会長ブログ最終話!

どうも、昨日のUTDS総会で、随分久しぶりに先代の天才ブログ担当でいらっしゃる幸松先輩に会い、いつも通り華麗な自虐で軽妙に笑いを取る姿を見て、あー先輩についてこのサークルに入ってよかったなあしみじみ、としていると、今冷静にパソコンの前でブログを書くタイミングになってみると、「この一番書きにくい最終話システム作ったのはあの幸松先輩のせいじゃねえか!」と、急に不満が湧いてきた今日このごろの旧ブログ担当の得永ですこんにちは!来年のブログ担当からは、きっと同じようにこのイントロシステムに対して不満が止まらないのでしょうね。それを考えると今から笑いが止まりません。ちなみに、後輩へのアドバイスとして、新ブログ担当にイントロ30連発という課題を課したので、きっと次回からはこの68点スピーチではないブリリアントイントロが読めると思うので、楽しみでしょうがないですね!!(自分の代じゃなくなったと同時にハードルあげまくるクソ先輩ww)

さて、というわけで、一昨日全一年間の自分のイントロを読み直して、「コイツ、面白えなあ...」と自分で思ってしまったどうしようもない自己愛は置いておいて、今日は、会長ブログの最終回を書こうと思います!(今日はイントロみたいな内容しか無いので、無駄話のコーナーが異様に長いですよ!!)(会:それはいつもだろ!(最終回だからと他大(神戸大学)の好評なブログスタイルを積極的にパクって行く最低のブログ担当。)


さて、最終回なんですけど、特に書くことがないなあ。というのが正直な所です。いかんせん、例えば僕のディベーターとしての1年間を振り返りようにも、春TでまぐれジャッジブレイクとADIでまぐれ海外ブレイクをしてからは、なーんにも実績をあげられませんでした、おしまい!というつまらない記事になりますし、(ここで僕の今年のベスト記事を上げておくと、やっぱりダントツで春T感想になりますかね。この記事を書いたときの僕は、もはや僕ではない、と思います。ずーーーーーーーーーっと夢にまで見た、叶えたかった目標を、人は叶えると人はここまで嬉しいんだな、という、本当にディベートをやっててよかった、と思える記事だと思います。自分は実際この記事を読んで何度も感動してますw(会:そっからの半年以上のブログはなんだったんだ)あと、いつも通り説教なりディベート語ってもいいですが、まあ前回の土筆感想とか、Novice感想とかでそれは十分ネタ被ってる気がしますし、(自分と組んだら国内の学年大会にブレイクしなかった後輩が、1年生同士組ませた瞬間海外ブレイクしたとか言わなーい!だから説教する記事が書きにくくなったとかも言わなーい!)同期への感謝とか代替わりへの熱い気持ちを語ってもいいんですけど、その観点ではあの感動の前々回のささまりブログに勝てない気もしますし。


と言う訳で、書くことも無いので、ここで妙案として、ここで公開引き継ぎ書を書いちゃいたいと思います!(会:1年間お前のブログは自由過ぎたよ)今日はここで、ブログ担当とははたして何なのだろうか。ということについて考えてみたいと思います。

さて、ブログ担当って、果たしてなんなのでしょうか。昨日幸松さんと二人で愚痴っていたのですが、ブログ担当はもはやUTDSではExco(執行部)でもありません。完全に部から独立した、はっきりと言えば見捨てられた存在です。その割には、意外と負担は重く、読む人もそんなにいないのに大会の度に、何か大きな行事のたびに、毎回毎回記事を書かなくてはいけませんし、写真を撮らなければいけませんし(会:お前は一枚も撮ってないけどな!)、しかもいい記事を書くためにはやはり先輩方の思いや、同期の努力、後輩の成長する姿を逐一見守らなければならないので、大会だけではなく日々の練習にも行かなければならず、正直”部畜”と呼ぶにふさわしい、圧倒的なUTDSへの愛がなければつとまらない、なかなかハードな仕事だとは思われます。では、その膨大な時間、手間、面倒、恥までさらして(会:それはお前だけだ。)ブログ担当には一体何が出来たのでしょうか?


僕が思うに、ブログを書く、ということは、歴史を叙述する、ということだと思います。ブログ、というのは、無機質な単なる”成果”を血の通った”記憶”にすることの出来る唯一の営みであると思います。

例えば、僕がエクスコだったとして、「会長はジャッジ資格あるのかなー。ないわ、ADI以外ブレイクしてないもんw」ということを調べるだけなら、ブログなんていりません。我らが偉大な先輩がお作りになった、UTDSホームページの「UTDSの実績」の表をスクロールすれば(会:他大ももっと実績をまとめるべきだと思う。)、ものの数秒で全部の実績を確認することが出来ると思います。加藤さんの偉大さを調べるのだって、佐野さんの偉大さを調べるのだって、UTDS強いなーって思うためだけなら、本当にものの数秒で10年間に及ぶUTDSの実績はスクロール出来てしまう、と思うのです。

もちろん、それだって大事なことです。くわは「ジャッジ呼ぶ時本当に助かったわー」と言っていましたし、そういうインフラが整っているUTDSは、本当にいい部活だな、と思います。でも、それだけで本当にいいのでしょうか?それだけで本当に10年間に及ぶUTDSの歴史を捨象してしまってもよいのでしょうか。

僕は、違うと思います。それがまさにブログの存在理由だと思います。つまり、あの実績の表の、1行1行の行間を埋めていく作業、もしくは、あの実績の表に入りきらなかった努力や涙を残しておく場こそが、ブログだと思うのです。


この一年間、我々はブログから何を感じたでしょうか。少なくとも、僕は、努力の報われる姿、報われない姿、それに至る試行錯誤、そこに伴う感謝や様々な感動を見てきました。

色々な人にブログをお願いしてきました。そのどれもが、それぞれに素晴らしいものだったと僕は思います。海外大会に行って、観光楽しかったよーという思い出を語ってくれた人もいました、全然訳の分からない英語に、悪戦苦闘した人もいました、決勝にあと少しでいけなかった悔しさから、激しく悩み、どうしたらいいのかの解決策を論じてくれた人もいました、ディベートに対する熱い思いを書いた人もいましたねえ、どうやって勝ったのか、成功体験を描写してくれた人もいましたし、ディベート理論を熱く語ってくれた人もいました、でも一番多かったのは、長い苦労が報われたときの喜びだったかなあ、大変な重圧との戦いの日々を書いた人もいたなあ。

こうしたブログから分かること、というのはとてもユニークな大きなものなんじゃないかなあ、と思う訳です。何故なら、ブログには、その人の思考、感情、試行錯誤プロセス、表現が全てそのまま出るから、あとに読む人々にとって、本当の意味で参考になるものなんじゃないかなあ、と僕は思う訳です。


幸松さんが「佐野や富永でさえ、 今こそスーパーディベーターではありますが苦しんだ時期がありました。」、と去年いつも書いておられましたね。「うっそだー」と思いましたが、ブログを読んでみると、あの偉大な先輩方でさえ悩むところが分かる訳です。僕は暇なので、今までのUTDSブログとヤングマンさんのブログは全部読破しているのですが、先輩方が、試行錯誤し、伸びていく姿、でもそれと同時に、楽しそうにディベートをしている姿、観光をしている姿がそこには写っているので、僕たちは先輩の昔の姿さえも間近に感じることが出来、僕たちは先輩の歩いた道を追いかけられる気がするのです。



1年間、短い間でしたが、ブログ担当を務めさせていただきました。本当に何も知らない所からのスタートで、先輩方には様々なご迷惑をおかけしたなあと思うことはしきりです。無理なことをお願いしたことも多かったかもしれません。

何も実績も無く、どこの馬の骨かわからない自分を拾っていただき、しかもこんな駄文を長々と書き続ける微力な僕を、一年間黙って見守り続けていただいて本当にありがとうございました!それどころか、時に優しい言葉をかけていただき、時にブログをほめていただきありがとうございました。先輩方の言葉、原稿、反応がそのまま僕のモチベーションでした、本当にありがとうございます!

同期も本当に今までありがとう。写真もいっつも撮ってくれるし、たまにめちゃくちゃ書いても温かく見守ってくれるし、結構原稿を散々頼んでたと思うのですが、本当にみなさんの協力のおかげで無事代替わりまで(カメラも買わずにw)務めきりました、あとふなTいつも校正してくれてありがとう!

後輩たちも、わりとめちゃくちゃな書き方とか説教臭かったかもしれないけど、たまに読んでます、とか原稿締め切り守っててくれたりとか本当にありがとうございました。多分読んでないと思うけど、もし読んでたら、こんな訳の分からない代のブログ担当もいたなあ、と温かい目で見てくださいw

最後になりましたが、このブログを読んでくださった方々、温かい言葉をかけていただいた方々、このブログが視覚情報として認識されたことによってなんらかの反応が起こった方々全てに、謝罪と、感謝の言葉を述べたいと思います。僕がたんに我が儘に書き散らしたことの反応が、いつも返ってくる、本当に楽しい仕事でした。みなさんが褒めてくださったり、感想を言ってくださったりしたこと、またはこのブログの評価の噂が、本当に力になりました。今までこんな駄文を飽きもせずに読んでいただき、もう感動です、ありがとうございました!



さてさて、次回からブログ担当は変わり、新しいブログ担当は青木大樹君に変わります。主食はうどんでお馴染みの、うちの1年生の代で一番素直で、素直すぎて相手の話に全部うっかりうなずいてしまい、refuteが思い付かないのが悩みの本当に純粋な奴です。こんな時代にセンターで政経倫理というよく分からない科目をとって、経済オンチばかりの僕たちを理系ながら引っ張っていってくれている純粋暴走野郎なら、きっとこのブログをいい方向に引っ張っていってくれると思います、次回更新をお楽しみに!

ではでは、以上、先輩からの圧力で個人ブログ開設が噂されている(万が一作ったらここにはります!)旧ブログ担当でした。


平山と青木と僕。
3人ともUTHですね!





コメント

匿名 さんのコメント…
会長さま
1年間のブログ担当お疲れ様でした。いつも楽しく読ませていただきました。広角ワイドな目配りと心遣いにお人柄が偲ばれました。今後のご活躍を楽しみにしています。
旧ブログ担当 さんのコメント…
本当にありがとうございます!

いつもいつもふざけてばかりでしたが、楽しんでいただける人がいたなら、何よりの喜びでございます!1年間ありがとうございます!!