にディベート界から足を洗いました(と思ってました)。


この選択が正しかったか否かは僕には判定出来ませんが、良かったか否かで言えば、「良かった」と思っています(少なくとも今のところは、って感じです…)。人間なので自己防衛は必要で、僕は苦しかった時期はディベートやめるstructural reasonsを並べてみたりもしており、自分の選択を正当化しようとしていました。それでも結局戻ってきた(きてしまった)のは、やはりディベートでしか得られないことがあるし、ディベートのコミュニティが好きだし、ディベートしたいからです(アサーティブ())。ディベートしていないと脳が腐っていく気がしたし、みんなと会えないと辛いし、英語も衰え人に伝える能力が低下しているなぁっていう確かな実感はあって、やっぱりディベートは偉大だし、UTDSのこと大好きだし、この界隈が大好きだなぁって気持ちがしてます。でも、これは個人によるところがあると思うので、辛かったらやめてok、戻りたくなったら戻ってよし、という風に自分のことを大切にしてあげるのが一番大事なのでは、と思います。辛いことしてるくらいなら他に楽しいことしたいですよね。


ディベートに戻ったきっかけを書くと、エリザベはUTDSへの恩返しとして出たいなぁと思っていて(僕と組む新入生に地より深い土下座)、練習しなきゃなぁと思っている中で春Tに誘われ、久しぶりに頑張るかぁというノリでcarryしてもらいRookie Championを頂き、ディベートしなきゃ思考力英語力落ちてやばいという義務感から「ディベートけっこう楽しい」というポジティブな気持ちに切り替わり、という経緯です。加えて、新歓等でディベート廃人の同期たちとお喋りしててやっぱり楽しいなぁと思ったし、みんないい人だし、コミュニティから離れると会う機会が少なくなり寂しいし、という感じです。


こんな感じでディベートから離れようと思い、でも離れられず、またディベート界に戻って来た槌矢です。Nemophilaの感想を書いていきます。judgeだったのでそんなに書くことは無いんですが()


まずはNemophila Cupを開催してくれた方々に感謝したいです。めっちゃ楽しかった。論題も全部おもしろかったし、judgeさせてくれたdebaterの皆さんにも感謝したいです(特に、R3で感動的なspeechをしてくれたKDSのMくんには感謝(一応イニシャルにしておきます。。。))。セミファイ/グラファイはaudienceとして見ていただけですがroundは激アツで全speakerが「こんなdebateをしたい」と思わせてくれました。本当にかっこよかったです。特にグラファイのoppのargumentは、正直自分が全く思いつかなかった(&それへのGovのrebuttalもすごすぎた)。ディベーターとしても頑張っていこうと、心から思いました。2日目も楽しかったです!!!来年も筑波で開催してほしい!!!


Judgeをするにあたってそれなりに勉強したり音源を漁ったりはしました(久しぶりのdebateだったこともあります汗)が、書いても需要なさそうだし、かといってRoundごとの振り返りを書いても変な感じがするので、judgeをして学んだこと/debaterの視点だと見えなかったことを書いてみようかと思います。初judgeのピヨピヨなので、勿論僕の暫定解に過ぎないし、部分的に間違いも含んでいるかもしれませんが。。。(&めっちゃ当たり前のことを書いていきます)


①コンストめっちゃ大事:コンストが詰まっていないと、judgeとして簡単に負けにする理由になってしまいます(ディベート歴n年目にして初めて実感())。argumentの中身を詰める(analysisやexample)のも大事だけれど、burden of proofを満たすことが必要条件だなぁと感じるラウンドが多かったです(特に僕はインパクトが抜けがちなので自戒())

②Rebuttalはクリティカルにしなきゃ:今までは小さなrebuttalも含めて数で押していた感もあるのですが、反論の数は少なくてもずっしりと押せば有効だし、そちらの方がjudgeにも伝わるので良いと、めっちゃ実感。昔から言われていること/アドバイス頂いていることで、改善できたり戻ってしまったりの繰り返しではあったんですが、judgeの立場で改めて実感できました。

③Reply大事:今まではコンストの繰り返しっぽいReplyをしてしまいがちでしたが、judgeにとって嬉しいReplyがやっと分かった気がします。。。

④judgeがしてほしいPOIをしてくれると嬉しい(๑╹ω╹๑ )

⑤ディベート楽しい!!!


楽しい時間ほど記憶は無いもので、ごりごり書けることはなくて恐縮ですが、今の自分が言語化できるのはこんな感じです。

好きに楽しく生きるのが一番大事だと思うので、その道中にディベートがあれば続けるのがいい気がするし、そうでなければ無理に続けなくてもいいのでは、と思います。ただ、自暴自棄になってやめちゃったりするのは一番勿体無い気がします。偉そうに何かを言える立場にいるわけでもないですが、Nemophila Cupの感想に関連して書きたいことを書かせて頂きました。誰かに届けばいいな。


そして、ディベート界の皆さん、今後ともよろしくお願いします。

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