the Kansai 感想 by ピーターさん〜お肉食べない方がいいよねmotionの前夜には焼肉食べていました〜

こんにちは!今日は更新率やばめな有田です!
今回は引き続きthe Kansai 2018の感想をピーターさんに書いていただきました!
社会人になられてとてもお忙しいなか、私の無理なお願いにお応えしてくださり、本当に言葉がありません。
ピーターさん版食べログになっておりますので、ぜひみなさま打ち上げなどの参考になさったください!
それではどうぞ!

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UTDSブログ読者の皆様、こんにちは。
UTDS OBのピーター(24歳男性・仮名)です。
ブログ担当の有田さんからザ関西の感想文執筆を依頼していただき、遅くなるかもしれないけどということで受けさせていただきました。GWの9連休を利用して書こうと思っていたにもかかわらず、昼から飲んだりひたすらアニメを見ていたりしたらすでに6日を消費してしまっていたところ、有田さんから絶妙なタイミングで催促いただいたので新幹線の中で書いています。有田さんはじめ担当者の皆様にはご迷惑おかけしました。申し訳ありません。

さて、怠惰な僕の私生活はともかく、ザ関西の感想を書きます。6年間のディベート生活を壮大に振り返ろうとも思ったのですが、新幹線が着くまでにとても書ききれないので短くザ関西のことを振り返ろうと思います。ディベートを初めて数年間の思いについては4,5年前にUTDSブログですでに書いたはずですので、良ければそちらもご覧になってください。

1. ザ関西に出るまでの経緯
ザ関西は例年年度末に関西のどこかで開催されるAsian styleの大会で、ICUTと前後することはあれど年度の締めくくり的な位置づけにあります。その大会の持つ意味合いは当然人によりけりですが、4年生やM2(大学院修士課程の2年生)にとっては学生として(あるいは人生で)最後の大会になることも多いです。多分にもれずM2だった僕にとってもパートナー2人にとっても学生最後の大会という位置付けの大会になりました。

大会に出ることを決めたのはかなり前です。去年の初夏くらいですかね。具体的な日付は覚えていないのですが、UTDS同期の溝上(以下、みぞとする)と近所のもつ焼き屋「じんちゃん」@本郷三丁目(脚注1)で飲んでいた時に最後に同期ディベーターで出ようという流れになり同じく同期で東工大の榎本(以下、えのしんとする)に電話をかけたのがきっかけだという覚えがあります。

話はそれますが、この「じんちゃん」というお店、一度行くと病みつきになって就職しても離れないために引っ越すのをやめるほど美味しいもつ焼きを出してくれるので読者の皆様はぜひ足を運んでみてください。一見さんだと少し入りにくい感じがしなくもないので僕に声をかけていただければご案内します。「じんちゃん」に行くとディベートがうまくなるという噂もあったりなかったりします。

2. 大会の思い出
去年チームを結成してから大会当日まではザ関関連で特筆すべきこともないのですっ飛ばします。強いて言うなら春セミ中にレクチャーをやっているパートナー2人のところに行って2回ほどプレパ練をしたことですかね。えのしんとは練習でも組んだことがほとんどなかったのですが、プレパが相当うまくいったのでこれはいけるんじゃねって気がしていました。

予選は3人でラウンドを回すのが初めてだったので、えのしんのLeader、みぞのDeputyのあとにどんなWhipをするのが効果的なのか模索しながらの4ラウンドでした。結局、うまいまとめはみぞがReplyでしてくれるので反論に全振りしてみぞがあまりしないような丁寧すぎる反論をしとけばいいかーっていう月並みな結論になり、一日目が終わりました。

予選終わりは、オープンで3勝はしていたので、ブレイクはするだろうな、とはいえ4勝していたらいいなーと思いつつ、取った宿の近くの焼肉「ごっこや」@京都市役所前駅(脚注2)でブレイクアナウンスメントを待機しました。この焼肉も食べログの評価が少なくあまり点数には反映されてないのですが、コスパ良く結構美味しいお肉が食べられるので関西の皆様や京都の大会に行かれる皆様にはおすすめです。特によかったのは牛タンと、生レバー(生で食べていいとは言っていない)(ダメとも言っていない)って感じのメニューです。ぜひお試しください。

決勝ラウンドで個人的に思い出に残っているのは準決勝です。相手のLove Sexy Tax Havenのお三方はこの6年間で何度も対戦したり、ジャッジしたりされたり、特に下級生の時はオーディエンスとして見て勉強させていただいた先輩方だったので、ただ強敵である以上にやる気が出ました。サイド運やパートナーの最高のスピーチにも助けられながら、自分も大会の中では一番納得のいくスピーチができて勝ちをつかむことができたので素直に嬉しいラウンドでした。

決勝は育てた豚の肉を食べるとか食べないとかの論題で、昨日も焼肉たくさん食べたなーとか思いながらプレパしていたら大会で一番のしょうもないスピーチをしてしまいました。本当に恥ずかしい。それも含めて自分なので(イケボ)、動画消せとかは言わないですが、参考にはしないでくださいね。結果は1票差の辛勝で一応有終の美を飾ることができたのかなと思っています。特にえのしんは初優勝ということでチームメイトですが心からおめでとうと言いたいです。

優勝後の打ち上げは居酒屋「クウカイ」@神宮丸田町駅(脚注3)で行いました。日本酒が美味しくそれにあった料理を出してくれる良店でした。おばんざいも食べられ京都感もあります。

3. 大会を終えて思うこと
ここまで読んでくださった皆さんはお気づきの通り、僕は決してディベート命でディベートのことだけを考えてやってきたようなタイプではありません。練習に行くときも大会に行くときも、そこで久しぶりに会える友人と近況トークをすることや終わった後の打ち上げをディベート自体と同じかそれ以上に楽しみにしているような人間です。自分がやっているのだから当たり前ですが、そういう楽なスタンスでディベートをするのも大いにありだと思います。最後にそういうディベートとの付き合い方をするためのコツのようなものをいくつか紹介したいと思います。

① ある程度ディベートもジャッジもできるようになっておく
これがある意味一番大事かもしれません。楽なスタンスっていうのと矛盾するように思われるかもしれませんが、趣味(特に競技性のある趣味)を楽しむ前提としてある程度うまくなるっていうのはあると思うんですよね。サッカーを趣味にするのにドリブルやトラップが人並みにできないんじゃ話にならないしチームメイト(その人たちも趣味程度だとしても)に迷惑かけますよね。ギターを趣味にするにしても最初は豆をつぶすくらい練習しないとまともに弾いて楽しめるようにはならない。スマブラやるにしてもまずは全キャラ出してからみたいなとこあるじゃないですか。

じゃあどうすればいいかというと、一度本腰を入れて半年や1年取り組むことです。本腰っていうのは、とりあえず毎日のようにラウンド練をしてスピーチをまあまあ形になるようにしたり、一通りのトピックについてすぐに議論が出てくるような引き出しを作ったりです。かなり大変です。兼サーでは無理じゃないけどなかなかきついレベルだと思います(僕は他のサークルやめました)。自分の場合2年生の1年間がそれで、2年生の後半でやっと国内の大会なら大体ブレイクはできると言えるような状態になってきました。

ディベートは正直言ってとっつきやすい部類の趣味ではないと思います。最低限と言われることをマスターするのにはある程度時間がかかるし、遠征して大会に出るのにはお金もかかります。ただその壁をいったん超えてしまえば、そこまで練習しないで大会に出ても衰えこそすれそこそこ楽しめると思います。練習すればより良い結果が出るかもしれません。

② 試合の勝ち負けじゃないところに楽しみを見つける
ディベートを趣味として楽しみたいという人ならばすでに見つけている方がほとんどだと思いますが一応。端的に言うと「友達を作ること」と「運営に関わる」ことだと思います。

前者はまあ、頑張ってやるようなことではないので割愛して、運営の方ですね。運営って近年だと大変でただ批判されるばかりの損な役回りというイメージを持っている人も多いと聞いて残念な気持ちになっているのですが、そんなことはありません。運営楽しいですよ! TDから当日コミまで求められるスキルや仕事量が違ういろんな職種が開かれていますし、ディベートのうまい下手に関係なくディベートのコミュニティに居場所を確立できる最高のツールです。さらに根っこのところからコミュニティに貢献したければJPDUに入るのも一つだと思います。JPDUもめっちゃ楽しいです。

最後はUTDSブログなのにJPDUの回し者になってしまいましたが、言いたいことはディベート楽しいので自分に一番あった関わり方を見つけながらぜひ続けてみてくださいということです!ここまで読んでくださった皆様ありがとうございます!

脚注(ザ関西優勝にあたってお世話になったお店たち)
1. じんちゃん(本郷三丁目駅)
https://tabelog.com/tokyo/A1310/A131004/13114147/
2. ごっこや(京都市役所前駅)
https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260202/26014660/
3. クウカイ(神宮丸田町駅)
https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260202/26017556/




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