pre-Gemini & Gemini杯報告

今回はぶれても決まってる部長の表彰シーンからスタートです!


どうもこんにちは!ひと月ほどブログを更新していなかったのは、きっと怠惰ではなく堕落でもサボリでもなく、ジェミニ杯へのアツい想いからだったという風な好意的解釈を強く望んでいる得永です!あまりダラダライントロを書いてしまうと、のっけから悔しさ全開の残念な記事、または反省文か懺悔文に近いものになってしまうので、とっとと本題へ移りたいと思います!


今日は、6月3日にICUで開かれたpre-Gemini杯、10日は一橋大学、11日はICUで開かれたGemini杯についての報告を一気にしたいと思います。


まずpre-Gemini杯です。pre-Gemini杯というのは、Gemini杯の一週間前にGemini杯に向けての前哨戦かつウォーミングアップかつ模擬試験として、Gemini杯が運営する練習大会のことです。練習大会とはいえ大会なので、きちんと表彰もある大会なのですが、UTDSからも多くのチームが出場し、

UTA9位で入賞!
大川Best Speaker!という結果になりました。本当におめでとうございます!!
これはジェミニの写真。名前が輝いてますね!


さてさて、続いて早速本題に移りましょう。今日は、Gemini杯についての報告をしたいと思います。Gemini杯というのは、毎年IXIA(ディベート界チーフ連合)主催で開かれる2年生最強決定戦大会のことで、学年のしばりがある大会としては、最後となる、まさにその世代の最強ディベーターを決める最後の大舞台として、全大学がしのぎを削る非常にアツいアツい大会のことであります。

そして我らがUTDSからは、
UTA:井口・櫻井・仲地
UTB:石井・井上・韓
UTC:大川・角田・野口
UTD:谷吉・持田・渡辺
UTE:岩田・佐藤・高橋(万)
UTF:高村・船渡・三澤
UTG:高橋(正)・得永・橋本
UTH:石橋・今野・佐々木
UTI:李・牛川・田中
の9チームが出場し、さらに先輩方の多くがDCAや提供ジャッジやオーディエンスとして活躍してくださいました!!

チームがしっかり機能したUTC

華奢な体でガンガン猛獣二匹を操縦したUTG
それぞれのロールがキマっていたUTH

Iながら、努力とチームワークでしっかり三勝したUTI

そして結果の方ですが、UTF16位ブレイクOct-Finalist!
多忙な二人を率いて見事ブレイクしたUTF
UTD11位ブレイクOct-Finalist!
地味に強いが、それがいいと絶賛されてきたUTD。貫録のブレイク
UTE9位ブレイクOct-Finalist!
いわTのいい笑顔でいい感じにブレイクのUTE

UTB8位ブレイクQuarter-Finalist!
あっちゃん率いる頭脳の競演UTB
UTA2位ブレイクQuarter-Finalist!
桑・仲地・櫻井と、無敵の布陣のUTA

と、なんと5チームブレイク!!他のチームも、いずれもブレイク圏内に残るという、UTDSの2年の層の厚さを見せつける結果となりました!!

さらに個人としても、大川10th best speaker、またジャッジとしても加藤さん井上文さん佐野さん金親さんがジャッジブレイクをするという大活躍の結果となりました!!


さてさて、そろそろ自分の感想を通じてブログの記事を水増しするコーナーなのですが、割と今回は書きにくいなあというのがまず最初の感想ですね。

「なんで予選ラウンドのうち2試合とも優勝候補またはチャンピオンに当たらなきゃいけなかったんだ...、TabのせいだTabのせいだTabのせいだああああ!WAD AもICU Aも両方葬式みたいな空気になるくらいまでボコボコにしてやったのにい、絶対勝ったと思ったのにい、ってか両方ともすごくクロースだったのにい、くそう口惜しいよう悔しいよう!!」

みたいな感想になってしまうので、非常にまあ情けないというか、やはり結果が大事なのであって、UTBがICU Aに当たってもしっかり勝ってしっかりブレイクして、ブレイクラウンドでいいラウンドを見せてくれたことを考えると、負け犬の遠吠えしか書く事がないブログ担当がいくらなんでも職権濫用してそんな記事を書く訳にもいかないので、僕はGemini杯そのものよりGemini杯に至るまでの話を書く事を通じて、何となくUTDSのこの時期の広報になればなあ、と思います。


Gemini杯のチームメンバーが決まるトライアウトが行われたのは、僕が春Tのジャッジングの練習に明け暮れる4月中旬の頃でした。この頃、僕のディベートに対する自信は地に堕ちており、かつトライアウトへの自信も今までの結果から全くありませんでした。

ただ、今回は今まで僕がずーーーっと成果が出せていない自信の無いPMスピーチトライアウトではなく、ラウンドトライアウトの形だったので、正直「これで試合に出られなかったら俺はいつ試合に出られるんだろう...」という悲壮感と、意気込みが始めからトライアウトにあったことも否定出来ません。

そして結果はUTG。仕方がない結果ではありました。ただ今回割と我々UTGは、Gにしては意外にも自信もありました。というのも、パートナーの一人は橋本、Asian道場から組んでいる気の知れた仲間です。そしてもう一人のパートナーは高橋まさあつ。UTDSきっての名ブレーンであり、脳みその回転速度でいえばトップクラスではないかと思われるパートナーです。今回ブレーンとスピーカーが綺麗にそろったいいチームだと結成当初から言われていました。

最初はちっとも上手く行かなかったのですが、まさあつの鬼指導、レクチャー、そしてトミーさんのロールを変えてみたらというアドバイス、さらにまさあつがArgumentのオーガナイズからRefuteから全てを考えるという斬新なチームスタイルによって、うちのチームはどんどん勢いに乗り、ついに部内戦では負けなしという勢いに乗るチームへと成長していきました。

俺がまさあつの考えた事、というか原稿、というかまさあつがプレパ中に言った事をそっくりそのまま前で言ってきたら、リヒュートの天才まさあつがどんな敵に対してでも瞬時にバカにしながらリヒュートし尽くしてくれて、コバンザメの天才橋本が適度にまとめて帰ってきてくれるという安心感は、ラウンドをただのスピ練の場にしてしまうくらいの安心感を僕に与えてくれました。

pre-Geminiは僕がしくったせいで17位に終わり、Geminiもまあ、ご覧の結果とはなってしまいましたが、このGeminiにいたるまでの練習の過程というのは、割と僕のディベーター人生にとって大きな変化と成長をもたらしてくれたのではないかなと思います。

たとえばスピーチスタイルが大きく変わり、落ち着いたデリバーを心がけるようになったのもここからですし、そもそもロールが変わりましたし、stake holderの考え方を強く意識し始めたのもこの大会からですし、自分がいかに基礎のArgument作りをこれまで人に丸投げしてさっぱり考えていなかったかということを自覚したのもこの大会でした。(まさあつごめん)


僕が今回少し長めの尺を使ってこの記事を書いたのは、このような色々な問題に、どこのチームも自分達なりに立ち向かった結果、やっとの思いでもぎ獲ることができたのがこの5チームブレイクという結果だと思うからです。ともに練習し、ラウンドを見る過程で、どこのチームも本当に努力していたと思います。Geminiのトライアウトで加藤さんに言われた言葉は、きっと未だに部員の一人一人に、深く深く刻まれていると思うのですが、そのUTDS全体の危機感と、UTDS全体の一体感が、僕はこのUTDSの層の厚さと強さをもたらしたのだ、と信じて疑いません。UTDSには弱いディベーターはいない、ということが証明されたと思います。今回仲間が5チームもブレイクしたことは、僕にとって誇りでもあります。が、正直、全チームブレイク出来たのにな、という悔しさが無い訳ではありません。


今回は多くの人にブログ執筆を依頼しました。色々なチームの葛藤や努力がそのまま伝わる記事になればいいなと思っています。ご期待ください!それでは、以上ブログ担当でした。

コメント

匿名 さんのコメント…
お疲れ様です。
悔しい結果になったかもしれませんが、努力の姿勢は素直に尊敬しています。
次の記事も楽しみにしていますので、頑張ってください
ブログ担当 さんのコメント…
ありがとうございます。

悔しかったものの、悔いのない試合が出来てよかったです。ディベート界の壁はなかなか厚いですが、もう少し頑張りたいと思います。

是非是非、明日以降の我々二年生の記事も楽しみにしていてください!
匿名 さんのコメント…
クソ悔しいーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーlーーーーーーーーーー
全然イケタのに・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ブログ担当 さんのコメント…
残るのは結果だけだからな。

表彰台に載せてあげられなくて申し訳ない。


もうちょっとドヤ顔の記事を書きたかったなー、ハハ。