BP Novice感想③

今日は、あのぱによしのディベート人生最高の晴れ舞台です!

こんにちは。UTDS2年の谷吉一樹です。本日は、遅ればせながら111718日に行われたBP Novice2012についての感想を書かせて頂きます。
BP Novice
は、僕にとって全大会の中で一番思い入れのあった大会で、その大会でSemi-finalistをとることができました。今回のブログでは、大会までの練習、大会でおもった事などつらつらと書きたいと思います。

1.
何故BP Noviceが思い入れのある大会なのか
2.
チーミング、練習などで感じた大会までの苦悩
3.
大会の経過
4.
大会を終えての感想

1.
何故BP Noviceが思い入れのある大会なのか
僕は、実は1年前にもBP Noviceに先輩と出させて頂きました。大会までの練習は、かなり周到にやって(学園祭も途中で抜けてプレパ練してたのはいい思い出です)臨んだつもりでした。しかし、結果はブレイク落ち。先輩と組ませていただいたのに、負けた(他の先輩後輩ペアは皆ブレイクしていたのに・・・)というのは僕にとって本当に悔しく、自分の力量の無さを痛切に感じた大会でした。
そのため、「来年のBP Noviceでは後輩を引っ張って絶対にブレイクする!」という強い思いが僕の中にありました。どんな大会よりも、この大会が一番僕の中で大切な大会でした。そういった経緯で参加申し込みをしました。

2.
 チーミング、練習などで感じた大会までの苦悩
チーミングでは、僕は会場キャップがあったら出場出来ないUTHというチームになりました。直近の大会であまりにしくじってしまっていたので、この結果でも仕方ないと受け止めましたが、「もしかしたら出られないかも」という不安がいつもつきまとっていました。
同時に、練習でも初めは全く上手くいきませんでした。言っていることが分からない、Extensionがとれないといった厳しい声が聞こえ、UTDSを代表する名ジャッジ船渡も「このチームはやばいと思った」と絶賛する最悪のチームでした。
そこで、僕がとりかかったのは、パートナーの溝上の特訓Closingの戦略構築自分の詰め込めるマター量、及びパッケージの改善でした。については、元々銀杏杯等で輝かしい成績をとってきた溝上だったので、僕の1年の頃とはそれはもう比にならない位上手かったのですが、型で混乱しているというのが課題でした。せっかくいいことを言っているのに、ジャッジにはとってもらえないというのはとてももったいないので、僕は、フィロソフィの立て方、Whipのやり方をプレパ練やスピ練のマンツーマン指導をし、悪い所を矯正するという作業を2人の共通の空きコマを全て使う勢いで続けました。その吸収力は本当に凄くて、フィロソフィを教え始めた直後の紅葉杯や、練習を続けた後の土筆杯でも、チームプライズやスピーカープライズで好成績をとってきました。Whipに関しては、NAスタイルにはない初めての経験だったのでだいぶ苦労しているようでした。最後まで悩んでいるようでしたが、練習を通して見違えるように上手くなり、大会1日前に「型は見えました」とメールをくれました。については、自分としてもClosingがモヤモヤしたものがあったので、戦略を立て二人で共有しました。結構頑張って書いたのですが、会長に「さくちゃんのWhipまとめのほうが100倍いい」と言われすごく悔しく、さらに色々な部分を補強し、チームとして勝ちにつながる分析が出るようになってきました。については、溝上には色々言いつつ自分が負けてはいけないという危機感と大会への思い入れから、プレパ練やスピーチ練、シャドーイングを続けました。シャドーイングについても、岩田や会長から、「あの効果のないやつでしょ?」と言われ、またもイラッと来ていましたが、Fluencyのない完全純ジャパの僕には何か効果があるだろうとずっと続けていました。
こうした練習を重ね、大会キャップもつかないことがわかり、大会に臨むことができました。

3.
 大会の経過
予選ラウンドで特に印象に残っているのは、クローズラウンドとなった34ラウンド目です。
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2ラウンドは1位・2位の5点で終えることが出来、まずまずの結果だと思いました。しかし、3ラウンド目、ラウンドレベルはJPDUトーナメントと同じ位のハイレベルとなりましたが、Closingに残っているネタは全くなく4位となってしまいました。とはいえクローズラウンドなので、4位かどうかは分からず、「後が無い」というプレッシャーの中で4ラウンド目に向かいました。4ラウンド目は、まずまずのアーギュメントを立てることが出来、1位かな?位の感触で終えました。とはいえ、特にBPは何があるか分からないのが面白くもあり恐くもあり、で不安な夜を迎えました。
そして翌日、僕は、「ブレイクしてなかったら泣きながら帰って溜まっている学校の宿題を渋谷のカフェでやって現実逃避をする」という気概のもと、会場に向かいました。そしてブレイクアナウンスメント。結果は、、、、なんと15位ブレイク。UTHの文字が出てきた瞬間は、「え、UTHって俺らだよね・・・・?だよね?」という微妙な反応をしてしまいましたが、これはかなり嬉しかったです。
ブレイクラウンドでは、知識がより必要とされるモーションが多くなりましたが、UTDSでも1,2を争う知識人の溝上と、それなりにリサーチを重ねてきた僕が協力しあい、きわどい試合をなんとか切り抜けなんとかSemi Finalistまで行く事が出来ました。Semi Finalでは、3ラウンド目と同じ悲劇が起こり、「Closingにネタがない!」ということになり負けましたが、マターファイルをフル活用し、言いたい放題大衆の前でスピーチして帰ってきて、さらに溝上も、史上最高のWhipSemi Finalで出してくれたので気持よく終えることができました。

4.
大会を終えての感想
思い入れのあるBP Noviceでブレイク出来たことは本当に嬉しかったです。同時に、多くの人のおかげでこの成績がとれたと考えています。色んな課題を押し付けたけれど全部吸収して成長してくれたパートナーの溝上、一番自主練をジャッジしてくれていた名ジャッジ船渡、僕をけなすことでむしろやる気を奮い立たせてくれた会長や岩田、いつも自主練に付き合ってくれた同期や後輩の皆、ジャッジに来て下さった先輩方、Facebookで応援をくださった文さん、キャップがつかないよう大会場をとってくださったパニさんはじめコミや会場提供校の方々、、、、たくさんの方々のご協力があってこそのこの結果だと思います。
この大会での結果に甘んじず、未熟だった点を反省して次の大会に臨みたいと思います。
就活や勉強があり、これから参加できる大会は限られていますが、出られる大会は全力でぶつかります。また、自分の拙い知識でも必要とされているなら、出来るだけ多くの後輩に伝えていけたらと思っています。これからもよろしくお願いします。
 
 
 
 
 
ブレイクを決めた時の最高の笑顔
 

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