SIDO 感想 by 大島さん 〜海外大会最大の魅力とはいかに〜

こんばんはブロガーのありたです!(前回からの連続執筆)
今回は大島さんにSIDOの感想を書いていただきました、いぇい。
私とても眠いので(適当)、早速うつりましょう〜!

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さいんぽすと~
1.SIDOに出るまでの経緯
2.SIDOの報告
3.SIDOの感想


1.SIDOに出るまでの経緯
年末のあの頃、自分が何を考えていたのか、正確には覚えてません。1年の冬に石丸さんとBP Noviceでブレイクして以来、あとほんの少しでのブレイク落ちが続いてました。春TでもGeminiでもQDOでも冬Tでもバブル落ちし、年内に一度はブレイクしようと狙いを定めていたRyoso Cupでも1pt足りずにブレイクできず、ちょっと頭がふにゃふにゃしてたのかもしれません。とりあえず色んな大会に出てみたいと思い、年明けに出られる大会を色々と考えていました。その中でも、iTVから幾度も話を聞いていたSIDOは、中国はご飯おいしいし、楽しそうだなーと思ってました。

そんなこんなで代替わりも終わり年が明けました。新年明けて早々、資本主義のシステムに組み込まれている我々はPeach airの年始セールによって消費への欲望を喚起され、気が付いた時にはもうTak2人、上海へのチケットを手にしていました。

Takとは1年生の堀口さんと共に3人でICUTに出ることになっていたので、Asianの形で2月中は沢山練習を重ねました。ICUTは初日は調子が良かったものの2日目で結果が振るわずreserved breakに……。メインブレイクの悲願は叶わず、ぬおおおおんってなってました。(けど、チームワークも良く海外チームと沢山当たれてすごい楽しい大会でした。)

SIDOの厄介なところは、Asianシーズン真っ只中なのにBPなところです。BPを意識してのプレパ練はそこそこしましたが、BPラウンドができたのは1日だけだった気が…。
Roleは僕がLeader/MemberTakDeputy/Whipでした。Asianの時期はひたすらWhipマンだったので、コンスト久しぶりで楽しかったですが、ちょくちょくひどいスピーチをしてSecondTakに助けて貰ってました。

2.SIDOの報告・感想
SIDOですが、結論から言うと、めーーっちゃ楽しかったです。そしてめっちゃレベル高かった(語彙力)。SIDOGFは、いるメンバーだけみたらABPGFよりレベル高いんじゃねっていう。

宿は有元さん&kzmiid&小池しょーま&Takと僕の5人でAirbnbでいい感じの部屋に泊まりました。立地最高で快適で、楽しかった!スーパーで買った冷凍水餃子を毎朝ひたすら食べてました。上海はご飯は安くて美味しく、某焼き小籠包チェーンの焼き小籠包が美味しすぎて滞在中に3回食べました。将来大金持ちになったら、あのチェーン買収して日本進出させますわ。宿は違いましたがWADの久保&MasさんたちやNagoyaのお二人とも一緒に楽しく夕飯を食べました。火鍋を食べに行った際はJPDUの権力構造について目の当たりにしました笑

さて、大会ですが、初日はそこそこ好調でした。R1extensionをきっちり出せてJosua Park1位を貰い、R2Taylorのチームに完敗するも2位をゲット。2日目初戦のR3AI motion、セルビア人オーソリがジャッジ。Takextention1位をゲットしました。

印象に残ってるのはR4です。アロケを見たらびっくり、8ptだったので、とんでもないラウンドにぶち込まれてました。僕らはOOでしたが、COにはR2でも当たった強豪Taylorが…。そして、CGにはMexico WorldsGrand Finalist(MO)だったClyde Welshが!!!シンガポールの超オーソリ、Yarn Shihと組んでの出場です。
(この時、kzmiid&小池しょーまもプルアップでAshishLucas Liをはじめとしたオーソリだらけのトップラウンドにぶち込まれていたのであった…。ORでスピーチできたのうらやま)
MotionはなんとIR…。NATORussian Commonwealthへのsupportを止めるというmotionRussian Commonwealthってなんや…駒場練でもっとIR練習しないと駄目やな…Yarn動画で何度か見てたけど実物も長身クール眼鏡でやっぱかっこええな…って思ってる間にプレパ時間が終了。結局しっかりとしたケースを立てられず、ふわふわっとした話で終わってしまい4位に終わりました。
 Clyde Welshのスピーチは、正直早い&レベルが高くて何言ってるのか頭が全然付いて行かなかったです…。何も見ずに途切れなく話し続ける姿を見て、次元が違う…って思って見てました。
 
 5ptのまま迎えたR4、なんとkzmiidたちのチームがOO、僕らがCOでした。CGWUDC ESL ChampionMikeeのいるPhilipineのチームが…!何であんたら5点ラウンドにいるんやーと叫びながらディベートをしてたら、extensionが出せなくて無事死亡しまし。これにてブレイク落ちがほぼ確定に…。
最後のラウンド、R5OGできっちり1位を取りましたが、中学生チームがOOにいて英語ペラペラですご!ってなりましたとさ。

翌日はブレイクはできなかったものの、トップレベルの試合を見ることが出来て幸せでした。AshishPOIかわいかった。海外オーソリの名前も沢山覚えたので、最近は動画見ながら、お、この人知ってる!ってなってにやにやしてます。

SIDOの感想
さて、ちょっと真面目モードになります。
SIDOに出て思ったことをつらつらと。
①英語力の違い
SIDOでは上海現地の高校生たちがたくさん出場していました。彼らの驚くべきはその英語力。当たったチームはどこも英語はペラペラでした。Extensionを出す力は少し弱かったとはいえ、英語力だけみたら、日本の大会のブレイクラウンドにいるディベータ―たちと同じかそれ以上。日本の環境を当たり前だと思ったら痛い目に合うなと感じました。

BPは楽しい
Asianシーズン真っ只中のBP大会でしたが、すごい楽しかったです。特にClosingでしっかりextensionを出せる時が気持ち良いです。(今回はExtensionTakに頼りっぱなしでした。頼もしいパートナーだった、ありがとう!!)Asianあんまり好きじゃないやーという人は来年是非是非SIDOに出てみて下さい。

③世界のトップディベーターに会える
今年のSIDOは海外オーソリ盛りだくさんで、とても豪華でした。去年のUADC ChampionABP Grand FinalistWUDC ESL ChampionWUDC Grand Finalistなどなど。今年の4月のMDO ChampionHWS RR Grand FinalistSIDOに出てて、大会結果を見たときにおおお!ってなりました。あまりのレベルの違いに無力さを覚えると共に、かっこいいスピーチを見ることでモチベーションがすごい上がるので、定期的に海外大会出ると良いかなと思います。

④海外大会に出るべき
国内での国際大会(ICUTQDO)は出たことあるものの、僕は今回が初めての海外大会でした。正直言うと、もっと早いうちに出ればよかったとすごい後悔しています。特に、夏から留学でディベートを続けるか悩んでいる中で大きな刺激になりました。
観光が楽しい、ご飯が美味しいのももちろん、ディベータ―としてとても良い経験が積めます。SIDOはトップ層のレベルはとても高いですが、ブレイク数が多いので新2年生でもブレイクのチャンスは全然あると思います。費用もアジア圏ならLCCで片道1万円以内に収まることがよくあるので、移動費だけみたら関西の大会に新幹線で行くより安かったりします。

なんとまあ、僕は海外大会の魅力に取りつかれてしまったため、SIDOから帰ってすぐまたもやTakを誘ってTDOに出ることになりました。(これ書いてるのは出発前日です笑)
後輩には海外大会出なよ!ってしつこく言うかもしれませんが、騙されたと思って一回出てみて下さい。

以上、色々書きましたがSIDOはレベルも手頃で、Oxfordから来るたくさんのオーソリに会える上、手ごろな値段で上海もエンジョイできるのでお勧めです。来年以降興味持った人は是非参加してみて下さい!

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